更新日:2019.01.05
リーガースベゴニアの花を綺麗に咲かせるコツは?
赤やピンク・オレンジ・白・黄色など鮮やかな花をつけ、冬のがーでニングを彩るリーガースベゴニア。
しかし、なかには「花がうまくつかない」「花がポロポロ落ちてしまう」といった声も聞かれます。
そこで今回は、リーガースベゴニアの特長や育て方のポイント、育て方の注意点をご紹介します。
リーガースベゴニアってどんな植物?
リーガースベゴニアは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草。
ベゴニアソコトラナと球根ベゴニアの交配によってつくられた品種です。
ベゴニアソコトラナは南米の熱帯高地原産の長日植物(※1)で、球根ベゴニアはアラビア半島原産の短日植物(※2)。
そのため、その両方の性質を受け継いだリーガースベゴニアは、生育期に短日処理(※3)を施すことで花をつけやすくなります。
開花時期は長く、9月中旬から6月下旬にかけて。
なお、リーガースベゴニアは、エラチオールベゴニアと呼ばれることもあります。
※1 1日あたりの日照時間が12時間以上になると花を咲かせる植物
※2 1日あたりの日照時間が12時間以下になると花を咲かせる植物
※3 株にダンボールをかぶせるなどして人工的に暗室をつくり、日照時間を調節すること
リーガースベゴニアの育て方のポイント
殺風景になりがちな冬のベランダや窓辺ですが、冬にカラフルなリーガースベゴニアを置けば雰囲気がパッと華やぎます。
以下の育て方のポイントを参考に、ぜひ挑戦してみてください。
置き場所
リーガースベゴニアは日当たりと風通しの良い場所で栽培しましょう。
ただし、日差しの強い春から夏にかけては直射日光で葉焼けを起こさないよう、レースのカーテン越しに置くなどの工夫を。
また、エアコンの風が株に直接当たっていると花が乾燥し、落花の原因なります。
エアコンの直風が当たる場所に置くのは避けてください。
温度管理
リーガースベゴニアは、寒さにも暑さにも弱いデリケートな植物。
生育適温は20℃前後で、冬でも10℃以下にならないよう注意が必要です。
水やり
リーガースベゴニアの葉は、多肉植物のように厚くなっています。
そのため、乾燥に強く湿気に弱い性質をしています。
水やりは鉢土が乾いてから行うようにしましょう。
また、水やりの際に葉っぱに水をかけないように気をつけてください。
肥料
リーガースベゴニアの花を綺麗に咲かせるためには、液体肥料を定期的に与えることが大切です。
特に開花中は、肥料切れを起こさないよう1週間に1回程度与えてください。
反対に、7月から9月にかけて気温が高くなる時期には、肥料を与えるのは控えましょう。
なお、リーガース・ベゴニアに与える液体肥料は、こちらの「ハイポネックス原液」がおすすめです。
☘68:ベゴニアの育て方|きれいな花をさかせるにはどうすればいいの?水やりや肥料、冬越えの方法もご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式
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