園芸を趣味で始めるには?魅力や準備のポイント、初心者におすすめの植物18選
お庭やベランダ、室内のちょっとしたスペースなどを使って園芸に挑戦してみたいと考える方は多いのではないでしょうか。
園芸には多彩な魅力があるため、ぜひ趣味として始めてみることがおすすめです。
今回は、園芸を趣味とするメリットや、始めるときに知っておきたい準備のポイントをお伝えします。
また、初心者でも栽培しやすい草花・野菜・ハーブについてもご紹介するため、ぜひ参考にご覧ください。
- 目次
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- 園芸を趣味とする魅力とは
- 緑に触れて癒される
- 季節を感じられる
- 達成感を得られる
- 適度な運動になる
- 低コストで始められる
- 園芸を趣味で始めるときに知っておきたいポイント
- 園芸を始める前に決めておきたいこと
- 準備しておきたい道具や道具の選び方
- 園芸を趣味で始めるときにおすすめの草花6選
- パンジー、ビオラ
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- ペチュニア
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- スイートアリッサム
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- アガパンサス
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- チューリップ
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- ジニア
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- 園芸を趣味で始めるときにおすすめの野菜6選
- ミニトマト
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- 水菜
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- ラディッシュ
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- ナス
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- ゴーヤ
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- じゃがいも
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- 園芸を趣味で始めるときにおすすめのハーブ6選
- バジル
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- イタリアンパセリ
- コリアンダー(パクチー)
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- ローズマリー
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- シソ
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- ミント
- 動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
- おわりに
園芸を趣味とする魅力とは
園芸とは、本来は花や果樹、野菜などを育てること、もしくはその技術について指す言葉です。
個人の趣味で「園芸」と言った場合、庭やベランダなどで好きな植物を育てることを指すのが一般的です。厳密には異なる意味を持つ言葉であるものの、「ガーデニング」「家庭菜園」「庭いじり」などが同じ意味で使われるケースも多く見られます。
それでは、「園芸」を趣味にするとどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは。園芸趣味の基本や魅力についてご紹介します。
緑に触れて癒される
園芸を趣味として始めると、毎日のように植物に触れることになります。
水を与えるのはもちろん、植物の状態をチェックして元気に育っているかを確かめたり、病害虫の被害を受けていないか確認したりします。
お世話をする中で自然と緑に触れて癒されるのは、園芸趣味の大きな魅力といえるでしょう。
季節を感じられる
植物の状態は季節によって変化していきます。花が咲いたり実ができたり、紅葉したりと、時期によって違う姿を見せてくれます。
植物を見て季節を感じられるのも園芸趣味の魅力です。また、旬の野菜や果物などを育てて収穫することでも季節感を味わえます。
達成感を得られる
植物を育てていると、達成感を得られる場面もたくさんあります。
種をまいた植物が芽を出して大きく育ったり、花を咲かせたりすると、お世話を続けてきた苦労が報われたような気持ちになれるでしょう。
野菜やハーブなどの家庭菜園なら、収穫の喜びも得られます。
適度な運動になる
育てる植物が多いと、水やりや除草などのお手入れで体を動かすことも増えます。
日光を浴びながら適度に体を動かせることも園芸趣味のメリットです。
重い土を運んだり、立ち座りの動作を繰り返したりすることで、爽やかな汗を流せるでしょう。
