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更新日:2024.08.09

家庭で果樹栽培|おすすめの果物20選!自宅で育てやすい果樹の種類は?

家庭で果樹栽培|おすすめの果物20選!自宅で育てやすい果樹の種類は?

家庭で「果物」を栽培する際は、自宅でも育てやすい果樹を選ぶのがポイントです。

上手に果物を育てられるようにさまざまなコツや注意事項を理解してから、栽培する果物を選びましょう。

この記事では、自宅で果物を育てる前に知っておきたいポイントや選び方、注意点をふまえつつ、家庭菜園におすすめの果物20選を紹介します。

家庭で果物を育てる前に知っておきたいポイント

家庭で果物を育てる前に、栽培に関する知識を覚えましょう。ここでは、自宅で果物を育てるにあたり知っておくべきポイントを解説します。

果実を実らせるには時間がかかる

果物を実らせるまでには、時間がかかります。「桃栗三年柿八年」ということわざからもわかるように、果物は実がなるまで長くかかるものも多くあり手入れも欠かせません。日当たりや水やり、剪定、草むしりなど、どれだけ手をかけたかによっておいしい実が実ります。

きゅうりやナスなどの野菜の多くは、種や苗を植えて約数か月で収穫できますが、果物の多くは野菜ほど短期間に収穫するのは難しいのです。病害虫や鳥などからも実を守るために、長年の努力が必要になります。

栄養豊富な土が必要になる

自宅で果物を育てるには、栄養豊富な土が不可欠です。おいしくて甘い果物を作るのに、栄養が欠かせません。栄養が足りないと、おいしくない果実になるだけでなく、実がならない可能性もあるため、鉢植えでも庭植えでも慎重に土を選ぶことがポイントです。

『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』は、元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されているため元肥を混ぜる手間がなく鉢栽培、プランター栽培に最適な培養土です。

育てる場所の広さにあう果物を選ぶ必要がある

栽培するスペースに合わせた果物を選ぶのも大切です。ベランダと庭では広さが異なるため、そのスペースに適した果物を選ばないと果樹の根がしっかり伸びません。育てる場所の広さを考慮して、果物を選びましょう。

地域の気候にあった果物を選ぶ必要がある

気候にあう果物を選ぶこともポイントです。果物は気候により、育つスピードが変わります。たとえば、庭で植える果樹で多い柿は日本の至る場所で栽培されていますが、関東以北では、寒さに比較的強い渋柿を選ばれるとよいでしょう。

また、南国フルーツとして知られるパイナップルやバナナ、マンゴーは沖縄県や宮崎県でよく育ちます。柑橘系の栽培が適しているのは関西から西の地方で、甲信越地方から北だと育ちにくくなります。このように地域の気候と果物の相性は育てるうえで非常に重要で、しっかり理解してから栽培を始めないといけません。

家庭で育てる おすすめの果物20選

次に育て方や育てやすさなどのポイントを解説しながら、おすすめの果物20選を紹介します。

ブルーベリー

ブルーベリーは、果樹栽培が初めての方でも育てやすい果物です。樹高が低く実も小さいため広いスペースが必要なく、お手軽な栽培が可能です。ブルーベリーには100種類以上の品種があり、ハイブッシュ系やラビットアイ系、ローブッシュ系に分けられます。

ハイブッシュ系は北海道から九州まで広い地域で育てられる品種で、主に6〜7月中旬にかけて熟します。ラビットアイ系は温かい気候に適しており、寒さが苦手な品種のため、関東から南の地域での栽培が向いています。

ハイブッシュ系は土壌の酸度をコントロールしないと育ちにくくなりますが、ラビットアイ系は通常の土壌であれば育ちます。ローブッシュ系は日本で栽培するのが難しいとされ、実際育てている農家も少ないといわれています。

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ラズベリー

ラズベリーを自宅で栽培するなら、鉢植えがおすすめです。庭植えでも可能ですが、地下茎が拡大しやすいため小まめに管理する必要があります。育てやすさを求めるなら、鉢植えがよいでしょう。

