植物の育て方
デンファレ
学名 | Dendrobium |
科名 | ラン科 |
原産地 | ニューギニアから北部オーストラリア |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 弱 |
耐暑性 | 強 |
印刷
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特長
コチョウランに似た花を咲かせるデンドロビウムの通称をデンファレといいます。直立にのびた茎にピンクや白、複色の花を、初夏から秋口まで長期間楽しめます。日光を好むので、1年中日当たりの良い場所で育てます。
デンファレの育て方・栽培のポイント
1年中明るくあたたかい、風通しの良い場所で管理しますが、乾燥しないよう、時々霧を吹くなどして、気をつけましょう。
生長は早くないので、株分けは株が十分大きくなってから行います。
栽培カレンダー
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花時期
植えつけ・植えかえ
施肥
置き場所
日当たりの良い場所。冬は、あたたかい屋内の日当たりの良い窓辺。
水やり
気温が高い生長期は、多めに与え、気温が低い時期は控えめに与えます。
植えつけ
購入時に小さなポットに入っていることが多いので、4月半ば~5月に植えかえをします。ポットから根を抜き出して、古い水ゴケと傷んだ根を取り除き、水ゴケや洋ラン用土に植えかえます。
肥料
開花中は肥料は与えません。新芽がのび始める3月下旬~4月上旬に、置肥として『マグァンプK大粒』を水苔の上に置きます。
さらに7月までは液肥『専用液肥 -洋ラン‐』を水で薄めて1週間に1回与えます。
9月に最後の肥料として『専用液肥 -開花促進-』を月に2~3回、水で薄めて与えます。11月以降は肥料は与えません。
マグァンプK大粒
専用液肥 ―洋ラン―
専用液肥 ―開花促進―
病害虫
害虫:ナメクジ 戸外に出すと、鉢の裏などについて、根や花芽を食害します。
ナメクジ駆除剤『ナメトール』を鉢のまわりにまきます。
ナメトール 120g /300g
株分け
茎(バルブ)がふえ、鉢いっぱいになったら株分けします。
新芽のあるところを確かめてハサミで切り分けます。
新しい水ゴケで根を巻き、新芽のある側が鉢の中心部になるように置き、湿った水ゴケを入れて植えこみます。
植えつけ後2週間ほどは半日陰で風の当たらない場所で管理します。