植物の育て方
アネモネ
学名 | Anemone coronaria |
科名 | キンポウゲ科 |
別名 | ボタンイチゲ(牡丹一華) |
原産地 | ヨーロッパ南部~地中海東部沿岸地域 |
分類 | 球根植物 |
耐寒性 | 強 |
耐暑性 | 弱 |
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特長
赤や青、ピンク、白などのあざやかな花がパッと開くアネモネ。春の花壇を明るく演出してくれます。水はけの良い、日の当たる場所で、多肥に注意しながら生育すれば、何年も咲き続けてくれます。ロックガーデンにもおすすめ。
アネモネの育て方・栽培のポイント
乾燥している球根を植えつける場合は10月以降に植えつけを行いましょう。球根の上下がわかりにくいので、迷ったときは横向きに植えつけます。こまめに花がら摘みをし、その後地上部が枯れてしまったら、6~8月の間に掘り上げて日陰で乾燥させます。掘り上げ時に分球をして殖やせます。
栽培カレンダー
置き場所
鉢・プランターで植える場合は、芽が出てから初夏までと、10月以降は風通しの良い日の当たる所、地上部が枯れたら雨の当たらない日陰、庭植えの場合は、日の当たる所
水やり
鉢・プランターで植える場合は、植えつけてから4~5日後に水を与えます。その後は初夏まで表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。地上部が枯れたらやめ、10月以降に再開。庭植えの場合は特別な水やりは不要です。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植えつけ
水はけ、水もちの良い『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』などを使用します。または水はけの良い培養土に、元肥として『マグァンプK中粒』を混ぜ込みます。
さらに、アブラムシ予防のための『虫を予防するマグァンプD』を混ぜ込み、植えつけます。
ハイポネックス培養土 鉢・プランター用
マグァンプK中粒
虫を予防するマグァンプD
肥料
鉢・プランターで植える場合は、10~3月は2週間に1回程度『ハイポネックス原液』を水で500倍に薄めてを与えます。晩春まで与えてしまうと球根が充実しないので気をつけましょう。
ハイポネックス原液
花がら摘み
花が咲き終わったら、花首から摘み取ります。
球根陰干し
掘り上げた球根の古い葉や根、茎は除きます。
大きめの球根を網袋等に入れ、涼しい場所で秋まで保管しましょう。
病害虫
害虫:3~5月はハモグリバエ、10~5月はアブラムシ
アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。
病気:3~5月にうどんこ病、11~5月の室内で灰色かび病、4~5月立枯病