低コストで始められる
ちょっとしたスペースを使った栽培なら、費用をそれほどかけずに始められます。現在はガーデンセンターやホームセンター、100円ショップで基本的なガーデニング資材を揃えることも可能です。
まずは安価な道具を揃えて園芸を始め、自分のこだわりがわかってきたら徐々に買い替えていくこともできるでしょう。
園芸を趣味で始めるときに知っておきたいポイント
園芸を始める前に栽培するスペースを確保し、どんな植物を育てるのかを考えておきましょう。
ここでは、園芸を始めるときに決めておきたいことや、準備しておきたい道具などについてご紹介します。
園芸を始める前に決めておきたいこと
栽培スペースを決める
園芸を始める前に、ご自宅のどこで植物を栽培するのかを決めておくことがおすすめです。植物によって適した栽培環境は異なります。栽培スペースの条件次第では、育てられる植物も変わってくるでしょう。
たとえば、1日を通して日陰になるような場所では、日当たりを好む植物ではなく耐陰性が強く日陰でも育てやすい品種が向いています。耐寒性の弱い植物の場合、屋外よりも室内で育てたほうが良いパターンもあります。
また、屋内外を問わず、風通しの良さも考慮することが大切です。風通しが悪く湿気がこもりやすい環境は、病害虫被害が生じやすくなることがあります。
とくに室内での栽培は風通しが悪くなりやすいため注意が必要です。必要に応じてサーキュレーターなどを活用して空気を入れ換えましょう。
育てたい植物を決める
園芸初心者の場合、育てやすい植物を選ぶことがおすすめです。品種によってお手入れの難易度が変わることがあります。水やりや剪定などのお手入れが少なく済むタイプは手がかかりにくいでしょう。
また、植物を育てていると病害虫対策に悩まされることも少なくありません。被害を受けにくいように改良された品種もあるため探してみましょう。
準備しておきたい道具や道具の選び方
園芸用のハサミ
伸びてきた茎を剪定したり、花がらをカットしたりするためにハサミが必要になることがあります。切り口が潰れてしまわないよう、切れ味の良いハサミを用意しておきましょう。
じょうろ
日々の水やりのためにじょうろがあると便利です。育てる植物が多い場合は大きめのじょうろを準備しておくと良いでしょう。
スコップ・シャベル
植物の苗を植えかえたり、鉢へ土を移したりといった作業で使います。プラスチック製や金属製などの種類があります。
プラスチック製は比較的安価ですが耐久性は低めです。長く使う場合はスチール製を購入したほうが良いでしょう。
鉢・プランター
鉢植えで育てる場合は植木鉢やプランターを準備します。育てる植物に合わせたサイズを選びましょう。根がよく伸びるタイプであれば、深さのある鉢を選ぶこともポイントです。
培養土
培養土とは、植物を育てるのに適した配合でつくられている土のことです。自分で単用土を混ぜて土づくりすることもできますが、慣れないうちは市販されている培養土を使うことがおすすめです。
植えつけ時に施す「元肥」として肥料が含まれている培養土も販売されています。 『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』は、元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されているため元肥を混ぜる手間がなく鉢栽培、プランター栽培に最適な培養土です。
培養土には多くの製品があり、それぞれ配合は異なります。育てる植物に合わせて「野菜用」「ハーブ用」「草花用」などから選ぶと良いでしょう。「バラ用」のように、特定の植物向けに配合された専用の培養土が販売されていることもあります。
肥料
植物を元気よく育てるのに欠かせないもののひとつが肥料です。植えつけ時には「元肥」を施したら、植物の生育状況に合わせて「追肥」を行いましょう。
園芸初心者にもおすすめなのが、扱いやすい「化成肥料」です。チッソ・リンサン・カリなど、植物に必要な成分がバランスよく配合されたものを選ぶと良いでしょう。
ゆっくり長く効く緩効性肥料は「元肥」「追肥」にも使用できるので最初に購入する肥料としておすすめです。
『Plantia (プランティア)花と野菜と果実の肥料』は、元肥・追肥に使用することができ、植物の生育に必要な成分をバランス良く配合した有機入り緩効性肥料です。
培養土と同じく、「バラ用」「トマト用」といった専用肥料もあるため、必要に応じて取り入れてみましょう。
薬剤
病害虫による被害に対処するためには、薬剤を使うことも選択肢のひとつです。
予防できるタイプの薬剤もあるため、育てている植物を守るために活用しましょう。植物によって適切な薬剤は異なるため、説明書をよく読んだ上で購入することが大切です。
『虫を予防するマグァンプD』は肥料やり+害虫の予防・退治が同時にできるのでおすすめです。
園芸を趣味で始めるときにおすすめの草花6選
ここからは、これから園芸を趣味として始める方におすすめの植物をご紹介します。何を栽培するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
こちらでは初心者でも育てやすい草花を6つピックアップしてご紹介します。
パンジー、ビオラ
10月~5月にかけて咲く一年草です。非常に花の色が豊富で、オレンジや黄、赤、ピンク、白、青、紫、黒など、さまざまな色があります。お気に入りの色を見つけやすいことも魅力です。
