Labyrinth バラの迷宮 pickup189『リリエンタール』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
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花色 | 藤色 |
花径 | 中輪 |
花型 | 半剣弁八重咲き/四季咲き |
香質 | ティーの淡香 |
樹形 | 高さ1.8×幅1.5mのシュラブ |
藤色の整形花タイプで、丈夫、つるバラ利用可能な中輪シュラブ。
ふんわり伸ばした花茎の先にうつむき加減に咲き、花保ちがとても良く散りづらい。四季咲きで秋にもよく咲く。淡香。
樹は高さ1.8×幅1.5mで、家庭用の四季咲きつるバラとして。自立シュラブとしても。
樹勢・耐病性ともに強く、タイプ0。
花名Lilienthalはライト兄弟による動力飛行の前に、人類の空への夢に貢献したドイツの航空分野のパイオニアから命名される。
2024年春発表のロサ オリエンティス プログレッシオ。
少し緑を含む藤色の半剣弁の整ったかたちから咲き始め、次第に多くの花弁があらわれてくる。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。