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日陰で育つ植物(花)のおすすめ24選!育てるときに知っておきたいポイントも解説

日陰で育つ植物(花)のおすすめ24選!育てるときに知っておきたいポイントも解説

「植物を育てたいけれど、自宅はあまり日当たりがよくない」という方に向けて、日陰で育つ植物を紹介します。

それぞれの植物の特徴や育て方をまとめているほか、栽培のポイントや注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

日陰の庭で植物を育てるときに知っておきたいポイント

日陰の庭で植物を育てるには、いくつかのポイントがあります。これらのポイントをしっかり押さえておけば、初心者の方でも上手に栽培できるでしょう。

1.まずは、日陰の種類を把握する

日陰には、以下の3つの種類があります。

  • 木陰(明るい日陰
  • 半日蔭
  • 暗い日陰

まずは、それぞれの特徴をしっかり理解して、これから植物を育てる場所がどの日陰にあたるかを把握しておきましょう。

木陰(明るい日陰)

樹木の日陰になる場所が、「木陰」です。風で木の葉が揺れたときに、不規則に木漏れ日が差し込みます。季節によって影の位置や長さが変化するのが特徴で、落葉樹の根元の場合は冬に日が当たることもあるでしょう。

半日陰

建物や生垣、壁の横など、1日に数時間だけ日が当たる場所を指します。季節によって日当たりが異なるのが特徴です。

暗い日陰

建物や壁に囲まれたスペースや物置の近くなど、日の当たる時間がほとんどない場所のことです。ただし、夏場は一時的に日が当たる場所もあるでしょう。

2.日陰で育つ植物を知る

実は、すべての植物が日当たりのよい場所を好むわけではありません。なかには、日陰に強い「耐陰性」が高い植物もたくさんあります。どのような植物が日陰に強いのかを事前に調べて、その中から育てたい種類を選びましょう。

3.土の状態を観察する

土の状態を観察することも大切です。砂のように乾いた日陰の土は「ドライシェード」、粘土のように湿った日陰の土は「ダンプシェード」と呼ばれます。

土の状態に適した植物を植えないと、うまく生育しません。植えつけが難しいと思われる場所では、鉢植えで栽培することも検討しましょう。

4.土や環境を整える

植えつけ後は、植物が生育しやすいように土や環境を整えましょう。具体的には混みあった部分の茎を切り取り、風通しをよくしたり、つるを誘引するためにひもや支柱に結び付けたりします。

また、日々こまめに観察して病害虫などの異変がないかチェックすることも大切です。

5.彩のある植物を取り入れる

日陰で植物を育てる場合は、彩のあるカラーリーフを選ぶのがおすすめです。暗い空間が、一気におしゃれで明るく変身するでしょう。

日陰で育つ植物(花)のおすすめ15選

ここからは、日陰で育つおすすめの植物を紹介します。特徴や簡単な育て方などを解説しているので、植物選びの参考にしてください。

アスチルベ

初夏の庭を明るく彩ってくれる植物です。半日陰でも育てやすく、梅雨などの長雨のシーズンでも花が傷むことはありません。3~5株ほどをまとめて群植すると、より魅力的な姿が楽しめます。

【栽培環境】
株が弱るのを防ぐために半日陰で水はけがよく、土が乾燥しない場所を選びましょう。とくに、夏の高温多湿は葉焼けの原因になります。

【水やり】
1年を通じて極端に土が乾きすぎないように水やりをしましょう。

【肥料】
4月から5月、および10月ごろに緩効性肥料を与えます。追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続する『プランティア花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。

アセビ

スズランのようなピンクや白の小さな花が、房のように連なる姿がとても可憐でかわいい植物です。花だけでなく、紅色の新芽や濃い緑色の葉の美しさも楽しめます。

【栽培環境】
乾燥しすぎておらず、水はけのよい土壌に植えつけます。午前中に日が当たる半日陰か日向がおすすめですが、日陰でも問題なく生育します。ただし、日陰の場合は花数が少なくなるでしょう。冬場の乾いた風にあたると葉が傷むので注意が必要です。