耐寒性が強く寒い時期にも咲くため、冬でもカラフルな花壇をつくることができるでしょう。基本的に日当たりと水はけの良い場所で元気に育ちます。
暑い時期に植えると蒸れてしまうことがあるため、涼しくなるまで待ってから苗を植えましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
ペチュニア
3月~11月にかけて長く咲く草花です。赤やピンク、白、黄、青、紫などの花を咲かせます。生育のスピードがはやく、丈夫なことがメリットのひとつです。品種によって茎が上に伸びるものもあれば、這うように伸びるものもあります。
耐暑性があるため、夏にもたくさんの花を咲かせてくれるでしょう。開花時期が長い分、しっかりと元肥を施すとともに、定期的に追肥を与えてあげるのがポイントです。泥はねが病気の原因になるため、鉢を台の上などに置くと良いでしょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
スイートアリッサム
一年草もしくは多年草タイプに分けられる草花です。一年草タイプは主に2月~6月、9月~12月頃に花を咲かせます。多年草タイプは気候が合えば年間を通して開花します。
名前の通り甘い香りを放つことが特徴です。白い小花が集まって咲く品種が有名ですが、ほかにもピンクや紫、赤、オレンジなどの花を咲かせる種類があります。
春の開花が一段落したら、全体の3分の1ほどのところで切り戻すと、再び花を楽しめるでしょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
アガパンサス
5月~8月にかけて咲く多年草です。耐暑性が強く、夏になると青や紫、白などの涼しげな花を咲かせます。冬に地上部が枯れて休眠するタイプもあれば、葉が茂ったままのタイプ、両者の特徴を併せ持つタイプが存在します。
乾燥に強いため、地植えにした場合はほとんど水やりする必要がありません。雨が降らない日が続いたら水をあげると良いでしょう。何シーズンか植えっぱなしにしても問題ありませんが、土の中が混雑してくるため3年~4年に1回は掘り上げて株分けすることがおすすめです。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
チューリップ
3月~5月にかけて咲く多年草です。春を代表する花のひとつで、色とりどりの美しい花を楽しむことができます。
球根を秋に植えつけて、冬に伸びてきた芽をお手入れしながら春の開花を待ちます。日当たりと水はけの良い場所を選び、元肥をしっかり加えてから植えましょう。
とくに、発芽後は日光をたくさん当てることで丈夫に育ちやすくなります。球根が腐ってしまわないよう、水やりの頻度には気をつけましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
ジニア
5月~12月にかけて長く咲く花です。「ヒャクニチソウ(百日草)」という別名は、開花期間が長いことからついたといわれています。オレンジや黄、ピンク、赤、白、緑など、鮮やかな色の花を咲かせる品種がよく見られます。
暑さに強く、夏の花壇の彩りとしてもおすすめです。夏場は土が乾燥しやすくなるため、水切れしないように気をつけて管理しましょう。水やり時は花や葉に水をかけず、株元に優しく注ぐことがコツです。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
園芸を趣味で始めるときにおすすめの野菜6選
園芸を始めるなら、自分で育てた野菜を収穫して味わってみたいという方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、家庭菜園初心者でも育てやすい野菜をご紹介します。
ミニトマト
トマトは7月~8月にかけて収穫できる、育てやすい野菜のひとつです。とくに、大玉トマトよりもミニトマトのほうが栽培しやすいでしょう。
暖かい環境を好むため、遅霜の心配がなくなってから植えつけることが大切です。
なるべく大きな実を収穫するため、脇芽が伸びてきたら摘み取ったほうが良いでしょう。草丈が高くなりやすいため、支柱で支えることもポイントです。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
水菜
条件が合えば5月~12月の間に収穫できる野菜です。生育適温は15℃~20℃程度のため、とくに秋冬が育てやすいでしょう。寒さには強いものの、真冬には寒冷紗や不織布などをかぶせておくと安心です。
種まきから1カ月程度の間は、水切れしないように管理しましょう。その後は土の表面が乾いてから水やりを行うようにします。害虫に葉を食べられてしまわないよう、防虫ネットで覆っておくと良いでしょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
ラディッシュ
主に4月~6月、10月~12月に収穫できる野菜です。二十日大根(ハツカダイコン)とも呼ばれます。種まきから1カ月程度で収穫できる生育のはやさが魅力です。
大変小さいため場所を取らず、キッチンのちょっとしたスペースを活用して育てることもできます。採り遅れると裂根したり、「す」が入ったりして味が落ちてしまうことがあります。収穫のタイミングを逃さないように気をつけましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
ナス