また、ラズベリーは寒くて涼しい地域での栽培が向いていますが、温かい地方でも鉢植えなら果実を実らせられます。夏の暑い日差しが得意ではないため、気温が上がってきたら日陰に移動しましょう。

庭植えする場合は周囲の植物と2m以上間隔を開けて植え、フェンスに沿って育てるとお手入れしやすくなります。

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イチゴ

イチゴは、家庭菜園で育てる人が多い果物です。一季なりのイチゴと、四季なりのイチゴに分類されます。主に育てやすく味がよい一季なりが収穫されていて、自宅でイチゴを育てる方にも始めは一季なりがおすすめです。

イチゴは苗から育てる場合が多く、秋にホームセンターなどで購入して植えつけると次の年の春には実がなります。

また、寒さが苦手で霜や雪をかぶると株が傷んでしまう可能性が高いため、保温対策が必要です。収穫した後でも子株をとっておくと、何年もイチゴの収穫が楽しめます。

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ブラックベリー

ブラックベリーは自宅でも育てやすい果物で、果樹栽培を始めたい人にもおすすめです。庭植え、鉢植えでも栽培でき、農薬散布もほぼ必要ありません。

自家結実するため、複数植える必要がなく、1本でも高い生命力で放っておいても生長します。樹高は約1.5〜5mで、4下旬〜6月頃にピンクや白い花が咲きます。
温かい気候でも育つため、日光によく当て、風通しのよい場所で栽培しましょう。日陰に置く時間が長いと、花や実がつきにくくなります。

レモン

レモンもご家庭で育てることが適した果物です。気温が低くなる冬が苦手ですが害虫がつきにくく育てやすいため、自宅で栽培する果樹としてもおすすめです。上手く育てるとレモンの木1本に100〜200個程の実がつき、長いあいだレモンを楽しめます。

レモンはマイナス3度以下になると枯れてしまうため、庭植えするなら温暖な地域での栽培に向いています。鉢植えで栽培するなら冬に室内へ移動させ寒くないようにコントロールできるため、上手く育っていくはずです。

また、人工授粉は不要ですが筆などに花粉をつけて花をなでると、受粉して実がつきやすくなります。

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柚子・すだち

柚子の栽培は、比較的簡単です。失敗して枯れる場合も少ないため、自宅でも育てやすい果物のひとつです。温かい気候でよく栽培されているイメージですが、耐寒性も優れています。寒い地域でも防寒対策をしっかり講じれば、自宅でも育てられます。

ただし、日光が不足すると実がなりにくくなるため、できる限り日当たりのよい場所で育てましょう。柚子は雨に当たれば当たるほど、よく生長するとされています。

徳島県で多く、栽培されているすだちも自宅で育てやすい果物です。種からの栽培も可能ですが、苗から栽培されることが多く日当たりと風通しをよくしてあげれば、庭植えでも鉢植えでも育てられます。

温かい気候だとよく育ち、マイナス6度以下の寒さになると枯れてしまいます。そのため、庭植えでは北風に当たらない場所を選び、鉢植えでは室内で管理しましょう。

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キンカン

初心者でも育てやすいのがキンカンです。寒さに少し強いですが、氷点下の日が長く続いた場合は枯れる恐れがあるため、なるべく温暖な地域で栽培するのがおすすめです。気温が温かい地域で栽培すれば、大きく甘い実に育ちます。

春~夏の生長期にしっかり水やりすると落葉や落果防止につながるため、乾燥しているときや植えつけしてすぐは水をたっぷり与えましょう。肥料は庭植えだと12月~2月に寒肥を施し、5月、10月には追肥を行います。 鉢植えは、5月、10月に追肥します。