【水やり】
とくに必要ありませんが、夏の高温期には朝か夕方に水やりをしましょう。

【肥料】
花が終わって新芽が出始める3月下旬から4月下旬にかけて、緩効性化成肥料『Plantia (プランティア)花と野菜と果実の肥料』を与えます。また、花芽の分化が終わる9月下旬から10月下旬にも同様に与えてください。

『Plantia (プランティア)花と野菜と果実の肥料』は、植物の生育に必要な成分をバランス良く配合した有機入り緩効性肥料がおすすめです。

アジサイ

☘79:アジサイの育て方|土の性質によって花の色が変わるの?水やりや肥料の与え方などもご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

世界中で広く親しまれている日本産の落葉低木です。梅雨に咲く花としても知られており、夏の季語にも使われています。土壌の酸性度によって花の色が変わるのが特徴で、酸性土壌で育てば青色、中性から弱アルカリ性の土壌で育てば赤色の花が咲きます。

【栽培環境】
花つきをよくするには日当たりのよい場所で育てるのがおすすめですが、耐陰性があるので日陰でもじゅうぶん生育します。やや湿り気のある肥沃な土壌で育てるようにしましょう。

【水やり】
土が乾きすぎると生育や花つきが悪くなるため、水切れには気をつけましょう。

【肥料】
3月までに寒肥として、堆肥などの有機物と草木灰を混ぜたものを株の周囲に与えます。寒肥には堆肥と肥料成分がペレット状にひとつになった『土を豊かにする肥料』がおすすめです。

開花前の5月頃には、緩効性肥料『Plantia (プランティア)花と野菜と果実の肥料』で追肥します。

🌱031:アジサイをコンパクトに楽しむ|#ハイポネックススマイル

インパチェンス

☘185:インパチェンスの育て方|長く次々と咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

建物に囲まれた暗い日陰で育つ、耐陰性に優れた植物です。花は一重から半八重、八重咲きといった種類があります。種から育てやすく、日本の気候風土に適しているため初心者の方にもおすすめです。

【栽培環境】
日陰でも育つ性質ではありますが、本来は日なたを好む植物です。春と秋は日当たりと風通しのよい場所、夏場は午前中に日がよく当たり午後は半日陰になる場所で育てるとよいでしょう。耐寒性がなく11月に入ると生育が衰えて枯死していくため、越冬させたい場合は日当たりのよい室内で育ててください。

【水やり】
庭植えの場合は、葉や花に張りがなくなってきたら水やりをしましょう。夏場の水やりは、午前中か夕方に行います。鉢植えの場合は、土が乾いてきたタイミングで水やりをします。鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えましょう。

【肥料】
より手軽に管理されたい方は、置き肥が便利です。『プロミックいろいろな植物用』は、置くだけで肥料効果が約2カ月間持続する緩効性肥料です。

頻繁に開花する生育期には液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間~10日に1回程度の頻度であたえるを与えることでより丈夫な株に生長します。

ウラハグサ(フウチソウ)

本州の太平洋側の地域の特産種で、山地の崖や尾根に自生している植物です。複数の茎が株立ちになって垂れ下がっているのが特徴で、長さ15㎝前後の細長い葉が数枚ついています。その葉をたどっていくと、付け根でねじ曲がり、裏表が逆になることからこの名が付けられました。

【栽培環境】
日なた、もしくは明るい日陰で育てましょう。庭植えの場合は、傾斜地や少し土を盛った場所に植えます。斑入りの園芸品種は葉焼けをおこしやすいため、夏の間だけ明るい日陰に置いてもかまいません。さらに斑入りの品種は、きれいな斑に育てるために春の間だけでも日がよく当たる場所に置きましょう。

