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多肉植物おすすめ10選|種類や育て方についても徹底解説

多肉植物おすすめ10選|種類や育て方についても徹底解説

少ない水やりで済むので育てやすく、初心者の人も手に取りやすい多肉植物ですが、ひとくちに多肉植物といっても様々な種類があります。夏型や冬型、花が咲くタイプや紅葉するタイプ、屋外に適しているタイプなど種類によって育て方も異なります。この記事では、多肉植物の人気の品種を紹介するとともに、育て方もご紹介します。

購入前にチェック|多肉植物の選び方

購入前にチェック|多肉植物の選び方

苗の状態をチェックしよう

葉に虫がついていないか、葉の表だけでなく裏側もチェックしましょう。みずみずしく張りがあるものを選ぶようにします。
また株を手で触ってみてブヨブヨしていたり、グラグラするものも避けるようにしましょう。根が張っていない可能性があります。また形が悪く徒長しているものも避けるようにしましょう。

育てやすさ

基本的には多肉植物は育てやすい品種が多いですが、室内で育てる場合の多肉植物の管理で、一番難しいのは日光の確保。レース越しの窓辺を確保するようにしましょう。

購入前にチェック|春秋型、夏型、冬型

購入前にチェック|春秋型、夏型、冬型

多肉植物は、大まかに以下の3つに分類することができます。

・春と秋が生育期で、夏と冬に休眠する「春秋型」
・夏が生育期で、秋から春は休眠する「夏型」
・冬が生育期で、春から秋は休眠する「冬型」

育てる多肉植物が、何型に分類されるかを把握することで、大まかな育て方が分かります。また、多肉植物の寄せ植えをするときは、生育型の同じものを組み合わせると管理押しやすいです。

春秋型の多肉植物の特長

春や秋に生長し、夏と冬の間は休眠します。初心者にも育てやすい人気の品種が多いです。真夏や真冬はほぼ水やりをせず、断水します。風通しと日当たりの良い場所で管理すれば、元気に育ち生ます。春秋型の代表品種は、ハオルチア、セダム、エケベリア、グラプトペタルム、センペルビウムなどです。

夏型の多肉植物の特長

夏に生育旺盛になりますが、極度の高温多湿や真夏の直射日光は避けましょう。冬場は室内で管理し、暖水にします。夏型の代表品種は、夏型クラッスラ、アロエ、アガベ、カランコエなどです。

冬型の多肉植物の特長

5℃前後の環境でも良く育つのが冬型の多肉植物です。寒さには強いですが、霜が降りるほどの寒さでは育てることができないので、5℃を下回る場合は室内で管理しましょう。夏場は断水します。冬型の代表品種は、アエオニウム、コノフィツム、冬型クラッスラ、リトープスなどです。

育て方の基礎知識

育て方の基礎知識

毎日水やりが必要な植物とは異なり、肉厚な葉に自ら水分をため込む多肉植物は、適した場所が確保できれば、初心者でも比較的簡単に育てることができます。ここでは多肉植物の基本的な管理方法をご紹介します。

水やりの基礎|土の表面が乾いたらたっぷりと

生育期間に水を与えます。休眠期は、様子をみながら断水してもよいでしょう。乾燥が気になる場合は、霧吹きで葉水を与えても良いでしょう。

夏型の水やりの注意点

午前中に水やりをすると、日中に土の中が蒸れてしまう可能性があります。夕方以降涼しくなってからの水やりが好ましいです。

冬型の水やりの注意点

夕方以降に水やりをすると、夜に寒さで凍ってしまう可能性があります。晴れた日の午前中に水やりをしましょう。

肥料|春~秋の生育期に追肥を

多肉植物は熱帯や乾燥地帯が原産のため、肥料が必要ないと思われている方も多いかもしれませんが、植物は健全に生育するためには栄養=肥料が必要です。適切に肥料を与えることで、葉色を良くし、徒長を防ぎ、健全に株が生長します。草姿を保って育てたい場合は、活力剤がおすすめです。

通常の管理には土に置くだけの植物用活力錠剤『ガーデンエッセンス』がおすすめです。
また、葉色が悪い、株全体に元気がない時は、速効性の液体肥料『キュート サボテン・多肉植物用』を与えても良いでしょう。
休眠期は、肥料は控えましょう。

用土

多肉植物は水はけと水もちの良い土を好みます。市販の園芸用土に、赤玉土や鹿沼土、川砂などを同量ずつ混ぜたものや、サボテン・多肉植物用の専用土がおすすめです。鉢植えの場合、底面に穴があいて排水できるものを用意しましょう。土の下には鉢底石を多めに敷いて水はけを良くします。

