更新日:2019.01.30
秋には小さな火を灯す『小人の祭り』
ベンケイソウ科アエオニウム属の『小人の祭り』。ぶっくり丸く短めの葉がとても可愛らしいですね。群生しやすく、寄せ植えをすると盆栽のような一面も。秋には先端部分がオレンジ色になり紅葉し始める。先端がベタベタしているので室内で育てるとほこりなど付いてしまう恐れもあります。こまめに様子を見てあげましょう!秋から春になると黄色い花を咲かせますが、花が咲くと枯死してしまう可能性があるので、長く育てたい方は咲く直前に花茎を切るのがおススメです。
今回は、ベンケイソウ科 アエオニウム属の中から『小人の祭り』をご紹介します。
※この記事はGreenSnapからの寄稿になります。
秋~冬が成長期
夏は休眠しますが、土が乾いたら水を適度に与えて下さい。与えすぎは根腐れの原因にもなるので注意しましょう。高温多湿の日本の気候は苦ですので、できるだけ風通しのいい場所に置いてあげるのがポイント。冬も乾かし気味に水を与えると根腐れ防止になります。
日光浴がポイント
直射日光、風通しの良さを好みます。冬場も適度に日光浴をさせましょう。日照不足になると枯れてしまう大きな原因となります。雪国にお住まいの方は室内の明るい場所で育ててください。
挿し木で増やそう
葉挿しではなく、挿し木で増やすようにしましょう。時期としては、9月~10月がおすすめです。梅雨や夏は負担が大きいのでNG。伸びた茎をカッターナイフで切り、1日~2日程度乾かし、水はけのよい土に切口を下にして挿してください。芽が出てくるまでは、一週間に一度程度軽く霧吹きで水を与えてください。
この記事で紹介された植物について
学名:Aeonium 科・ベンケイソウ科アエオニウム属 原産地:カナリヤ諸島