更新日:2017.09.22
初心者にも育てやすい♪覆輪万年草(ふくりまんねんそう)
『覆輪万年草』は細長い葉がこんもりと育つ多肉植物です。葉の縁が白っぽく縁取られており、全体的にシャビーな色合いです。少し上品な落ち着いた見た目ですので、部屋にも馴染みやすです。
『覆輪万年草』は何種類かあり、細長い形の「姫笹」、葉が丸い「覆輪丸葉万年草」などがあります。小さいうちは真っ直ぐですが、成長していくとどんどん増えていき、鉢やポットを包み込むほどこんもりと育ちます。
今回は、セダム属の中から、この『覆輪万年草』をご紹介します。
気温差にも耐えれる丈夫な植物
『覆輪万年草』は基本的に丈夫で育てやすく増えやすいので、極端な育て方をしなければ多肉植物初心者でも簡単に育てられます。
風通しはなるべくいいところに置いてください。根腐れやカビが繁殖しやすくなるとすぐに影響が出てしまいます。
夏場以外は日光に当てる
夏以外は日光が当たり、風通しの良いところで育てましょう。夏は日陰くらいのところがちょうどいいです。
春と秋は土が乾いてからたっぷり水を与えます。冬が休眠時期ですので、夏と冬の水やりは断水気味に。寒さには強いので外でも冬を越せます。冬前から休眠期に向けて全体が枯れたようになります。
シャビーな葉の色と、淡い黄色の花
『覆輪万年草』は5~6月頃になると黄色い花を咲かせます。葉っぱと同じような細く花びらの数が多い花を咲かせます。色合いが落ち着いていて上品に咲くので、寄せ植えをしても全体的な風合いを崩さないのでオススメです。
この記事で紹介された植物について
覆輪万年草
学名:Sedum lineare variegata ベンケイソウ科・セダム属名 原産地:中国