【水やり】
庭植えの場合はよほど土が乾燥しない限り、雨水だけでじゅうぶん生育します。鉢植えの場合は、表土が乾いたらじゅうぶん水を与えてください。

【肥料】
庭植えのウラハグサは、冬に寒肥をしっかり与えておけば肥料(追肥)を与えなくてもかまいません。寒肥には堆肥と肥料成分がペレット状にひとつになった『土を豊かにする肥料』がおすすめです。

鉢植えの場合は、3月から5月に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を与えます。

夏のあいだ、葉の色が思わしくないときは液体肥料『ハイポネックス原液』を1,000倍に薄めて与えましょう。

カラタネオガタマ

モクレン科に属する植物で、公園などでもよく見かけます。葉には艶があり、つぼみは茶色の毛で覆われています。また、2~3cm程度の緑がかった紫色の花を咲かせるため、観賞用としても人気です。

【栽培環境】
下枝が高い木の下など明るい半日陰で、なおかつやや湿り気のある肥沃な土が適しています。花つきをよくしたい場合は、午前中は日当たりのよい場所に置きましょう。寒さにやや弱いため、霜が降りるような場所ではあまり育ちません。強風や乾いた風を嫌うので気をつけましょう。

【水やり】
土壌の乾燥や強い西日は、生育不良の原因となります。特に夏場の水切れには要注意です。

【肥料】
堆肥などの有機物を寒肥として与えます。寒肥には堆肥と肥料成分がペレット状にひとつになった『土を豊かにする肥料』がおすすめです。

また、6月頃の開花後に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を与えます。

クチナシ

☘252 :クチナシ【Q&A】クチナシの育て方|きれいな花を沢山咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

日本で古くから育てられてきた植物で、甘い香りのする白い花を咲かせるのが特徴です。秋には実をつけますが、実が熟しても裂けず口を開かないことから「クチナシ」の名がついた、との説があります。

【栽培環境】
花つきをよくするには日当たりのよい場所がおすすめですが、日陰地でも耐える植物です。湿り気があって表土が深い土地で、なおかつ腐植質の多い土質を好みます。強い西日が当たる乾燥する場所は嫌うため気をつけましょう。

【水やり】
水切れさせないように、定期的に水やりをしましょう。

【肥料】
開花後に追肥として緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を与えます。

タイツリソウ(ケマンソウ)

お寺に飾る「華鬘(けまん)」という装飾品に似ていることから、この名がつけられた植物です。花の様子が吊り下げた鯛に似ていることから、「タイツリソウ」とも呼ばれています。ピンクの花弁2枚と、その下に白い花弁らしきものがぶらさがっている個性的な花の形が特徴です。

【栽培環境】
一日をとおして明るい日陰、もしくは午前中は日なたで午後から半日陰になる場所で栽培します。庭植えの場合は、落葉樹の下が好適地です。やや湿った場所に10~20㎝ほど土を盛って植えつけると生育がよくなるでしょう。

【水やり】
表土が乾き始めたら、十分に水やりをしましょう。

【肥料】
植えつける場所に元肥として肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。

芽が動き出す早春、および開花後に粒状肥料を追肥として土の表面にばらまいて与えましょう。お庭の管理には、手軽にバラまくだけで、肥料効果が約2~3カ月間持続する『プランティア花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。

ジギタリス

鈴のような形の花を穂状につけ、スラっと伸びる花茎の姿が優雅で美しいことから、洋風ガーデンで人気の植物です。バラと開花時期が同じなので、バラと一緒に植えるのもおすすめです。

【栽培環境】
明るい半日陰、もしくは日当たりのよい場所が栽培に適しています。水はけのよい土を好むので、粘土質の土壌で育てる場合はパーライトや有機質の堆肥などを混ぜて改良しましょう。強い西日が当たる場所は嫌うので注意が必要です。

【水やり】
土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水やりしてください。

【肥料】
植えつけの際は元肥として肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。

生育期の3月、および開花後に粒状肥料を追肥として土の表面にばらまいて与えましょう。お庭の管理には、手軽にバラまくだけで、肥料効果が約2~3カ月間持続する『プランティア花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。

