Labyrinth バラの迷宮 pickup188『ファースト フロスト』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 河合伸志 |
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花色 | アイボリー |
花径 | 中輪 |
花型 | 丸弁~半剣弁の平咲き~抱え咲き |
香質 | 淡香 |
樹形 | 半直立性中型シュラブ |
斑入り葉の半直立性シュラブ。アイボリーカラーの丸弁~半剣弁の平咲き~抱え咲き中輪。
花径6~7㎝。房咲き。四季~返り咲き。淡香。葉には白~淡黄色の不規則な斑が入り、特に春と秋に斑が鮮明に表れる。
樹勢はやや強く耐病性はやや高い。枝は細め、樹は半直立性シュラブで中くらいの高さ。
花名は葉が薄い霜を思わせることから。2024年春発表。
葉に斑が入るバラには、ロサ・ルキアエ・ヴァリエガータ(斑入りテリハノイバラ)はじめ、園芸品種としては‘ヘルシュレーン’(明るいピンクの中大輪、1904年オランダ)や、‘紅(くれない)’(赤色の中輪、2003年京成バラ園芸)、‘イル ルージュ’(緋紅色の中輪シュラブ、2007年デルバール)などがある。その中では耐病性がもっとも高い。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。