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【観葉植物】春から育てる観葉植物10選!基本的な栽培方法やおすすめをご紹介

【観葉植物】春から育てる観葉植物10選!基本的な栽培方法やおすすめをご紹介

春は気温が徐々に暖かくなり、お花見シーズンを迎えたり、街路樹の新緑が鮮やかになったりと、明るい気持ちになってくる季節です。新入生や新社会人のように新生活をスタートさせる方も多くなり、新しいことを始めたくなる季節でもあります。

観葉植物も寒い冬を越して春を迎えると、花を咲かせたり葉を大きくしたりどんどん生長します。春から育てるとうまく生育しやすいため、初めて観葉植物を育てる方にとっても難易度が低くなるおすすめの時期です。観葉植物の基本的な栽培方法や、春から育てるおすすめの観葉植物をご紹介いたします。

目次
屋内観葉植物

動画でわかりやすく! 三上真史の趣味は園芸ちゃんねる/スピンオフ企画【観葉植物の時間】

04:パキラを大きく・太くする方法

春は観葉植物を育てやすいシーズン

出窓_グリーン

春シーズンは観葉植物を育てやすい季節です。その理由についてご紹介します。

観葉植物の生育期に入る

春は植物が生長期に入るため、環境の変化があっても育てやすい季節です。植物は一般的に一年の生育サイクルがあり、冬の寒い時期には生育スピードが緩やかになる、または完全にストップします。そして春シーズン以降、暖かくなってくると、植物たちは生育期に入るため、茎が伸び、葉が大きくなり、花を咲かせたりします。

生育期は環境の変化にも耐えやすいため、サイズが大きくなった植物の鉢を植え替えたり、新しい株を植えつけたりすることも、この時期に合わせておこないます。

観葉植物には耐寒気温がある

冬の寒い時期に新たに育て始めると難易度があがり、観葉植物が枯れてしまう可能性があります。

一般的な観葉植物の育てる最適な気温は、最低気温は10℃前後です。観葉植物の種類によっては0℃くらいまで耐えられる観葉植物もありますが、水やりの頻度を調整することや、日当たりなど気をつけたい点がたくさんあります。

観葉植物は市場に流通しているものは丈夫で、日本の気候でも育てやすい植物が多いですが、基本的には熱帯地域や亜熱帯地域で自生しているため、日本の寒さには向いていません。室内で育てる場合でも、置き場によっては気温が低かったり、暖房の風が直接当たり続けたり、十分な日光が得られないといった可能性があります。

寒い時期に育て始めるより、春からスタートさせて徐々に環境に慣れさせていけるのです。

春は観葉植物を育てるのに最適なシーズン

観葉植物が自生している場所により、日陰でも生長できる種類や、乾燥ぎみにして育てる種類など、育てるポイントが異なります。冬シーズンは生長の変化がわかりにくく、弱りやすい時期でもあります。そして実際に育てているご自宅の環境によっても左右される部分があるため、失敗の少ない生長期である春から育て始め、育てるコツをつかんでいくのがベストでしょう。

植物の栽培に慣れていない方のための選ぶポイント

これから観葉植物を育ててみようという方に、観葉植物を選ぶポイントについてご紹介していきます。

丈夫な観葉植物を選ぶ

観葉植物の中でも、丈夫な品種といわれているものを選びましょう。少々の水やりを忘れてしまっても平気な植物や、寒さにも強い植物といった丈夫な条件がそろっていると、初心者の方でも安心して育てられます。

管理がしやすい観葉植物を選ぶ

まずは管理しやすい観葉植物からスタートしましょう。同じ観葉植物でも、寒さに弱い種類はシーズンによって置き場所などを変えたり、土の状況を見ながら水やりしたり、デリケートな管理が必要な植物もあります。日当たりや気温、水やりの頻度が一般的な条件であれば管理がしやすいです。

サイズや置き場所を決めてから観葉植物を選ぶ

基本的に室内で育てる観葉植物は、どこに置きたいか、インテリアに合わせるにはといった観点も考慮して選ぶとよいでしょう。生長スピードが早くどんどん大きくなる種類や横に広がる種類の場合、置き場所に困ることも考えられるため、最初は移動しやすいサイズを選ぶと安心です。観葉植物が生長すれば、大きめの鉢に植え替えるといった楽しみ方もできます。