シュウメイギク

秋になると、白やピンク色をしたアネモネのような可憐な花を咲かせる植物です。地植えだけでなく、花壇や切り花など楽しみ方のバリエーションが豊富な点も人気です。原産国は中国ですが、日本の山野でもその姿が見られます。

【栽培環境】
日なたから日陰まで幅広い環境で栽培できますが、根は高温や乾燥に弱いため、株元に直射日光が当たったり、地温が上昇したりするのを防ぎましょう。また、水はけが悪い土だと根腐れや土壌病害の原因になります。理想的な栽培環境は、株元が日陰で葉の部分に日が当たる場所です。

【水やり】
庭植えの場合、根がしっかり張れば水やりはほとんど必要ありません。ただし、極端に乾燥した場合はたっぷり水を与えましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたら早めに水やりをしてください。

【肥料】
3月から5月の生長期に置くだけで肥料効果が約2カ月間持続する緩効性肥料『プロミックいろいろな植物用』を鉢の縁に置くか、1週間~10日に1回の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。

10月から11月にも同様の肥料(追肥)を施しましょう。

☘132:シュウメイギクの育て方|越冬の仕方はどうするの?水やりや肥料など日々の管理もご紹介 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

ツワブキ

ツワブキは、革のような艶がある濃い緑の葉と菊のような直径3cm前後の可憐な花が特徴の多年草です。花だけでなく葉もバリエーション豊富なため、庭に彩を与えてくれる植物として古くから親しまれています。

【栽培環境】
日なたか明るい日陰が適しているでしょう。土質は、水はけのよい土を好みます。

【水やり】
庭植えの場合は、よほどの干ばつでも起こらない限り水やりは不要です。鉢植えの場合は、表面の土が乾いてきたら水やりしてください。

【肥料】
肥料も基本的にあまり必要ありません。大きく育てたい場合は1週間~10日に1回の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。

ヒメシャガ

日本特産の多年草で、山地の森林や急斜面の岩場でよく見られます。草丈が低く、日陰で育つ植物です。初夏になると葉の間から斜めに花茎が伸び、先端近くに2㎝ほどの花を多数咲かせます。

【栽培環境】
朝日が当たる、風通しのよい日陰で育てるとよいでしょう。強い日差しには弱いため、5月以降に日なたで栽培する場合は50%以上の遮光が必要です。高温が苦手なため、夏場は涼しいところで管理しましょう。

【水やり】
庭植えの場合は、あまり水やりは必要ありません。鉢植えの場合は極端な乾燥に弱いため、水切れには注意しましょう。表土が乾いたら、十分に水やりをしてください。

【肥料】
植えつけの際に元肥として肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。

追肥は3月〜9月の生育期に、肥料効果が約2~3カ月間持続する『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施します。

暑さが厳しい夏は、生育が若干悪くなるため、活力液を施します。植物用活力液『リキダス』は暑さでバテ気味の時や冬の寒さへの抵抗性をつけたいときにおすすめです。

プルモナリア

春になると、可憐なブルーやピンクの花を咲かせる植物です。葉には、独特の小さな白い点状の斑が入っているのが特徴です。この小さな点が内蔵の肺を連想させることから、ラテン語で肺を意味する「プロモナリア」という名がつけられました。

【栽培環境】
春の開花までは日当たりがよいところ、その後は日陰を好みます。耐寒性は強いのですが乾燥や高温に弱く、水はけの悪い土の場合は根腐れする可能性があります。腐植質に富んだ土に植えつけ、根が深く張れるようにしましょう。

【水やり】
乾燥すると葉が枯れ、株が弱まるので水はけをよくし、乾かさないようにしましょう。土の表面が乾いてきたら、たっぷり水をあげてください。

【肥料】
3月から4月の生育期には、とくに肥料分が必要になるので1週間~10日に1回の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。

