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ベランダ菜園でおすすめの野菜10選!注意点も解説

ベランダ菜園でおすすめの野菜10選!注意点も解説

「野菜作りにチャレンジしたいけれど、広いスペースがない」という方は、ベランダ菜園にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ベランダ菜園ならすぐに手入れもできますし、とれたてを食べられます。

この記事では、ベランダ菜園におすすめの野菜をピックアップして紹介します。ベランダ菜園の注意点も解説していますので、ぜひ参考にして美味しい野菜作りに挑戦してください。

ベランダ菜園でおすすめの野菜10選

野菜のなかでもベランダ菜園に適しているものと適していないものがあります。初心者の方は失敗を避けるためにも、ベランダ菜園で簡単に育てられる野菜を選びましょう。

ここでは、ベランダ菜園におすすめの野菜をピックアップして紹介します。

ミニトマト

ベランダ菜園におすすめしたい野菜の代表格ともいえるのがミニトマトです。ミニトマトはナス科の野菜です。原産地のスペインでは多年草に分類されていますが、日本では一年草扱いで栽培されます。

ミニトマトは育てやすいため家庭菜園できる野菜として人気です。プランターでも育てられるため、ベランダ菜園にも適しています。

初心者の方は、苗から栽培するのがおすすめです。4〜5月の気温が暖かくなる季節に植えつければ、7〜9月には収穫できるでしょう。

ミニトマトは日光を好むため、ベランダ菜園で栽培するときは日当たりのよい場所を選んでください。日当たりの悪い環境では枯れてしまう恐れがあります。

一般的に南か東向きのベランダが日当たりがよいとされているので、事前にベランダの向きを確認しましょう。室外機の近くに置くと熱風でミニトマトが弱ってしまうため注意してください。

ミニトマトの育て方についてはこちら

ナス

ナスもベランダ菜園におすすめの野菜です。ナスはインド原産のナス科の野菜で、日本では夏野菜の代表として愛されています。長ナスや卵型などさまざまな形の品種があり、各地方で伝統野菜として親しまれています。

ナスは春から育て始めれば、夏に収穫が楽しめる野菜です。ゴールデンウィーク頃に苗を植えつけるのがおすすめです。苗は、「節間」と呼ばれる葉と次の葉までの間が詰まっているものを選びましょう。

葉色が濃くがっちりしており、一番花が開花し始めている苗がおすすめです。ベランダ菜園では西日の当たらない南向きのベランダで育てましょう。熱風に弱いため、室外機の近くには置かないようにしてください。

ナスの育て方についてはこちら

ピーマン

ピーマンは唐辛子の仲間です。病害虫に強くよく実をつけるため、ベランダ菜園初心者の方におすすめの野菜です。

ピーマンは種から育てることもできますが、非常に難しいためベランダ菜園初心者の方は苗から育てるのがおすすめです。小さくてもピンと上向きの、勢いがある苗を選びましょう。

ピーマンは春から育てはじめれば夏に収穫が楽しめます。強い光と高い温度を好むため、西日の当たらない南向きのベランダで育てるとよいでしょう。

夏の暑すぎる日差しのもとでは実が日焼けすることがあるため、日光が当たりすぎる場合は場所を移動してください。

暑い夏に非常によく育ち、秋ごろまで収穫可能です。実が大きくなると皮が固くなったり株に負担がかかったりするため、実がなりはじめたら2〜3日おきに収穫しましょう。

ピーマンの育て方についてはこちら

キュウリ

生長が早く、手軽に育てられるきゅうりもベランダ菜園におすすめの野菜です。キュウリはウリ科の植物で、中国・インドが原産です。

キュウリを育てる適温は20~25℃で、関東地方では暖かくなったゴールデンウィーク頃が植えつけに最適です。種と苗どちらでも栽培できますが、ベランダ菜園初心者の方は苗を選ぶと失敗が少ないでしょう。

日当たりと風通しのよい環境を好みますが、半日陰で育てることもできます。ただし、日当たりのよい環境のほうが、実つきが良くなるでしょう。うまく誘引してあげると、グリーンカーテンの役割も果たしてくれます。

