植物の育て方
クンシラン
学名 | Clivia miniata |
科名 | ヒガンバナ科 |
別名 | ウケザキクンシラン |
原産地 | 南アフリカのナタール地方 |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 弱 |
耐暑性 | 中 |
※印刷の際は、印刷の詳細設定から「背景」も印刷する設定が必要です。
特長
あでやかなオレンジ色の花をいくつも咲かせるクンシラン。株の寿命が長く、上手に管理すれば何年も育て続けることができます。日ざしが強いと葉が焼け、水を与えすぎると根腐れを起こすことがあるので注意しましょう。
クンシランの育て方・栽培のポイント
明るく風通しのよい日陰で管理しますが、日の当たる方向が一方だと、株全体が傾いてしまうので、時々鉢の向きを変え、均等に日が当たるようにしましょう。植えかえ時に株分けすると殖やすことができますが、その際はあまり細かく分けないようにしましょう。種を取って殖やすこともできますが、種を取らないのであれば、5月、花茎切りを早めに行いましょう。
栽培カレンダー
置き場所
2~3月は日に当たる室内、4~5月、11~1月は室内の日陰、6~10月は明るい日陰のある屋外
水やり
表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをします。株に水をかけないように気をつけて。
鉢・プランターの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植えつけ
通気性、保水性や水はけの良い土を好みます。市販のクンシラン用土もおすすめです。
肥料
4~6月、9月に緩効性肥料の置肥『プロミック シンビジューム・クンシラン用』を、7~11月は液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間に1回程度で施します。
プロミック シンビジューム・クンシラン用
ハイポネックス原液
植えかえ
2~3年ごとに花後か、鉢底から根が出てきたら、ひとまわり大きな鉢に植えかえます。
同時に古い土や黒く傷んだ根を除去しましょう。
植えこむ用土と根鉢の間にすき間がでないように注意しましょう。
株分け
茎(バルブ)がふえ、鉢いっぱいになったら株分けします。
新芽のあるところを確かめてハサミで切り分けます。