2か月に1回置き肥を施します。『プロミックいろいろな植物用』は、置くだけで肥料効果が約2カ月間持続する緩効性肥料です。をしましょう。6月以降は肥料分が残らないようにし、秋以降の気温が下がったときに再び追肥を行います。

クリスマスローズ(ヘレボルス)

☘35:クリスマスローズの育て方|鉢植えと地植えでおススメなのは?苗選びのコツや、肥料の与え方もご紹介|【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

近年人気が上昇している多年草の植物です。品種改良が行われたため花色や花株のバリエーションが非常に豊富で、好みの花を選ぶ楽しさも味わえるでしょう。

【栽培環境】
庭植えの場合は、水はけのよい明るい半日陰が適しています。秋から春にかけては、日がよく当たる落葉樹の木陰がよいでしょう。

【水やり】
庭植えの場合は、基本的に水やりは不要です。鉢植えの場合は10月から5月のあいだ、土の表面が乾いてきたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水やりをしましょう。

【肥料】
庭植えの場合は、10月に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を与えます。

鉢植えの場合は10月、12月、2月に緩効性肥料『プロミッククリスマスローズ用』をを与えるほか、10月から4月にかけて10日に1回の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえましょう。

ホタルブクロ

古くから日本の山里に自生している植物です。初夏から夏にかけて、釣鐘状の可憐で繊細な花を咲かせます。丈夫であまり手がかからないため、ガーデニングにもぴったりの植物です。

【栽培環境】
日なた、もしくは明るい日陰で育てます。庭植えの場合は、土を盛った上に植えつけるとよいでしょう。水はけと水持ちのよい土質を好むため、赤玉土や腐葉土を混ぜた肥沃な土がおすすめです。

【水やり】
庭植えの場合は、よほど乾燥していない限り雨水だけで十分です。鉢植えの場合は、表土が乾いてきたらたっぷり水やりをしてください。

【肥料】
植えつけ時に元肥『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。

開花期の4〜5月に1週間~10日に1回の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。

暗い日陰でも育つ植物(花)のおすすめ9選

暗い日陰でも育つ、日陰に強い草花もたくさんあります。ここからは、そのなかでもとくにおすすめの育てやすい植物を9種類紹介します。

アオキ

常緑性で耐寒性が強く、光沢のある艶やかな葉と冬に鮮やかな赤い果実をつけるのが特徴です。寒い地方では、厳しい冬を彩ってくれる貴重な植物として人気です。

【栽培環境】
日なたから日陰まで場所を選ばず育てられますが、直射日光が当たると葉焼けを起こすので注意しましょう。水はけがよく、有機物が豊富な保水力のある土に植えつけるのがおすすめです。

【水やり】
株本の土が乾いてきたら、たっぷり水を与えてください。庭植えの場合は、一度根づくと水やりの必要はほとんどありません。

【肥料】
肥料は、さほど必要としません。3月に株元に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』をあたえます。

ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)

西日本の各地にある山地の樹陰に自生する、常緑の多年草です。花は下向きに咲き茎は扁平、実は秋になると熟してコバルトブルーに色づきます。水中にも強く、アクアプランツとして熱帯魚の水槽に飾られることもあります。

【栽培環境】
日なたから日陰まで、場所を選ばず育ちます。ただし、斑入りの品種は直射日光を避けた明るい日陰で育てましょう。水はけがよければ、土質は問いません。一般の草花用培養土も利用可能です。

【水やり】
庭植えの場合は、水やりはほとんど必要ありません。根づくまでは土が乾いたら水やりしましょう。鉢植えの場合は、用土が乾けば水やりしてください。

【肥料】
庭植えの場合、肥料はほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施します。

シュウカイドウ

江戸時代中国から渡来し、現在は日本各地で半野生化している植物です。夏から秋にかけて、淡紅色の美しい花を咲かせます。

【栽培環境】
湿り気のある明るい日陰が適しています。直射日光に当てると葉が焼けたり、生長が衰えたりするので注意しましょう。通気性と水はけに富み、適度に保水性のある土で育てましょう。

