植物の育て方
シャコバサボテン
学名 | Schlumbergera(Zygocactus) |
科名 | サボテン科 |
別名 | クリスマスカクタス、デンマークカクタス、カニバサボテン |
原産地 | ブラジル南東部 |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 弱 |
耐暑性 | 中 |
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動画
特長
晩秋~冬に、パールがかったピンクや赤い透明感のある花を葉の先に咲かせます。葉に丸みがあるカニバサボテンと葉先がとがったシャコバサボテン、これらを交配したものも含めてすべてをシャコバサボテンと呼んでいます。
シャコバサボテンの育て方・栽培のポイント
4月頃に各枝を3節以上残して先端を摘み取り、株の形を整えます。摘み取った枝は挿し木することができます。暑さや高温が苦手なので、夏のみ風通しの良い日陰になる場所で管理します。短日植物なので年中室内で育ててしまうと花芽がつきにくくなります。また、水やりが多かったり、室温が高すぎたり、寒暖の差が大きいとつぼみが落ちることがあるので注意します。
栽培カレンダー
置き場所
4~10月は屋外の日の当たる場所(梅雨時期~9月上旬までは半日陰)、11月以降は日の当たる室内
水やり
4~9月は土の表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。10~11月は、土の表面が乾いて1~2日置いてからたっぷりと。12~3月は、乾かしぎみに管理。
鉢・プランターの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植えつけ
通気性と水はけの良い土を使って鉢で育てます。1~2年に1回程度、4月に植えかえを行います。
肥料
5~7月に置肥『プロミック 草花・鉢花用』などの緩効性肥料を施すか、『ハイポネックス原液』などの液体肥料を2週間に1回程度与えます。7月以降の施肥は控えめに。『キュート サボテン・多肉植物用』などの活力剤がおすすめです。
プロミック 草花・鉢花用
ハイポネックス原液
キュート サボテン・多肉植物用
病害虫
ナメトール 120g /300g
シャコバサボテンの葉摘み
春と秋、バランスの良い形になるよう葉摘みする。
春は地際から5節ほど残し、上部を摘み取る。
秋は小さな新芽等を摘み取ると花芽がつきやすくなる。
切り戻し
花つきの悪いときや、茎だけが伸びたときは、3分の1程度を残し、切り戻しましょう。