春に育てる観葉植物の栽培ポイント

春は、観葉植物が育ちやすくなる季節です。観葉植物の基本的な育て方についてご紹介します。

観葉植物の日当たり

観葉植物は基本的に日光を好みます。室内に置く観葉植物の場合には、置き場所によって日光の差し込み具合が異なります。それぞれ詳しくご紹介します。

日当たりの良い屋内

日当たりのよい場所が好み

観葉植物は、基本的に熱帯地域や亜熱帯地域といった温暖な地域に生息し、日光を十分に浴びて育ちます。そのため室内で育てる場合にも、大きな窓辺の近くは日当たりが良いため、管理しやすい場所です。

直射日光は避ける

直射日光に当たり過ぎると、葉焼けといって葉が黄色くなったり枯れたりします。特に夏場の直射日光は、熱帯地域や亜熱帯地域の植物でも注意が必要です。そのため窓辺に置く場合には、直射日光を避けるためレースカーテンをひいておくと、程よい日光が当たるためおすすめです。

日陰にも置ける?

植物の中には、木が覆い茂った暗い環境で生長する植物もいるため、耐陰性に優れているものもあります。日中室内は明るくなっていても、日が届かない場所に置くことも可能です。その場合は、日陰に強い観葉植物を選ぶとよいでしょう。

暗い日陰は難易度があがる

窓のない廊下や洗面台など、日中でも電気がなければ真っ暗な場所に置く場合には、耐陰性にかなり強い植物を選ばなければ管理が難しくなります。定期的に日光に当てるなど対策をすれば、暗い場所に置いても育てられます。

徒長した場合には日照不足が原因

徒長とは、植物の茎や枝が必要以上に伸びることをいいます。日照不足が原因となり、日光を求めて伸びていくのです。徒長した茎や枝は、ヒョロヒョロとして元気がなく、葉色が薄かったり、葉同士の間隔が開いていたりします。このまま放置していると枯れる原因となるため、日が当たるよう鉢の向きを変えるか、置き場所を変えてあげましょう。

観葉植物の気温

観葉植物の最適な気温は15℃以上、最低でも10℃以上をキープできる環境がよいです。基本的に熱帯地域や、亜熱帯地域などに生息しているため寒さには弱いです。そのため日本では冬場の屋外では寒さに耐えられない種類が多いため、室内で育てることが基本となるでしょう。

寒さに強い観葉植物もある

観葉植物の中でも高原地域などに自生している種類や丈夫な種類であれば、比較的寒さに強いものもあります。同じ室内であっても玄関や廊下などは気温が下がることもあるため、置き場所の気温にも配慮しましょう。

気温差が激しい場所には置かない

観葉植物は、基本的に寒暖の差に弱いです。日当たりの良い場所を好む植物や、寒さに強い植物であっても、1日の気温差が激しくなるような場所は避けましょう。また置き場所を変更して急に気温が変化する、という環境も観葉植物にとってはよくありません。季節に応じて移動させる場合には、徐々に気温に慣れていけるように注意しましょう。

観葉植物の風通し

観葉植物を室内で育てる場合には、風通しもポイントとなります。土が乾きにくく、ずっと蒸れた状態だと根腐れの原因となります。また植物によっては、葉が覆い茂るようにたくさん生える植物もあります。葉の部分に空気が通らないことも蒸れる原因であり、生長を妨げ病気を発生させる可能性があります。窓を開けて、定期的に部屋を喚起してあげることも大切です。

風通しの良い屋内

観葉植物の水やり

観葉植物の水やりは水の量や与える頻度、タイミングなど気をつけたいポイントがたくさんあります。

水やり

水やりの基本

観葉植物の多くは、土の表面が乾いてからたっぷりと水やりすることが基本です。水の量は、鉢皿に水が出てくるまで与えるのが目安です。土全体に水が浸透するように水やりをします。

水やりのしすぎは根腐れの原因となる

観葉植物の種類にもよりますが、基本的には土が乾いていてから水やりがベストです。頻度を多く水を与えていると、土のなかで根が腐ってしまい植物が枯れる原因となるためやり過ぎはよくありません。

水やりする時間帯

水やりは午前中の早い時間帯に与えるか、1日に2回目の水やりをする場合には日が落ちて暗くなってきてからにします。日中の気温が高くなる時間帯に水やりすると、土の中が暑さと水分で蒸れてしまい、根腐れの原因となります。

葉水とは?