【水やり】
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

【肥料】
植えつけの先に元肥『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。

ハラン

生け花やフラワーアレンジメントに利用されるほか、殺菌作用のある葉は料理の仕切りにも使われます。斑入りのものや美しい光沢のある深緑のものなど、美しい葉姿が楽しめる植物です。

【栽培環境】
木の下などの日陰や室内が適しています。強い直射日光が当たると、葉焼けを起こすので注意しましょう。栽培には水はけがよく、通気性のある土質が適しています。

【水やり】
土が乾き始めたら、たっぷり水やりしましょう。冬の水やりは控えめにします。

【肥料】
植えつけの際に元肥『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。

12月から2月に有機肥料を寒肥として『土を豊かにする肥料』を土に混ぜ込みます。

フッキソウ

庭園の下草として利用されている植物です。常緑性で一年中同じような姿を保ちますが、まれに秋に白い実がなることがあります。

【栽培環境】
半日陰から日陰の湿気が多い場所を好みます。明るい場所でも生育しますが、日陰に比べると育ちが遅いです。種類は選ばず、どのような土でもよく育ちます。

【水やり】
庭植えは、ほとんど水やりは必要ありません。鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷり水を与えます。

【肥料】
植えつけ時に『マグァンプK大粒 』を元肥として土に混ぜ込みます。

鉢植えの場合は、春に緩効性肥料『プロミックいろいろな植物用』を置き肥しましょう。

マンリョウ

深緑色の葉の下に、鮮やかな大きな赤い実をつける植物です。古くから盆栽や日本庭園の庭木として親しまれています。

【栽培環境】
明るい日陰や半日陰の場所が適しています。強風に当たらないように気をつけましょう。保水性と水はけがよく、腐植質に富んだ土を使用するのがおすすめです。

【水やり】
植えつけからしばらくして、土が乾燥したら水をやります。その後の水やりは必要ありません。

【肥料】
株を大きくしたい場合は、2月~3月ごろに緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施します。

ヤツデ

日本産の常緑低木で、葉が7~9つに裂けるのが特徴です。葉の表面には光沢があり、まるで天狗の羽うちわのような形をしています。

【栽培環境】
強い日差しを好まず、明るい日陰でよく育ちます。また、暗めの日陰にも耐える植物です。植えつけは、水持ちのよい土に行うとよいでしょう。

【水やり】
日陰で栽培する場合は、雨水だけで十分です。鉢植えの場合は、水切れに注意しましょう。

【肥料】
基本的に肥料は不要です。葉の色が黄色を帯びて淡くなってきた場合は追肥として緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施します。

ヤブコウジ

万葉集に「山橘(ヤマタチバナ)」という名で詠まれるなど、古くから日本人に愛されている常緑木本植物です。盆栽や寄せ植え、鉢植えなど、観葉植物としてさまざまなスタイルで栽培されています。

【栽培環境】
極端に乾燥しない半日陰、もしくは日陰が栽培に適しています。日が当たりすぎると葉焼けを起こすため気をつけましょう。

【水やり】
植えつけから少しのあいだは、表土が乾いたときに水をやります。その後の水やりは必要ありません。

【肥料】
肥料がなくても育ちますが、実付きをよくしたい場合は春と秋に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施します。

ヤブラン(リリオペ)

日本各地で自生している常緑性の多年草です。耐暑性と耐寒性に優れ、日なたから日陰まで場所を選ばず生育します。丈夫で手がかからないのも特徴です。

【栽培環境】
場所を選ぶことなく、植えっぱなしでも大丈夫な植物です。ただし、葉に模様が入っている品種は、強い日差しに弱い性質があるので気をつけましょう。水はけがよければあまり土質は選びません。

