植物の育て方
クレマチス
学名 | Clematis |
科名 | キンポウゲ科 |
別名 | カザグルマ、テッセン |
原産地 | 北半球の各地 |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 中 |
耐暑性 | 中 |
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動画
特長
花の色形のバリエーションが豊富で、一季咲きや四季咲きのものなど多様な品種が揃うクレマチス。特性などにより、いくつかの系統に分けられます。多くの種類がつる植物なので、フェンスなどに絡ませて育てますが、種類によってボリューム感も大きく異なります。
クレマチスの育て方・栽培のポイント
つぼみ~開花時期は水切れに注意しましょう。植えかえは冬に行うのが安心です。根を切られることを嫌うので、ていねいに行いましょう。春咲かせたツルは、夏前に半分ぐらいに切り詰めます。冬の剪定は、切り詰める位置が系統によって異なるので、前もって確認して行いましょう。
栽培カレンダー
置き場所
日当たり、水はけ、風通しの良い所
水やり
鉢植えの場合は、表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。真夏は乾きやすいので、様子を見ながら1日2回水やりをして。庭植えの場合は根が張ってしまえば、基本的に水やりは不要です。
鉢・プランターの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植えつけ
水はけの良い『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』などに、アブラムシ予防のための『虫を予防するマグァンプD』を混ぜ込み、植えつけます。
ハイポネックス培養土 鉢・プランター用
虫を予防するマグァンプD
肥料
春~秋は定期的に施肥します。1~2カ月に1回、緩効性肥料の置肥『プロミック 草花・鉢花用』を利用し、1週間に1回程度の『ハイポネックス原液』などの液体肥料を水与えます。冬(2月)に『プランティア 花と野菜と果実の肥料』を株元にばらまくと新芽の生育が旺盛になります。
プロミック 草花・鉢花用
ハイポネックス原液
プランティア 花と野菜と果実の肥料
花がら摘み
花が咲き終わったら、花首からつみ取ります。
挿し木
若くて花の咲いていない枝を10センチほどカット。
下葉を取り除き水持ちのよい土に挿す。
挿して2週間ほどで根がでる。
病害虫
害虫:アオムシ、ナメクジ、アブラムシ、コガネムシ、ヨトウムシ、ハダニ
アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。
病気:土に未熟腐葉土が混ざっていると立枯病、白絹病、風通しが悪いとうどんこ病、葉枯病、さび病が発生。