更新日:2020.08.27
【動画で学ぶ】宝石のような果実が魅力!ラズベリーの植えつけ
コロンとした姿が愛らしいラズベリー。赤い実はそのまま食べても美味ですし、ジャムなどに加工しても楽しめます。今回はそんなラズベリーをコンテナに植えつける方法をご紹介。ヨーロッパの雰囲気漂うおしゃれな果樹、ラズベリーを自宅の庭で手軽に、コンパクトに楽しめますよ!
手間がかからない、初心者おすすめの果樹
ラズベリーはバラ科キイチゴ属の低木性落葉果樹。洋菓子屋さんでお馴染みの「フランボワーズ」もフランス語のラズベリーのことです。酸味と甘味のバランス、そして風味も良いことから、生食はもちろんジャムや洋菓子、リキュールなどに加工されます。比較的栽培に手間がかからず、さらに受粉樹を必要とせず1本で果実がつくことからも、初心者におすすめの果樹といえるでしょう。
植物の元気を持続するために元肥はしっかりと。
まずは鉢底が隠れる程度の鉢底石を敷きます。続いて土に肥料を混ぜます。ラズベリーにおすすめなのは、植えつけ時に元肥として混ぜるだけで2年間、効果が持続する「マグァンプK 大粒」。土1Lあたり2〜8gの肥料を良く混ぜたら、その土をコンテナに入れます。
トゲに注意しながら、ラズベリーを植えましょう。
さて、早速ラズベリーをコンテナに植えていきましょう。ここで注意してほしいのがラズベリーの茎に生えているトゲ。近年はトゲのない品種も出回っていますが、もしトゲがある場合は手袋を着用すると安心です。また、ラズベリーを元の鉢から外す時は、ラズベリーの茎を片手で軽く持ち上げるようにして、もう片方の手で鉢の縁をトントンと叩くと外れやすくなります。ラズベリーをコンテナに移したら、周りから土を入れていきます。
支柱をクロスさせて、見た目もおしゃれに。
ラズベリーはフェンスなどに絡めて栽培する果樹。そこで、ラズベリーが絡みやすいよう鉢の周りに支柱を立てます。等間隔に12本ほどの支柱を立てたら、隣同士を交差させ、クロスしたところを結束バンドで束ねます。隣同士を次々とクロスさせることで、格子のような支柱が出来上がり、見栄えもぐんとアップします。
植えつけ時は活力液で植物の力を引き出しましょう。
植えつけの最後のポイントとなるのが、活力液です。活力液「リキダス」を1000倍に希釈し、たっぷりと与えましょう。その後、リキダスは一週間に1回を目安に、リキダスを200倍希釈して水やりと一緒に与えることで、植物の元気が持続します。
甘酸っぱい果実でお気に入りのスイーツを。
ラズベリーには1年に1度実がなる「一季なり」、2度実がなる「二季なり」があり、二季なりなら夏だけでなく秋も収穫が楽しめます。白い可憐な花、そして宝石のような果実。育っていく過程を見るのも楽しいですが、甘酸っぱい果実をそのままパクリ!なんて、とっても贅沢。もちろん、ジュースやジャム、ゼリーなどお好きなスイーツで味わってくださいね。
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出演情報
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タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!