Labyrinth バラの迷宮 pickup156『シャーウッド』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
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花色 | 茶色と藤色が混じるベージュ色 |
花径 | 小中輪 |
花型 | ロゼット咲き |
香質 | ティー系の淡香 |
樹形 | 高さ幅とも0.6mの木立性・横張り性 |
彩度を落した茶色・藤色が混じるベージュ色の花は、宝珠弁・ロゼット咲きの小中輪。房の中に咲き混じり不思議な雰囲気。
樹勢は普通だが、うどんこ病・黒星病に強く年5回の剪定後の殺菌剤散布で葉をきれいに保つ。バラの家のタイプ1。
樹は横張り性で高さ幅とも0.6mとコンパクトなので、鉢植えのほか、地植えなら前面に。
花名はロビンフッドが隠れ住んだイギリスの森から。2023年春発表のロサ オリエンティス プログレッシオ。
完全な茶色ではないが、茶色が感じられるベージュ色。藤色~茶色のくすみカラーの品種の中でも、耐病性が高い。花保ちがとても良く、切り花にも向く。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。