Labyrinth バラの迷宮 pickup54『エクレール』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | コマツガーデン「ブーケトス」シリーズ |
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花色 | 黄緑色 |
花形 | 花径4cmの小輪房咲き・ディープカップ咲き/四季咲き |
香質 | 淡香 |
樹形 | 高さ0.5mの半横張り性 |
淡いクリーム色に緑色がのった、小さな手まりのような花。花付きがとても良く、数輪~数十輪の房咲きになって繰り返して咲く。
ポリアンサ系の切り花品種の枝変わりなので花保ちがとても良く、いつも咲いている感じ。
株丈は低くまとまって、小さく細長い葉も浅い緑色で、株全体としてさわやかな緑色。
ガーデンローズとしての耐病性は十分にあり、地植えでも、鉢植えにも向く。
幼苗時には株の力以上に花を付けてしまうので摘蕾をまめに行い、成木となってからはあまり手入れしなくても常に花を咲かせ続ける。
庭で育てられる数少ないグリーン系のバラの一つとして、ガーデンデザインの幅を広げる。
咲いた花を少し切ってアレンジにも。
2007年から切り花として国内に流通、2018年ガーデンローズとして本格デビュー。発表早々大人気。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。