追肥には『錠剤肥料 かんきつ・果樹用』がおすすめです。

『錠剤肥料 かんきつ・果樹用』は、早く効く成分と、ゆっくり効く有機質を配合していますので、安定した効果が約1~2ヵ月間持続します。

12月~2月の寒肥には堆肥と肥料成分がペレット状にひとつになった『土を豊かにする肥料』がおすすめです。

☘154:キンカンの育て方|剪定や摘果の方法は?水やりや肥料など日々の管理をご紹介

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デコポン

難しい作業がほぼないデコポンも自宅で育てやすい果物です。自家結実性というタイプでデコポンの木が1本あれば実が実り、授粉や品種が異なる木を植える必要はありません。樹高は2〜3mまで生長するため、庭植えの方が適しており実もたくさん実ります。

ただし、スペースが限られている場合鉢植えでも栽培できますが、生長して鉢植えが小さくなったら早めに植え替えをして根詰まりを防ぐ必要があります。土は赤玉土や腐葉土などを混ぜて作り、水はけをよくしましょう。

柿の育て方も簡単のため、家庭菜園におすすめです。収穫できるまで約4年かかりますが、その間のお手入れも難しいものはほぼありません。

鉢植えでも庭植えでも可能で、温かい地域では秋、寒い地域では春に植えつけをします。

日光がよく当たり、風通しのよい場所で甘柿は13度以上、渋柿は10度以上の場所で育てます。

☘287: 【Q&A】柿の育て方|おいしい柿を育てるコツや収穫方法は?水やりや肥料など、日々の管理もご紹介

スモモ

スモモも育てやすい果物のひとつです。苗から育てるのが主流で、園芸店やホームセンターで枝や葉がしっかりしたものを選びます。植えつけの適期は11〜3月で、鉢植えでも庭植えでも育てられます。

庭植えなら深さ50㎝、直径50㎝の穴に植え、水やりは不要です。暑い時期に雨がなかなか降らないときは、土が乾燥していたら水やりを与えましょう。

鉢植えで栽培するなら、10号以上の大きいプランターに植えつけ、土の表面が乾燥してきたらたっぷり水やりをします。ただし、スモモは湿度が高いのが苦手なため、春と秋は1日1回、夏は1日2回、冬はつき4回ほどの少ない水やりで問題ありません。

ビワ

ビワは、家庭でも栽培しやすい人気のある果物です。品種によって横に広がるものや上に伸びるものがあるため、植えるスペースの広さに合わせて選びましょう。樹高を高くしたくないなら鉢植えがおすすめで、枝を切り取れば高さを抑えられます。

ビワの栽培は千葉県より西の地域が適しており、比較的寒さに強い方ですがマイナス2度以下になると枯れてしまいます。寒冷地で育てるなら鉢植えに植えつけ、気温が低くなったら室内に移動させましょう。また、品種によって高い耐寒性を持つタイプもあります。

ザクロ

スーパーフードとして有名なザクロは、ご自宅でも育てやすい果物です。暑さにも寒さにも耐久性がありますが、原産地は温暖な地域のため寒さが厳しいと冬を越せずに枯れてしまいます。寒冷地で育てるなら鉢植えに植えつけ、気温が低い日は室内へ移動しましょう。

基本、苗から栽培する場合が多いですが、果実の中にある果粒の種をまくと芽が出ます。ただし、実がなるまで3〜5年以上かかる場合が多いため、もっと早く収穫したいなら苗から栽培擦るのがおすすめです。日陰に置いても枯れませんが、花が咲かない可能性が高くなります。

いちじく

育て方が簡単ないちじくも家庭菜園におすすめです。寒さが苦手のため、関東地方より北の地域では庭植えで育てる場合は少々難しいとされていますが、耐寒性がある品種を選ぶと東北地方でも栽培可能です。人工的に授粉させる手間がかからず、植えつけしてから2年ほどで実がなります。

いちじくの木は生長が早いのが特徴で、枝や葉をコンパクトに剪定する必要があります。カミキリムシがつきやすく放置したままでは枯れてしまうため、防除しなくてはいけません。保水力があり水はけのよい土を好み、よく日光の当たる場所に植えて育てます。

