Labyrinth バラの迷宮 pickup138『アンファン ドゥ コライユ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 京阪園芸オリジナル |
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花色 | コーラルオレンジからコーラルピンクへ |
花型 | 花径7~8㎝/ロゼット咲き |
香質 | 淡香 |
樹形 | 高さ1.0mの木立性・横張り性 |
濃いオレンジ色の蕾から、コーラルオレンジに開花。最初は周囲ににじませていたコーラルピンクへと次第にうつりゆく。
中輪ロゼット咲き。波打つ舟弁の外側は広げ、内側は立ち上がって重ねるさまを横から見ると、海中にゆらめいているよう。
5~6輪の房咲きになる。次々に蕾があがってよく咲く。四季咲き。香りは淡い。
トゲがやや多い枝は硬めで、樹は高さ1.0mのコンパクトな横張り性。耐病性はやや高め。
2022年発表の京阪園芸オリジナル。
「コーラルcoral」(英)「コライユcorail」(仏)は「珊瑚(さんご)」の意味。「アンファンenfant」(仏)は「子供」。花名は「珊瑚石」から発想したという。
小山内健氏育種。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。