更新日:2018.04.06
白い膜に細長い葉っぱが綺麗な『スケイポサス』
セネシオ属の『スケイポサス』は、グリーンネックレスの仲間で、葉が細く白い繊維のようなもので覆われている多肉植物です。
この繊維は強い日差しから守るためにあります。噴水のように葉が伸びている見た目がとても可愛らしいです。どことなく、仙人のようにも見えます。
管理はさほど難しくなく、暑さや寒さにも強いです。ただし断水気味でシワシワにした後、一気に水を与えてぷっくりさせると表面の白い膜がぱっくり割れてしまうので注意しましょう。
今回は、セネシオ属の中から『スケイポサス』をご紹介します。
綺麗な白い繊維は取れやすい
全体を覆っている白い膜は触るとはがれてしまうので、なるべく触らないようにし、雨ざらしにするのも避けましょう。
春秋は土が乾いたらたっぷり水を与え、夏冬は断水気味にしましょう。夏の湿気に注意し風通しの良いところで管理しましょう。
暖かいところに置こう
比較的暑さや寒さに丈夫です。夏場の直射日光は避けて、明るいところに置いてあげましょう。冬は5℃以下の寒さになる場合は室内に入れてあげましょう。暖かい地域の植物ですので、暖かいところだと元気に育ちます。
大きくなったら株分けできる
『スケイポサス』は株分けで増やせます。白い膜が取れないようにそっと丁寧に扱いましょう。
植え替えは3〜4月に行うのがおすすめです。蒸れに弱いので根腐れしないように、水はけの良い用土や底穴の開いた鉢を使うといいでしょう。
この記事で紹介された植物について
スケイポサス
学名:Scaposus 科・属名 キク科・セネシオ属 原産地:アフリカ