Labyrinth バラの迷宮 pickup85『パートナー』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | アンドレ・エヴ |
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花色 | アプリコットブレンド |
花型 | カップ~ロゼット咲き/四季咲き |
花径 | 中輪 |
香質 | 強香 |
樹形 | 高さ1.8mの直立シュラブ |
外側がパステルピンク、中央アプリコットの多くの花弁が重なる中大輪カップ~ロゼット咲き。房咲き。
春から初冬まで繰り返し開花する。秋~初冬の花はピンク味が強く咲く。ティー+フルーツの心地よく強い香り。
樹勢が強く、耐病性はとても高い。
樹は直立気味のシュラブ樹型で高さ1.8m。2020年日本先行発表・販売。
育種家ジェローム・ラトゥー氏が目指す“強さと優しさを抱き合わせたバラ”を実現した品種の一つ。
やわらかい花色で洗練された花の美しさ、日本での四季咲き性、香り、樹の樹勢・耐病性のバランスがとれている。
耐病性についてはアンドレ・エヴ社の育種品種は世界トップクラス。
高温多湿の日本の栽培環境下でもうどんこ病・黒星病にとても強く、半年に一度の殺菌剤散布で美しい葉を維持。
株丈が高めのFLとしても、構造物に誘引し段差剪定してつるバラとしても仕立てられる。鉢植えにも。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。