☘253:【Q&A】イチジクの育て方|果実を育てるためのポイントは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

実うめ

果樹の中でも、お手入れが簡単な実うめも自宅で育てやすい種類です。鑑賞用に花うめという種類もありますが、食用である実うめの方が家庭菜園初心者にはお手入れしやすいでしょう。

開花時期が近い2種類の品種を植えると受粉しやすく、実がつきやすくなります。病害虫の被害もそれほど受けないため、農薬の散布も必要ありません。

年の平均気温が7度以上の地域で日当たりと風通しのよい場所を好み、栄養豊富な土壌で栽培します。多湿な日陰は、苦手で育ちが悪くなるので注意しましょう。

桃栗3年柿8年ということわざのとおり、桃は苗から収穫できるまで3年かかる果樹です。ほかの果物はそれ以上収穫までかかるものが多くあるため、桃の生長スピードは早めです。

剪定や摘雷、袋掛けや薬剤散布といった作業が必要になり、手間がかかる果物ですが手塩にかけて育てて収穫できた実はおいしいはずです。

桃を庭植えで栽培する場合は、東北地方南部より南の地域が向いているとされ、鉢植えであれば国内のどこでも育てられます。耐寒性に優れており、マイナス15度でも耐えられる強さを持ちます。

ただし、湿度が高い場所は苦手のため、湿気が多い場所で育てるのは避けましょう。

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キウイフルーツ

果実にたくさんの毛が生えているキウイフルーツは、家庭菜園向きの果物です。害虫の被害も少ないため、農薬もほぼ使わないか量を減らして栽培できます。

寒さはマイナス7度、暑さは30度ほどまで耐えられます。よく日光があたる日向で、風が直に当たらない場所だとよく育ちます。

関東から西の地域では年中栽培可能で、苗からだと実が実るまで1〜2年、種からだと3〜8年ほどかかります。

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ぶどう

家庭菜園に向いている品種を選ぶと、ブドウも自宅での栽培におすすめです。庭に苗を植えて育てるのが主流ですが、鉢植えでもブドウは育てられます。鉢植えの方が庭植えにくらべ育てやすく、お手入れを楽しみながら実がなるのを待てるはずです。

また、梅雨で湿気が多くなると病気にかかりやすくなるため、雨にあたらず湿気が溜まらない日が当たる場所で栽培します。耐寒性や耐暑性も持ち合わせ、日本の至る場所で多く栽培されています。

水はけのよい土を好み、乾燥しても耐えられる強さがあります。植えつけてから約3年で収穫できるように管理すると、おいしい実がつきます。

☘256:【Q&A】ブドウの育て方|果実を育てるためのポイントは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

ライチ

ライチは、家庭菜園が初めての方でも育てやすい果物です。庭植えでも鉢植えでも栽培でき、種からでも育てられます。温暖な気候の果物のため、冬になって気温が低下すると枯れる恐れがあります。

九州や沖縄県といった温かい地域であれば心配いりませんが、本州の北の地域では室内に移動できる鉢植えがおすすめです。庭植えにくらべコンパクトになり、管理しやすいメリットもあります。

15度〜30度だと生長しやすく、風通しと日当たりの良い場所で育てます。生育期の水やりは毎日必要で、秋から冬は少々乾燥しても問題ありません。

オリーブ

オリーブは、暑さにも寒さにも耐える強さがある育てやすい果物です。ただし、マイナス3度以下が続くと枯れる恐れがあるため、室内に移動させましょう。

風通しのよい場所で栽培すると、湿気が溜まるのを防げるはずです。日当たりが悪い場所では葉が黒くなり、枯れてしまう場合も少なくありません。

春や夏は乾燥気味に育て、土が乾いてきたらしっかり水を与えます。乾燥しやすい秋や冬は水やりをするときに、葉水も一緒に与えましょう。

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栗はしっかり管理すれば、自宅でも育てられます。実がつくまで最低3年はかかるため、根気よくお手入れする必要がありますが、上手に育てれば、50年や100年もつ可能性もあるとされています。

栗は、自家不和合性という1本の木だと受粉しない性質を持ちます。そのため、実をつけるには品種が異なる木を2〜3本植えなければいけません。早生種から晩生種までさまざまな品種の中から、相性のよいものを選んで植えると受粉しやすくなります。

家庭で育てる果物の選び方は?

