Labyrinth バラの迷宮 pickup158『雨ニモマケズ・ノース アイボリー』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
- 目次
DATA
作出 | 日本 ガーデンナーセリーYOSHIIKE |
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花色 | アイボリー |
花径 | 中輪 |
花型 | ロゼット咲き |
香質 | 中香 |
樹形 | 高さ1.2mの木立性・半直立性 |
アイボリーのロゼット咲き。花径8㎝の中輪・房咲き。花付きがとても良い。開花連続性に優れ、秋にもよく咲く。中香。
樹は高さ1.2mの半直立性で株のバランスが良い。病気に強く、寒冷地でも育てやすい。
第20回「ぎふ国際ローズコンテスト」銀賞受賞。2023年発表。
‘真宙(まそら)’の育種で知られる吉池貞藏さんの最新作。
吉池さんは「誰でも育てやすいバラ」を目指し、交配親には共通してノックアウトシリーズを使用して育種、地元岩手出身の科学者で園芸愛好家でもあった宮沢賢治の代表的な詩「雨ニモマケズ」にちなんだ名称でシリーズを発表。
「雨ニモマケズ」シリーズ
- ‘雨ニモマケズ・リバーシブル ピンク’2018年 内弁ローズピンク・裏弁白色
- ‘雨ニモマケズ・クラウン オブ ローズヒップ’2020年 リバーシブルピンクの実兄弟で弁先がやや白い。実が見事
- ‘雨ニモマケズ・クリーム イエロー’2021年 クリームイエローに弁先が淡いライトピンク
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。