更新日:2018.03.22
多肉植物っぽくない真っ赤なカラー『ドラゴンズブラッド』
ベンケイソウ科・セダム属の『ドラゴンズブラッド』は細かな葉っぱに濃い赤褐色が特徴の多肉植物です。春夏は緑色になってしまいますが、秋から綺麗に紅葉してくれます。名前の通り暗い赤いカラーが鮮やかです。
グランドカバー用によく使われます。成長が早く群生するタイプですが湿気にはめっきり弱いので、たくさん増やしたい場合は乾燥気味に管理してあげるのがおすすめです。
今回は、セダム属の中から『ドラゴンズブラッド』をご紹介します。
耐寒性はバッチリ
『ドラゴンズブラッド』は基本的に丈夫な多肉植物です。日当たりのいい屋外や窓際に置いてあげるとすくすく育ちます。寒さにはとても強い反面、夏の暑さには弱いため夏は室内に入れ風通しのいいところで管理しましょう。
高温多湿は避けて
春秋は土が乾いたら水を与え、夏冬は控えめに。湿気や蒸れには弱いため、水の与えすぎや雨ざらしには気をつけましょう。霜に当たって根腐れを起こす場合もあるので、霜が降りる季節は室内に入れてあげましょう。
年間を通して乾燥気味にしてあげると元気に育ちます。
間引いて風通しをよくしてあげよう
しっかり管理してあげるとモリモリ育つので根詰まりに注意してください。植え替えは秋頃がおすすめです。葉っぱの色が黄色っぽく変色してしまったら、間引きしてあげましょう。
挿し技で増やせるので、蒸れ対策で間引いたものを使って増やしてみましょう。
この記事で紹介された植物について
ドラゴンズブラッド
学名:Sedum spurium ‘Dragon’s Blood’ 科・属名 ベンケイソウ科・セダム属 原産地:ヨーロッパ