Labyrinth バラの迷宮 pickup187『ポルト ブルー』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
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花色 | 青藤色 |
花径 | 中輪 |
花型 | 丸弁八重咲き/四季咲き |
香質 | ダマスクの中香 |
樹形 | 高さ1.0×幅1.1mの木立性・横張り性 |
透き通るような青藤色。おおらかな丸弁八重咲きの中輪。房咲き。緑を含む蕾から開花、咲き進んで弁端に緑を残す。四季咲き。
ダマスクにパウダーとグリーンの中香。
樹は耐病性はもとより樹勢も強く、月一回の殺菌剤散布で葉をきれいに保つ、バラの家の殺菌剤散布のめやすのタイプ1。
樹は木立性で強い横張り性。高さ1.0×幅1.1m。
花名はフランス語で“青い扉”の意味。
2024年春発表早々注目を集めるロサオリエンティス プログレッシオ。
赤みを消した青藤色の“青バラ”で、従来なかった耐病性の高さ・樹勢の強さを実現。
春先や晩秋、直射日光が当たらないときに青色を強く感じる色に咲き、直射日光に当たるとグレー味を強く感じる。
午前中日が良く当たり、午後に日陰になるような場所で育てると、青さをいちばん楽しむことができる
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。