葉水とは、霧吹きなどで葉に水を拭きかける方法です。葉の乾燥を防ぎたい場合には、葉水をすると効果的です。観葉植物によっては葉水が必要な種類もあります。また害虫がつきにくいなどの効果もあります。

腰水とは?

腰水とは、鉢の底に受け皿などを敷いて水を張り、その上に鉢を置いて鉢の底から水分を吸収させる方法です。水分を好む植物の場合、乾燥する季節に腰水をして水切れを防ぎます。

受け皿に溜まった水は捨てる

観葉植物はたっぷり鉢底から水があふれるくらい水を与えますが、受け皿に溜まった水は捨てるのが基本です。水が溜まったままだと土の通気性が悪くなり、根腐れの原因となります。

生育期の春から秋はしっかり肥料をあたえましょう

肥料

肥料について

観葉植物には肥料が必要ないと思われている方も多いかもしれませんが、植物は健全に生育するためには栄養=肥料が必要です。

観葉植物を長く楽しむためには、定期的に肥料を施すことも大切です。適切に肥料を与えることで、葉色を良くし、徒長を防ぎ、健全に株が生長します。

室内で管理する観葉植物には、においが少なく、虫(コバエ)が発生しにくい化成肥料が適しています。化成肥料を使うことで有機質肥料に比べてコバエの発生を少なくすることができます。

肥料にはさまざまな種類が販売されていますが、迷ったときには観葉植物専用肥料を使うのもひとつの方法です。

春から秋は生育期

この期間に、適切に追肥を行いましょう。

通常の管理には土に置くだけの緩行性化成肥料『BotaNice(ボタナイス)置くだけ!カンタン錠剤肥料』『プロミック観葉植物用』がおすすめです。

『BotaNice(ボタナイス)置くだけ!カンタン錠剤肥料』は、早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約1ヵ月間持続します。

『プロミック観葉植物用』は置くだけで、水やりするたびに少しずつ肥料成分が溶けるため、約2か月間肥料効果がつづき葉の色を鮮やかに丈夫に育てます。

葉色が悪い、株全体的にに元気がない時は、速効性の液体肥料『ハイポネックス原液』または『専用液肥-観葉植物-』を与えても良いでしょう。

液体肥料は1週間から10日に1回の間隔であたえます。状況に応じて肥料を使い分けましょう。

冬は停滞期

冬は生育が停滞するため、基本的に追肥は行いません。

しかし、水やりの際に植物用活力液を与えるのもおすすめです。植物用活力液『リキダス』を1000倍程度に薄めて施しましょう。

春から育てる観葉植物【パキラ】

パキラ

パキラは、アオイ科パキラ属の、別名「カイエンナッツ」とも呼ばれる観葉植物です。原産国はブラジルで、日本でも古くから親しまれており、100円ショップなどでも並んでいます。手のひらを開いているような葉と、直立に生長する幹が特徴です。

パキラの仕立て方

パキラは生長スピードが速く、枝を編み込んだように生長させ、よりおしゃれな観葉植物として楽しめます。

パキラの日当たりや置き場所

室内で育てる場合は、窓辺の日光の当たる場所が最適です。耐陰性もあるため、明るい日陰でも管理できます。もしも徒長がみられれば、1週間に1度は日当たりのよい場所で日に当ててあげましょう。ただし、真夏の直射日光に長時間当てることは避けます。

パキラの最適な用土

パキラの用土は観葉植物用のものを使用すれば問題ありません。

パキラの最適な水やり

パキラの水やりは、土の表面が乾いてから与えます。春はようすを見ながら、夏場は毎日水やりします。冬場は、土が乾いて4〜5日ほどたってから水やりします。

動画でわかりやすく! 植物の育て方PlantiaQ&A

☘113:【Q&A】パキラの育て方|元気に大きく育てるコツ、水やりや肥料の与え方、冬越しの方法などもご紹介

春から育てる観葉植物【アイビー】

アイビー

アイビーは、ウコギ科キヅタ属の植物で、学名のHedera(ヘデラ)でも知られています。原産国は北アフリカやヨーロッパ、アジアなど広く分布しています。

アイビーは丈夫な植物で、屋外でも自然に生長していき、建物の壁面などを覆い尽くすように伸びていきます。葉の形状は星形やハート型に見える品種もあり、ライトグリーンや濃いグリーン、斑入りのものなどがあります。

