Labyrinth バラの迷宮 pickup186『エンチャンティッド ピース』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
| 作出 | 仏メイアン |
|---|---|
| 花色 | 黄色とピンクのバイカラー |
| 花径 | 大輪 |
| 花型 | 半剣弁高芯咲き |
| 香質 | 中～強香 |
| 樹形 | 高さ1.2mの木立性・直立性 |
表側が周囲が濃いピンク・裏側黄色の、先が尖った幅広い花弁が中心に向かって巻き上げ、重なって交互に色を見せるバイカラーの剣弁高芯咲き。
花径8～10㎝のボリューム感ある大輪。四季咲き。中～強香。
樹は直立性で高さ1.2m。病気に強い。2020年作出、2024年日本発表。
「エンチャンティッド」は「魅惑の」の意味。銘花‘ピース’（1935年メイアン社）よりもピンクと黄色が濃く、良い香り・開花力があって、樹は丈夫に。
花芯を壺型状に巻き上げて整ったかたちに咲き、ピンクと黄色を交互に見せる
厚い花弁は雨にも負けない
著者紹介
関連記事
前回の記事はこちら
関連記事
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやＰＲプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。