更新日:2018.04.10
【バラ栽培】いよいよバラが開花する季節!5月にすべきバラの手入れ
5月頃になると、多くのバラは満開を迎えます。
あたりに芳しい香りを漂わせながら咲き誇るバラを見ていると、美しさに思わず溜息が出てしまうものです。
今回は、バラを最大限美しく咲かせるために4、5月に行いたいお手入れについてご紹介します。
大輪咲き種をより美しく咲かせるには、側蕾取りを
大輪咲きのハイブリッドティのバラをより大きく美しく咲かせたい場合は、
一番上と他ふたつほどのツボミを残して、それ以外のツボミはかき取る「側蕾取り」をしましょう。
ひとつの枝に多くのツボミを残していると、栄養分が分散されてひとつひとつの花が小ぶりになります。
花サイズが小さくてもたくさんの花をつけさせたいという人、房裂きのフロリバンダなどは、もちろんそのままにしておいて構いません。
水やりは、株元に行いましょう
開花時期を迎えるバラは、水をたくさん必要とします。
また、鉢で栽培されてる方は5月に入ると気温の上昇とともに水切れも起こりやすくなります。
毎日状態をチェックし、土が乾いていたらたっぷりと水を与えるようにしてください。
水やりの際には、花やツボミ・葉に水がかからないように注意を。
株がいつもでも水で湿っていると、病気や害虫被害の原因になることがあります。
水やりの際は鉢の底から流れ出すようにたっぷりと注ぐようにしましょう。
病害虫の対策をしましょう
バラは、4月あたりからうどんこ病や黒星病といった病気にかかりやすくなります。
また、この時期には、アブラムシなどといった害虫の被害にも遭いやすくなります。
病気や害虫の対策には、早めの発見と薬剤散布が大切です。
「Brilliantgarden フローラガード」はそのままスプレーでき、手軽にうどんこ病や黒星病の予防や治療ができます。
バラが被害を受けやすい病気・害虫を同時に予防・防除できる殺虫殺菌剤「Brilliantgarden フローラガード」は、逆さ噴射が出来るので葉の裏にもまんべんなく散布しやすく便利です。
また、「Brilliantgarden サルバトーレME」は薄めて使うタイプなので、とっても経済的です。
日頃から株をしっかりとチェックして異常が現れていないか確認しましょう。
また、アブラムシ対策には肥料(元肥・追肥)と害虫退治・害虫予防が同時にできる「虫を予防するマグァンプD」を植えつけの際に土に混ぜ込みましょう。
既に植えてあるバラには、株元にばらまいて土に混ぜ込みます。
5月に肥料は与えて良いの?与えないの?
品種にもよりますが肥料を与えすぎるとつぼみが開きにくかったり、花の形が悪くなるという品種もあります。
しかし、5月のバラには新たなツボミがたくさんできています。
そして、二番花、三番花を楽しむには、肥料を与えて株の充実が不可欠です。
本来バラは肥料をたくさん必要とする植物です。
育てられている品種の特性をつかみ適度に肥料を与えることをおすすめします。
おすすめは、まくだけで手軽に使用することができる『BrilliantGarden バラのまくだけ肥料』です。
『BrilliantGarden バラのまくだけ肥料』はバラの生育に必要な成分バランス良く配合し、さらに有機成分を配合した緩効性肥料です。
また肥料期間をしっかりコントロールするには、液体肥料が便利です。
おすすめは、バラ用に開発された液体肥料「専用液肥 -バラ-」です。
二番花を咲かせるために、一番花が咲き終わったら花がら摘みと切り戻しを
四季咲きのバラの場合、一番花が咲き終わった後、剪定した枝から伸びて、二番花が咲きます。
しかし、一番花が咲き終わった後に花をそのままにしていると、次のツボミがうまく育たなくなります。
咲き終わって萎れてきた花は放置せずに摘み取り、その後に切り戻し剪定を行うようにしましょう。
切り戻し剪定では、枝の半分を目安に2~3枚の葉を残して大きな葉の上でカットします。
このように、開花後にもしっかりとお手入れをしてあげることで、新しい芽の生育が促され、二番花がつきやすくなります。
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