風通し|風に当てることが重要です

風通しは多肉植物にとって、水や日光と同じくらい大切です。風通しが良い事で蒸れを防ぎ、病気や害虫が発生しにくくなります。ただし、エアコンの風が当たると乾燥しすぎるため、温風、冷風どちらも直接当たるのは厳禁です。

置き場所

置き場所

多肉植物は、基本的には風通しが良く、日当たりの良い場所で管理します。霜が降りるほどの寒い場所や、真夏の直射日光の当たる場所は生育に適しません。ここでは、タイプによって適した置き場所をご紹介します。

春秋型の置き場所

生育期の春と秋は、日当たりがよく風通しの良い場所で管理しましょう。夏は風通しの良い半日陰に置き、冬は日当たりのよい室内で管理しましょう。

夏型の置き場所

1年を通してなるべく日当たりの良いところに置きましょう。真夏は遮光ネットで葉焼けを防ぎましょう。冬場は室内で管理します。窓辺に置いておくと、夜は冷え込むため、窓辺から離してあげると良いでしょう。

冬型の置き場所

寒さに強いと言っても5℃以下の環境や、霜の降りる環境では育てることはできません。冬の期間は、日中は外で日の光を当て、夜は室内に取り込むと良いでしょう。

おすすめ① エケベリア

エケベリア

基本情報

属:エケベリア属
タイプ:春秋型

特長や魅力

バラの花のような美しいロゼット状の見た目が特徴です。秋に紅葉する種類が多いのも人気のポイントです。寄せ植えでは主役になる品種です。

おすすめ② セダム

セダム

基本情報

属:セダム属
タイプ:春秋型

特長や魅力

日本ではマンネングサと呼ばれることもあります。広範囲に群生する種類や、茎が伸びていくものなど、様々な種類があります。

おすすめ③ グリーンネックレス

グリーンネックレス

基本情報

属:セネシオ属
タイプ:春秋型

特長や魅力

春秋型ですが寒さに強いです。霜に当たっても冬を越すことができます。下にたれて育っていくのでハンギングで育てるのが人気です。

おすすめ④ カランコエ

カランコエ

基本情報

属:カランコエ属
タイプ:夏型

特長や魅力

様々な種類が存在しますが、「月兎耳」など葉に産毛が生えている品種が特に人気です。

おすすめ⑤ クラッスラ

クラッスラ

基本情報

属:クラッスラ属
タイプ:品種によって春秋型、夏型など異なる

特長や魅力

独特な形状をした品種が多く、塔のように葉を重ねながら縦に伸びる品種が個性的です。「十字星」や「星の王子」など、名前に星がつく品種が人気です。

おすすめ⑥ パキフィツム

パキフィツム

基本情報

属:パキフィツム属
タイプ:春秋型

特長や魅力

ぷっくりした葉がかわいい人気の品種が多いです。粉を吹いたような葉の表面も魅力的です。「月美人」や「桃美人」など、名前に美人がつく品種が人気です。

おすすめ⑦ ハオルチア

ハオルチア

基本情報

属:ハオルチア属
タイプ:春秋型

特長や魅力

ハオルチアは、「窓」と呼ばれる透明な部分が丸い葉っぱの先端にある『軟葉系』と、硬く鋭い葉っぱがついた『硬葉系』の2種類に大きく分けることができます。高額取引される品種もあり、葉の美しさや形の美しさは多肉植物の中でも異色を放ちます。

おすすめ⑧ 黒法師

黒法師

基本情報

属:アエオニウム属
タイプ:冬型

特長や魅力

茎立ちして枝分かれし、大きく育つ品種です。黒い葉が人気です。他の多肉植物と比べても存在感があるため、寄せ植えでもアクセントになります。

おすすめ⑨ グラプトペタルム

グラプトペタルム

基本情報

属:グラプトペタルム属
タイプ:春秋型

特長や魅力

日本の環境でも育てやすい品種が多く、環境によっては地植えで群生するほどの増えることもあります。暑さや寒さに強い種類です。

おすすめ⑩ センペルビウム

センペルビウム

基本情報

属:グラプトペタルム属
タイプ:春秋型

特長や魅力

春秋型ですが、寒さにも強く、冬の屋外でも育てることができます。「巻絹」という品種を始め、白い毛で覆われた種類が人気で、ランナーを伸ばして増えていきます。

様々な品種の多肉植物を育ててみよう

いかがでしたか?この記事では、おすすめの多肉植物の紹介を中心に、選び方や、育て方の基礎知識などもご紹介させていただきました。タイプを知れば水やりなどの方法もおおよそ把握することができます。後は置き場所に気を配れば、元気に育てることができますよ。

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