アイビーの仕立て方

アイビーは丈夫であるためグランドカバーとして重宝されることも多いです。グランドカバーとは、むき出しの土などを覆い庭の景観をよくする、雑草の抑制などの効果があります。

つる性の植物であるためハンギングでも楽しめ、アイビーをポットに入れたままであれば、他の植物との寄せ植えも楽しめます。

アイビーの日当たりや置き場所

アイビーは耐陰性があるため、日陰でもよく育ちます。寒さにも強いため、屋外の庭などでも丈夫に育ってくれます。アイビーは葉の下から根を出してしっかりと根付いていきます。そのため一度根付くと移動などは困難になるため、栽培する場所には注意しましょう。

またアイビーは、水耕栽培も可能です。透明の容器に入れて、水を張って育てれば涼やかな雰囲気を味わえます。

アイビーの最適な用土

アイビーは観葉植物用の用土であれば問題なく、栄養があまりなくても生長していく植物です。

アイビーの最適な水やり

アイビーの水やりは、土の表面が乾燥したらたっぷりと与えます。気温が低くなる季節には、1週間に1〜2回ほどの頻度が目安です。

動画でわかりやすく! 植物の育て方PlantiaQ&A

☘85:アイビーの育て方|たくさん増やしたい!植えつけや水やりや肥料の与え方、剪定方法もご紹介

春から育てる観葉植物【ポトス】

ポトス

ポトスは、サトイモ科ハブカズラ属の植物で、学名はEpipremnum(エピプレムヌム)といいます。原産国はソロモン諸島で熱帯地域に自生しています。ポトスは観葉植物の代表格となる種類であるため、観葉植物を育てたことのない方でも名前は聞いたことはあるかもしれません。

つる性の植物で、葉がたくさん生える定番の観葉植物です。鮮やかなミントグリーン色の葉や、斑入りの葉など種類によって葉の色や柄が異なるため、部屋の雰囲気やお好みで選んでみてもおもしろいです。

ポトスの仕立て方

ポトスはつる性の植物のため、ハンギングで育てたり、支柱を立てて上へと生長させたり、さまざまな仕立て方が楽しめます。一般的にはポトスはハンギングで育てられていることが多いですが、支柱を立てて上へと生長させればハンギングよりも葉が大きくなり、葉に切れ込みが入ります。

ポトスの日当たりや置き場所

室内であれば、窓辺の明るい場所が最適です。ポトスは寒さに弱いため、屋外で育てる場合には冬シーズンは室内に取り込みます。

ポトスの最適な用土

ポトスは、水はけのよい観葉植物用の用土を使用します。

ポトスの最適な水やり

ポトスは、土の表面が乾いてからたっぷりと水やりします。

動画でわかりやすく! 植物の育て方PlantiaQ&A

☘04:ポトスの育て方 |ポトスを増やしてみよう!挿し木、水挿し、株分けの3つの方法|植え替えや、剪定もご紹介

春から育てる観葉植物【モンステラ】

モンステラ

モンステラはサトイモ科モンステラ属の人気のある観葉植物で、熱帯アメリカが原産国です。大きな葉に切れ込みが入っているのが特徴で、南国風を思わせる植物です。

モンステラの仕立て方

モンステラは、インテリアグリーンとして存在感がある観葉植物です。どのような部屋のスタイルにも合わせられるため、お気に入りの鉢植えを選んで育ててみましょう。横に広がって生長していくため、生長後を想定してスペースを確保できる場所がおすすめです。

モンステラの日当たりや置き場所

モンステラは、直射日光を避けた明るい場所で生育します。レースカーテンで遮光した窓辺などがおすすめです。高温多湿な環境を好むため、屋外で育てている場合には、冬シーズンは室内に取り込みましょう。

モンステラの最適な用土

モンステラは排水性の高い用土が適しているため、観葉植物用の土2・赤玉土1・鹿沼土1を入れて調節するとよいでしょう。

モンステラの最適な水やり

モンステラは、土の表面が乾いてから水やりします。冬場は土が乾燥してから2〜3日後に与えます。朝方モンステラの葉先から水滴が垂れていることがありますが、水のやり過ぎなどではなく健康に生長しているサインであるため、心配の必要はありません。

動画でわかりやすく! 植物の育て方PlantiaQ&A

☘02:モンステラの育て方|植え替え時や支柱の立て方、増やし方などもご紹介

春から育てる観葉植物【サンセベリア】

サンスベリア

サンセベリアは、リュウゼツラン科の観葉植物で、原産国は熱帯アメリカや南アフリカ、マダガスカルなどの乾燥した地です。葉が長く肉厚な形状が特徴で、葉の縁だけ色味が異なる品種や斑入りの品種などさまざまです。