6月~10月頃に収穫できる野菜です。上手に育てることができれば、一株から数十個の実を収穫できることもあります。美味しいナスをたくさん収穫するためには、水と肥料をしっかりと与えることが重要です。土の表面が乾いていたら水をあげましょう。
株の状態をチェックしながら定期的に追肥も行います。実がなったらはやめに採ることで、どんどん次の実をつけていくでしょう。秋ナスを収穫するなら、夏に一度切り戻しを行うことがおすすめです。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
ゴーヤ
7月~10月に収穫できる野菜です。真夏の暑さにも耐えられる強さを持ち、グリーンカーテンづくりでも人気があります。丈夫で育てやすく、独特の苦みがある実をたくさん収穫できます。
栽培期間中は肥料を切らさないように追肥を行いましょう。ゴーヤの実が採り遅れると黄色くなり、特有の苦みも弱まってしまいます。開花から20日程度を目安に収穫しましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
じゃがいも
春植えと秋植えがあり、5月~6月、11月~12月頃に収穫できる野菜です。スーパーの野菜売り場で買ったじゃがいもを植えつけても芽は出ますが、ウイルス病にかかっている可能性もあります。検査済の種芋を買って植えつけましょう。
じゃがいもを大きく育てるためには、栽培中に芽かきをすることがポイントです。ひとつの芋から5本~6本ほどの芽が出ますが、元気なものを1本~2本残してかき取りましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
園芸を趣味で始めるときにおすすめのハーブ6選
ハーブは管理の手間がかかりにくく、育てやすいものも多く見られます。料理で活用できるハーブをぜひご自宅で栽培してみましょう。
ここでは、初心者にもおすすめのハーブをご紹介します。
バジル
6月~8月頃に収穫できるハーブです。爽やかでほのかに甘い香りが特徴で、パスタソースやサラダなどの材料として人気です。
暑さに強く、夏になるとたくさんの葉を茂らせます。開花すると葉がかたくなってしまうため、花芽が出たらすぐに取り除いておきましょう。
収穫の際は必要な分だけ葉を摘み取ります。水不足になっても葉がかたくなるため、水の管理に気をつけましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
イタリアンパセリ
年間を通して収穫できるハーブです。葉は縮れておらず平らで、苦みは少なめです。好光性種子のため、種まきの際は薄く土をかぶせる程度にとどめましょう。
摘心をしながら育てていくことで脇芽が伸び、収穫量も増やすことができます。水切れしないように土の表面が乾いてから水をあげましょう。
収穫の際は必要な分を摘み取ります。採りすぎると弱ってしまうため気をつけましょう。
コリアンダー(パクチー)
5月~11月頃に収穫できるハーブです。葉や茎、根、種など、すべてを食べることができます。香りが強く、料理に少し入れるだけでもコリアンダーの風味をしっかりと感じられるでしょう。
種はかたく、そのままでは発芽しにくいことがあります。種まき前夜に吸水させてからまくこともひとつの方法です。
種まきから2カ月ほどで収穫できる大きさになります。外側から葉を摘み取っていきましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
ローズマリー
一年を通して収穫できるハーブです。甘さと爽快感を兼ね備えた香りで、アロマオイルの材料としても人気があります。常緑性の低木で、2mほどに育つ品種もあります。
収穫を兼ねてこまめに剪定するとコンパクトに育てられるでしょう。剪定のタイミングによっては花芽を切ってしまい、きれいな花を楽しめなくなることがあります。料理用の株と観賞用の株を分けて育てることもおすすめです。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
シソ
6月~8月に収穫できるハーブです。和食でもなじみ深い存在で、葉のほかに芽や穂、実を収穫して食べることもあります。
発芽適温は20℃~25℃程度のため、十分に暖かくなってから種まきしましょう。
水不足で葉がかたくなってしまうため、乾燥を防ぐために株元に藁などを敷いておくことがおすすめです。
収穫の際は下のほうについている葉から順に摘み取っていきましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
ミント
3月~10月にかけて収穫できるハーブです。スッと鼻に抜けるような清涼感が特徴で、さまざまな料理やドリンクの香りづけで活躍します。
生育旺盛であり、ランナーを伸ばしてどんどん広がっていきます。管理しやすいように鉢植えで育てることがおすすめです。葉を適宜摘み取って収穫しましょう。
動画でわかりやすく‼︎ 植物のよくあるお悩みを紹介【PlantiaQ&A】
おわりに
園芸はさまざまな魅力にあふれており、興味がある方はぜひ趣味として始めることがおすすめです。難しいイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、初心者でも気軽に育てられる植物はたくさんあります。
今回ご紹介したポイントやおすすめ植物なども参考にしながら、園芸にチャレンジしていきましょう。