Labyrinth バラの迷宮 pickup203『結び(むすび)』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 京阪園芸 |
---|---|
花色 | 藤色 |
花径 | 花径8~9㎝の中輪 |
花型 | ロゼット咲き~波状弁咲き |
開花特性 | 四季咲き |
香質 | 淡香 |
樹形 | 高さ0.8~1.0mの木立性・半横張り性 |
春花は明るい藤色、秋花は藤色~深みのあるライラックグレーへとうつろい、うつむき加減に咲く。
花付きが良く、春は7~8輪の房咲きに。花径8~9㎝、花弁数60~70枚。花弁はしっかりとしていて花保ちがとても良い。四季咲き。淡香。
樹は硬く、トゲが少ない。樹は高さ0.8~1.0mとコンパクトな木立性・半横張り性のFLタイプ。
2024年発表の京阪園芸オリジナル。
ロゼット咲きで花の中央には舟弁(内を向いた小さな花弁)が集まり、結び目のようにも見える春花(写真:京阪園芸)
秋花はしなやかにうつむき加減に咲く
色深くゆったりとした波状弁咲きになった秋花
著者紹介
関連記事
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。