【動画で学ぶ】春の使者、原種系チューリップの植えつけ
世界中から愛される春の使者、チューリップ。チューリップには、野生で育った可憐な原種系と、艶やかで豪華な交配種があります。
今回は、比較的管理がラクで、数年、花を咲かせてくれる原種系チューリップの植えつけをご紹介します。春の訪れが、より一層待ち遠しくなりますよ。
植えっぱなしでも花を咲かせる、管理がラクな原種系。
今回、植えるのは原種系チューリップと呼ばれるもの。
別名「ミニチューリップ」「ワイルドチューリップ」ともいわれる原種系チューリップは、一般的に出回っている交配種のチューリップと比べて病気などに強く、数年植えっぱなしでも花を咲かせてくれます。
種類も豊富で、通常のチューリップより小ぶり、葉がほっそりしているのが特徴です。
ひと手間かけて、華やかさをアップ!
チューリップの球根を植える前に、ひと手間!
チューリップをより華やかに魅せるために、茶色い鉢をペインティングしましょう。
川瀬さんが選んだのはパステルカラー。明るいチューリップの花と調和してにぎやかになりそうですね。もちろん、絵を描いてもOK。好きな色、好きな模様にデコレーションしましょう。
しっかりと根を張らせるために元肥は忘れずに。
次に鉢底が隠れる程度の鉢底石を敷きます。
続いて土の準備。約1年間、効果が持続する元肥『マグァンプK中粒』を土1lに対して2〜8g混ぜます。
元肥をしっかり施すことで、健康な根を育ててくれます。今回は球根を植えるので、土は鉢の9割ぐらいまで入れてしまいましょう。
球根を植える際には上下の向きに要注意。
続いて球根を植えていきます。植える時は球根の向きに要注意!
尖っているほうが頭、丸みを帯びているほうがお尻です。お尻を下にして、土の中に埋めていきます。
最後にちょっと出ている頭を土で覆いましょう。最後に名札を作るのもおすすめ。植えた種類が分かりますし、見た目もおしゃれになります。
発芽前も発芽後も土が乾かない程度に水やりを。
仕上げの水やりは、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えます。
その後も時々、水をあげて地面を乾かさないようにしましょう。
発芽後はとくに水を欲しがる時期。土が乾いたら、十分に水を与えましょう。
元気を届けてくれるチューリップと一緒に春を満喫。
日当たりや水はけなど、条件がそろえば植えっぱなしにしても2〜3年は美しい花を咲かせる、野趣あふれる容姿が魅力の原種系チューリップ。
春を告げるだけでなく、明るい姿が元気を届けてくれる気がしませんか?
ぜひ、お庭や玄関で育ててチューリップと一緒に春を満喫してください。
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出演情報
タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!