【水やり】
庭植えの場合は、ほとんど水やりは必要ありません。鉢植えは用土が乾いたときにたっぷり水やりをします。

【肥料】
庭植えの場合、肥料はほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施します。

日陰で植物を育てる基本的なお手入れ方法

ここからは、日陰で植物を育てる際の基本的なお手入れの仕方を解説します。

土の選び方

日陰は湿気が多いので、水はけと通気性のよい土を選ぶようにしましょう。良質な腐葉土を混ぜて肥沃な土壌へと改良するのもおすすめです。

また、植物によっては、酸性の土を好む品種もあれば石灰質の土を好む種類もあります。栽培したい植物の特性を調べたうえで土を選びましょう。

肥料のやり方

葉がメインの植物は、基本的に生長期に緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を追肥する程度で問題ありません。長期間花を咲かせる植物は、肥料もやや多めに上げてください。

水のやり方

直射日光があまり当たらない日陰は、頻繁に水やりする必要はありません。地表が白っぽく乾いてきたら、水やりをする程度でよいでしょう。鉢植えの場合は、地表が乾いたら鉢底から水が流れるまで水やりをします。

【季節別】日陰で植物を育てるお手入れ方法

日陰で植物を育てる場合は、季節ごとのお手入れ方法を変えてあげることで元気に生長します。ここでは、季節ごとのお手入れ方法を紹介しましょう。

【春】

春は、植えつけに最適な時期です。 株の周りを耕して緩効性肥料『マグァンプK大粒 』を元肥として土に混ぜ込みます。

雑草が生え始めるので、こまめに抜いておきましょう。

【夏】

夏場は水やりが重要です。乾燥や日差し対策も忘れずに行いましょう。梅雨前から夏にかけては雑草も増えてくるので、こまめに抜いて風通しをよくしておきます。

【秋】

秋は枯葉を片づけたり肥料を与えたりして、植物の健康を維持しましょう。移植や植えつけを行うのもおすすめです。

【冬】

寒さや霜などから植物を守るために、腐葉土などでマルチングをしておきましょう。落葉樹を栽培している場合は、邪魔になっている枝や弱い枝を剪定しておきます。

また地植えの場合は、12月~2月の間に土壌の改良と肥料効果を兼ねて寒肥を施します。

寒肥には堆肥と肥料成分がペレット状にひとつになった『土を豊かにする肥料』がおすすめです。

日陰で植物を育てるポイント

日陰で上手に植物を育てるためには、いくつかのポイントがあります。コツをしっかり押さえて、日陰での植物栽培を楽しみましょう。

湿気や蒸れ対策

梅雨や真夏の時期は、株元が蒸れやすくなります。株元が蒸れると葉枯れの原因になるため、なるべく風通しのよいところに置いて過湿にならないようにしてください。

梅雨前に枯れた葉や大きな葉を間引いておくのも有効です。枯れた葉はそのままにしておくとカビ病の原因になるので、早めに切り取りましょう。

暑さ対策

いくら日陰でも真夏のコンクリートは熱を持つので、そのうえに鉢植えを直接置くと高温になってしまいます。下にスノコなどを敷いておきましょう。また、真夏は日中に水やりをすると水が高温になるたもい、朝方か夕方にあげてください。

寒さ対策

庭植えの植物にはマルチングなどをして、植物を寒さから守りましょう。鉢植えの場合、厳寒期や降雪期には軒下や室内に植物を移動させます。移動が難しい場合は、ビニールなどで鉢植えを覆って冷風に当たらないようにしてください。

害虫対策

虫がつく前に予防として殺虫剤を散布しておくと安心です。虫を見つけた場合は、すぐに市販のスプレーで退治しましょう。

土にあらかじめを施すと、『虫を予防するマグァンプD』を施すと害虫の予防になります。『虫を予防するマグァンプD』は害虫の予防と退治と肥料やりが同時に行うことができます。

まとめ

日光が当たらない日陰でも元気に育つ植物はたくさんあります。自宅で植物を育てたいけれど日当たりのよい場所がないという方は、日陰に強い植物を選ぶのがおすすめです。

栽培する際のポイントや注意点をしっかり抑えて育てれば、日陰も明るく楽しい空間になるでしょう。

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