サンセベリアの仕立て方

サンセベリアは品種によって大きく生長するものや、長く生長せずコンパクトな品種もあります。そのため、置き場所のサイズ感によって品種を選べば部屋の雰囲気にマッチしやすいのでおすすめです。

サンセベリアの日当たりや置き場所

サンセベリアは日光を好むため、窓辺などの日当たりの良い場所に置きます。1日に数時間外に出してあげれば、より元気に生長していきます。

サンセベリアの最適な用土

サンセベリアは、乾燥気味を好みます。反対に多湿環境には弱いため、排水性の高い用土を選びましょう。観葉植物用土に、赤玉土や鹿沼土が混ざっているものを選ぶか配合します。

サンセベリアの最適な水やり

サンセベリアは、土の表面が乾いてから水やりしますが、過湿に弱いため受け皿の水は必ず捨ててください。気温が低くなれば水やりの頻度を減らし、冬場は月1回ほどで十分です。

動画でわかりやすく! 植物の育て方PlantiaQ&A

☘15: サンスベリアの育て方|購入の際の選び方や冬越しの方法、増やし方などもご紹介|

春から育てる観葉植物【シンゴニウム】

シンゴニウム

シンゴニウムはサトイモ科シンゴニウム属、原産国は熱帯アメリカの観葉植物です。葉が赤くなる品種や模様もさまざまなタイプがあるため、お好みのものを選べます。また生長するとモンステラのように、葉に切れ込みが入るのが特徴です。丈夫な植物のため育てやすさがあります。

シンゴニウムの仕立て方

シンゴニウムはつる性の植物であるため、支柱を立てると真上に生長していきます。

シンゴニウムの日当たりや置き場所

シンゴニウムは、日当たりの良い場所で育ちます。屋外でも室内でも、直射日光を避けた明るい場所がよいでしょう。

シンゴニウムの最適な用土

シンゴニウムは高温多湿の環境を好みますが、水はけの悪い土を使うと根腐れの原因になります。観葉植物用の土2、赤玉土と鹿沼土を1ずつの割合で混ぜ合わせます。

シンゴニウムの最適な水やり

シンゴニウムは、土の表面が乾燥したら水やりをし、生長期には腰水もします。冬は生長がストップするため、水やりは1週間に1回程度に頻度を減らします。

春から育てる観葉植物【オーガスタ】

オーガスタ

オーガスタは、バショウ科ゴクラクチョウカ属の観葉植物で、原産地はマダガスカルです。ひとつひとつのしっかりした茎に大きな葉がつき、リゾート感の雰囲気を与えてくれます。

オーガスタの仕立て方

オーガスタは葉のボリュームもあり、180cmほどまで生長します。そのため高さを活かしたインテリアを楽しめる観葉植物です。葉のボリュームもあるため、スペースのある場所がおすすめです。茎や葉の曲線が女性らしさの印象も与えてくれ、シンプルな鉢植えと相性がよくおしゃれな空間になります。

オーガスタの日当たりや置き場所

オーガスタは耐陰性があり、寒さにも弱いため室内のインテリアグリーンとして育てるのがおすすめです。直射日光は避けて日によく当たる場所に置けば、株が丈夫に育ちます。

オーガスタは、排水性のよい土を好みます。観葉植物用の土:2に、赤玉土と鹿沼土を1ずつ混ぜ合わせます。

オーガスタの最適な水やり

オーガスタの水やりは、土が乾燥してからたっぷりと水やりします。冬場は土の表面が乾燥してから、2〜3日後に水やりします。

春から育てる観葉植物【テーブルヤシ】

テーブルヤシ

テーブルヤシは、ヤシ科テーブルヤシ属の観葉植物です。原産地は中南米で、ヤシ科の中でも小型のタイプで耐陰性があるため、インテリアグリーンとしても育てられます。

テーブルヤシの仕立て方

テーブルヤシは生長スピードがゆっくりであるため、頻繁な植え替えが必要ない分、手間がかかりません。ヤシ科だけあって南国風なスタイルも楽しめ、和風なモダンテイストにマッチし、部屋の雰囲気を選びません。

