Labyrinth バラの迷宮 pickup77『サングリア ナイト』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | フランス・メイアン紹介/米ジム・スプロール育種 |
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花色 | 赤みの強い濃紫・中心白 |
花形 | 7㎝の中輪・房咲き/丸弁・花弁数10枚の平咲き |
香質 | 淡いが甘い香り |
樹形 | 高さ1.0mの半直立性 |
花期 | 四季咲き |
濃い赤紫色・中央白の半八重の花は、咲き進んで紫味をおびて、房咲きになって咲き混じる。中輪。
四季咲きで暑さに強く夏でもたくさんの花を付ける。淡いが甘い香りがある。
樹は高さ1.0mの半直立性のFL。細い枝が伸びるため地植えなら自然風の庭のポイントとして。
木立性ハイブリッド・ペルシカの「アイコニック」シリーズや、茶色の‘ハニー ディジョン’などの作出で知られるアメリカの育種家の作品で、メイアン社から紹介。2019年日本発表。
花名の「サングリア」は赤ワインにフルーツなどで風味をつけたスペインの酒のこと。
咲き進んで花色は酔い進み、花形は徐々に乱れていく
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。