自宅で栽培する果物を選ぶ際は、どのようなポイントがあるのでしょうか。ここでは選び方のコツを解説します。

手間なく育てられるかをチェック

家庭菜園には、手間がかからない果物を選ぶのがおすすめです。たとえば、短期間で収穫できる、病害虫がつきにくい、環境変化に強いといった果物は管理もしやすく育てやすいでしょう。育て始める前に、どのくらい手間がかかるかをチェックすることが大切です。

自宅の庭のスペースにあわせて選ぶ

庭の広さにあう果物を選ぶのもポイントです。樹高がどのくらい大きくなるのか、根はどのくらい広がるのかを確認し、それに合った果物を選びましょう。スペースに合わない果物だと、生育が不十分になる可能性があります。

自分の好みの果物を選ぶ

自分が食べたい果物を庭で栽培できたらうれしいものです。好きな果物をピックアップして、その中からどの果物を育てるか決めるのも楽しいでしょう。

家庭で育てやすい果物の種類

家庭菜園の楽しみは、手塩にかけた果物を収穫する瞬間です。ここでは、家庭菜園で育てやすい果物の種類を紹介します。

ベリー系が最も育てやすい

家庭菜園でもっとも育てやすいのは、ベリー系です。ブルーベリーやブラックベリー、ストロベリーなどが該当します。中でもストロベリーは、苗を植えて数か月で収穫できます。鉢植えの栽培も可能で、室内に移動すれば害虫がつく心配もありません。

柑橘類は糖度の心配が少ないため育てやすい

糖度の心配が少ない、柑橘類も家庭菜園にはおすすめです。レモンやすだちといった柑橘類は甘さがないため、甘くしようと入念にお手入れする必要がありません。甘くするには肥料などをしっかり与えますが、糖度の心配が少ない柑橘類には不要です。

いちじくも比較的育てやすい

いちじくの栽培は、果物の中でも簡単です。比較的スペースをとらずに栽培でき、摘花や受粉も必要ありません。苗を植えてから2年目に実をつけるため、自宅でも育てやすいといえます。

家庭菜園で果物を育てるときの注意点

家庭菜園で果物を育てる際に注意する点があります。下記で注意事項を解説するので、これから始める方は参考にしてください。

土作りは入念におこなう

知っておきたいポイントでも紹介しましたが、家庭菜園の土作りはしっかり行わなければいけません。果物は、土から栄養や水分を吸収して生長するためです。適度な保水と腐植、根が伸びるのに十分な広さを確保する必要があります。

また、根を腐らせないために土中の水はけをよくすることも大切です。土づくりは、植えつける前の最低3週間前から始めましょう。

『土を豊かにする肥料』は、堆肥と肥料成分がペレット状になっているので、肥料効果と同時に土の中の微生物の働きをうながしますので、土づくりに最適です。

ネットを使用し鳥獣から守る

イチゴやブルーベリー、ブラックベリーは保護しないと鳥獣が食べてしまいます。必ずネットをかけ、鳥獣から守りましょう。

こまめにお世話をする

自宅で果物を育てるときは、こまめなお手入れが必要です。風通しをよくするために剪定や日光に当てるための移動など、細かくお世話してあげるとおいしい実がなります。

まとめ

家庭菜園におすすめの果物20選と育てやすい果樹の種類をご紹介しました。自宅で栽培する際の注意点を意識しながら、今回紹介した選び方などを参考にして育てる果物を選び、お手入れを楽しみながら果物を育ててみてください。

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