キュウリは植えつけからおよそ40日で収穫可能です。最盛期には1日で5cm以上生長するため、必ず朝夕チェックしましょう。

上手に育てれば40本以上の収穫ができます。複数の品種の時期をずらして植えつければ秋口まで収穫を楽しめるでしょう。

キュウリの育て方についてはこちら

枝豆

枝豆はマメ科の植物で、原産は中国からシベリアです。枝豆は大豆が成熟する前に収穫したものです。大豆は豆類に分類されますが、枝豆は野菜類に属しています。

栄養価が非常に高く甘くて食べやすいため、お年寄りから子どもまで年齢を問わず愛されている野菜です。また、栽培に手間がかからず初心者でも育てやすいため、ベランダ菜園にも適しています。

枝豆は、植えつけから収穫までの時期が短いのが特徴です。枝豆にはさまざまな品種がありますが、それぞれ「早晩性」があります。早晩性とは作物の収穫までの栽培期間の長さのことです。

早晩性は大きく分けて「早生種(わせしゅ)」「中生種(なかてしゅ)」「晩生種(おくてしゅ)」があります。初心者の方は栽培期間の一番短い早生種が育てやすいでしょう。

さやが膨らみ、指で押すと中身が出るようになったら収穫時期です。畑などで大量に育てている場合は根ごと一気に引き抜きますが、ベランダ栽培ではひとつずつハサミで収穫するのがおすすめです。

エダマメの育て方についてはこちら

小松菜

小松菜はアブラナ科の野菜で、原産地には諸説あります。古くから日本で改良されてきたため品種が多く、日本の気候にもよくなじんで育てやすいため、ベランダ菜園初心者の方にもおすすめの野菜です。

小松菜は日当たりと風通しのよい場所を好みますが、西日が強い場所や1日中直射日光が当たる場所は苦手です。ベランダ菜園の際は午前中だけ日光が当たる半日陰で育てましょう。

種まきは寒い時期を避けた2月下旬~10月上旬に行います。初心者の方は秋まきが育てやすくておすすめです。

収穫時期は春まきの場合は種まきから30~40日、夏まきで25~30日、秋まきが50~70日頃です。

草丈が20~25cm程度になったら、根元を切り取るか株ごと引き抜いて収穫しましょう。春まきの場合はトウ立ちしやすいため株ごと引き抜く方法がおすすめです。

一方秋まきの場合は必要な分だけ外葉を摘み取れば、長く収穫を楽しめます。

小松菜の育て方についてはこちら

リーフレタス(サニーレタス)

リーフレタスはキク科の丸くならない非結球型のレタスで、原産は中央アジア、中近東および地中海沿岸地帯です。

リーフレタスは赤葉種と緑葉種の2種類があり、赤葉種は「サニーレタス」という名前で知られています。リーフレタスは結球型のレタスと比べると場所をとらないうえに、栽培期間が短く病害虫にも強いためベランダ菜園におすすめです。

リーフレタスの種から芽が出るのに最適な気温は18〜20℃のため、春か秋に種まきするとよいでしょう。リーフレタスは日当たりがよい環境を好むため、日中は日が当たる場所に置いてください。

また、夜間に日が当たるとトウ立ちします。ベランダ菜園をする際は、夜間はしっかりカーテンを閉めて室内の灯りが届かないようにしてください。収穫の際は外葉から一枚ずつはがせば、長く収穫が楽しめます。

リーフレタスの育て方についてはこちら

オクラ

オクラはアオイ科の野菜で、原産地の東北アフリカでは多年草として栽培されていますが、四季のある日本では一年草として育てられています。

オクラは比較的育てやすいだけでなく、ハイビスカスのような花の姿も楽しめるため、ベランダ菜園でも人気の野菜です。

種まきに適しているのは5月下旬〜6月上旬で、7〜9月頃に収穫が楽しめます。日当たりと風通しのよい場所を好みますが、ベランダ菜園で育てる場合は室外機の風に当たらない場所を選びましょう。

