Labyrinth バラの迷宮 pickup197『ル ソワール』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 河本バラ園 ローズ ドゥ メルスリー |
---|---|
花色 | グレイッシュなくすみピンク |
花径 | 中輪 |
花型 | ロゼット咲き |
開花特性 | 四季咲き |
香質 | ティーの中香 |
樹形 | 高さ0.6~0.8mのシュラブ |
灰色味の強いピンク色の中輪。整ったロゼット咲きで房咲き。四季咲きでよく繰り返し咲く。ティー系の中香。樹はシュラブで高さは0.6~0.8m。耐病性が高い。
花名は、花色が夕暮れの空を感じさせることから、フランス語で「夕暮れ」の意味の名が命名される。2024年秋発表のローズ ドゥ メルスリー。
ローズ ドゥ メルスリーのくすみカラー品種、紫味の強い‘レヴリ’と黄色味の強い‘パニエ’の中間くらいの花色の、最新発表作。
庭で草花と一緒に、花房が揺れるように咲く春花。背景のサルビアの濃色が空気を引き締める(写真:河本バラ園)
茶色のトーンに咲いた秋花を苔の上に。“和”の空間にもよく似合う
著者紹介
関連記事
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。