Labyrinth バラの迷宮 pickup169 『マハネ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | フランス デルバール |
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花色 | 純白 |
花径 | 中大輪 |
花型 | カップ~ロゼット咲き |
香質 | ローズ・フルーツの強香 |
樹形 | 高さ1.8×幅1.2mのシュラブ(つる利用可) |
‘ナエマ’(桜ピンク色・フローラル・フルーティの強香)の枝変わり。
透明感のある純白~時折優しいクリームピンクがうっすらとかかるカップ~ロゼット咲き中大輪。房咲きになって少しうつ向き加減に咲く、四季咲き。ナエマ同様の芳醇な香り。樹は高さ1.8×幅1.2m。
樹勢が強く、四季咲き性のつるバラとしてアーチやオベリスクなどに仕立てるか、大きめの直立性シュラブとして。細枝は強めに剪定をした方が花付きが良くなる。
花名は『千夜一夜物語』の双子の王女の物語で、情熱的な姉のナエマに対し大人しく淑やかな妹のマハネから。「火のナエマ・水のマハネ」と対照して呼ばれる。2023年秋発表。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。