テーブルヤシの日当たりや置き場所

テーブルヤシは耐陰性があるため、半日陰くらいの日当たりが最適です。室内で管理する場合は、日当たりの良い場所に置きます。寒さには弱いため、屋外で管理している場合は、室内に取り込みましょう。

テーブルヤシの最適な用土

テーブルヤシは、観葉植物用の土で管理できます。配合する場合には、観葉植物用の土4に、赤玉土と鹿沼土を1ずつ混ぜ合わせます。

テーブルヤシの最適な水やり

テーブルヤシの水やりは土の表面が乾燥してからたっぷりと与え、定期的に葉の裏側まで葉水をします。冬場は、1週間に1回ほどの水やりに頻度を減らしましょう。

動画でわかりやすく! 植物の育て方PlantiaQ&A

☘13: テーブルヤシの育て方|初心者でも育てやすい?枯れる原因や増やし方などもご紹介

春から育てる観葉植物【ハオルチア】

ハオルチア

ハオルチアはツルボラン科ハオルチア属の多肉植物の一種で、ぷっくりと丸い葉が特徴的です。丸い粒のように見える葉は透明感があり、見た目も珍しく観賞用として楽しめます。

ハオルチアの仕立て方

ハオルチアは、生きた宝石とも呼ばれます。大きく育てたり増やしたりすることも可能ですが、小さな鉢に植えてたくさん並べてみたり、違う品種を寄せ植えしてみたり、コンパクトに楽しみたい方にもおすすめです。

ハオルチアの日当たりや置き場所

ハオルチアは、日当たりのよい場所を好みます。直射日光を避けて明るい場所に置きましょう。ハオルチアは寒さに弱く、最適な栽培気温は15〜20℃前後です。そのため一年を通して室内で管理するのが基本です。

日当たりを考慮して定期的に鉢を回転させながら育てると、均一に日光が当たりきれいな形状をキープできます。

ハオルチアの最適な用土

ハオルチアの用土には、多肉植物用の土を使用しましょう。観葉植物用とは異なり、排水性に優れた用土になります。

ハオルチアの最適な水やり

ハオルチアは、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。ハオルチアのような多肉植物は、葉にたっぷりと水分を補給しています。頻度を多く水を与えると、根腐れの原因となるため注意します。また水やりの際には葉に水がかからないよう、土にそっと水やりするのがコツです。葉と葉の間に水分が残りやすく、腐って病気の原因になる可能性もあります。

動画でわかりやすく! 植物の育て方PlantiaQ&A

☘:229 【Q&A】ハオルチアの育て方|どんな場所で育てたらよいの?水やりや肥料、増やし方もご紹介|

春から育てる観葉植物【アロマティカス】

アロマティカス

アロマティマティカスはシソ科プレクトランサス属のハーブで、多肉質であるため多肉植物として販売されていることもあります。原産地は、インドから南アフリカです。料理の香り付けや紅茶などのドリンクに入れるなど、観賞用だけではなくハーブとしても楽しめます。

多肉質な葉はひとつの茎からバラの花が咲いたように生長し、茎も無数に増えるためバラの花束のようにもみえます。葉色は、グリーンで表面にはこまやかな毛が生えています。

アロマティカスの仕立て方

アロマティカスは、小ぶりの雰囲気が可愛らしいです。増えすぎると蒸れてしまい枯れる原因となり、可愛らしいフォルムの景観も損ねます。そのため定期的に剪定するのがおすすめです。剪定したものはハーブとしても活用できます。

アロマティカスの日当たりや置き場所

アロマティカスは、日当たりのよい場所と乾燥を好みます。特に蒸し暑いのが苦手であるため、夏場はとくに風通しのよさにも注意しましょう。

アロマティカスの最適な用土

アロマティカスは排水性と通気性のよい土が最適であるため、多肉植物用かサボテン用の土を使用します。

アロマティカスの最適な水やり

アロマティカスは、乾燥気味に育てることがポイントです。しっかりと土が乾いてから水やりし、鉢の受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。

まとめ

春から新しく観葉植物を育てる方のために、人気の高いものや管理しやすいもの、また葉を楽しめる多肉植物やハーブなども合わせてご紹介しました。

またすでに観葉植物を育てている方にとっても春シーズンは、株分けなどで増やしてみたり、植え替えを行ってみたり、普段よりもステップアップして植物を育てるタイミングにも最適です。別の植物を育ててみるベストなシーズンであるため、ぜひ生活に取り入れてみてください。

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