特長
いくつかの系統に分けられており、それぞれ雰囲気が異なりますが、いずれも上品な佇まいを漂わせます。日本はヤマユリやササユリ、テッポウユリなどが自生。園芸種には、オリエンタル系(オリエンタル・ハイブリッド)とスカシユリ系(アジアティック・ハイブリッド)があり、色あざやかで華やかなのが特長です。
ユリの育て方・栽培のポイント
球根が大きくなると分球するので、分割して植えなおします。種類によっては、木子やムカゴができるので、それで殖やすこともできます。球根を掘り上げて保存する場合は、乾燥させないようにオカクズなどに入れて保存しましょう。
栽培カレンダー
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花時期
植えつけ・植えかえ
施肥
置き場所
日当たりの良い所(テッポウユリ系やスカシユリ系、そのほかヒメユリなど葉の細いタイプ)。半日陰(オリエンタル系やヒメサユリなど葉の広いタイプ)
水やり
春~秋は土の表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。秋~冬は、乾燥ぎみにします。
コンテナの場合は、底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植えつけ
多湿に弱いので、水はけ・通気性が良く、適度な保水性のある場所に、元肥として、『マグァンプK中粒』など緩効性肥料を混ぜ込み植えつけます。
植えつけの適期は秋です。
マグァンプK中粒
肥料
生育期間中は1週間に1回、液体肥料『ハイポネックス原液』を水で500倍に薄めてを与えましょう。
ハイポネックス原液
花がら摘み
花が咲き終わったら、花首から摘み取ります。
株分け
株の上部を根の長さと同じぐらいに切りつめ、2~3個の芽がつくよう切り分け、植えつけます。
病害虫
害虫:ワタアブラムシ
病気:球根腐敗病、青かび病、湿度の高い時期に起こりやすい葉枯病、もっとも厄介なウイルス病