地中に深く根を張るため、高さがあるプランターで育てるのがおすすめです。

オクラは開花後、1週間から10日ほどたてば収穫時期を迎えます。収穫が遅れると固くなってしまうため、柔らかいうちに早めに収穫するとよいでしょう。長さが7cm以上にならないうちに収穫するのがベストです。

収穫と同時に身のすぐ下にある葉を取り除く「下葉かき」を行います。下葉かきを行うことで風通しがよくなり害虫が予防できます。

オクラの育て方についてはこちら

スイートバジル

スイートバジルは小スペースで簡単に栽培できるため、ベランダ菜園にぴったりの野菜です。スイートバジルはシソ科の一年草で、「メボウキ」という和名がついています。

原産はインドおよび熱帯アジアで、寒さに弱いですが日本の気候でも丈夫に育ちます。イタリア料理やフランス料理のハーブとして愛用されており、肉料理や魚料理に欠かせません。

スイートバジルの種まきは気温が安定している4〜6月がおすすめです。直射日光に当たらないともやしのようにヒョロヒョロした姿になってしまうため、日当たりのよい場所で育てましょう。

風通しが悪いと病気になってしまうため、風通しのよい場所に置いてください。

ベランダ菜園では、芽が出てきたら重なり合った部分を取り除く間引きを行います。間引きした葉はベビーリーフとしてサラダなどに利用するとよいでしょう。

バジルの本葉が大きくなったら収穫のタイミングです。草丈が15~20cmまで生長した若葉から茎ごとハサミでカットして収穫してください。

バジルの育て方はこちら

ルッコラ

ルッコラはアブラナ科の一年草で、さわやかな辛みとゴマのような香りが特徴です。原産は地中海沿岸地域で、イタリア料理には欠かせない野菜です。

ルッコラは種をまいてから収穫までの期間が約30~40日と少なく、暑さや寒さにも強いため、ベランダ菜園初心者の方でも育てやすいでしょう。3~4週間ごとに種をまくと、一年中収穫が楽しめます。

日当たりと風通しがよい場所を好みますが、直射日光に当てすぎると葉茎が固くなるため注意しましょう。ベランダ菜園する際は、明るい日陰や夕方になると日陰になる場所を選んでください。

強い風が当たると折れやすいので、室外機の側に置かない・風が強い日は防風ネットをする、などの対策が必要です。

草丈10~20cm程度になれば、収穫のタイミングです。大きく育った葉から順番に、ハサミで切り取って収穫してください。一度に収穫する葉の枚数を2~3枚にすれば、追肥をすることで葉が繰り返し生長します。

ルッコラの育て方についてはこちら

ベランダ菜園、家庭菜園の管理方法

ベランダ菜園をする際、ちょっとしたことが原因でさまざまなトラブルに発展する恐れがあります。ここでは元気な野菜を育てるための管理方法を紹介します。

家庭菜園は肥料選びが重要

トマト、キュウリなどの実もの野菜はリン酸を多く含む肥料を選びましょう。
レタスや小松菜など葉もの野菜は、窒素を多く含む肥料を選びましょう。
ニンジンや大根などの根もの野菜は、カリウムを多く含む肥料を選びましょう。

特定の野菜専用でつくられた肥料の多くは、それらの点を踏まえており、加えてマンガン、ほう素、鉄、銅、亜鉛などの微量要素を加えそれぞれの野菜に最適になるように調整されていることが多いです。

しかし、特定の野菜用肥料は量が多く、色々な野菜を少しずつ試してみたいという方は選び難いと思います。 家庭菜園で様々な野菜を少しずつ育てたい方にとっては、肥料選びは悩ましいものです。

そんな方には、オールマイティーに使える肥料がおすすめです。

元肥には『マグァンプK 中粒』、追肥には『ハイポネックス原液』がおすすめです。

『ハイポネックス原液』は1週間~10日に1回程度の追肥が必要なため、管理が難しい場合は、3ヵ月効果が持続する『Plantia 花と野菜と果実の肥料』を使いましょう。

初心者の方や少量栽培する方には、粒状肥料の『今日から野菜 野菜を育てる肥料』がおすすめです。『今日から野菜 野菜を育てる肥料』は、元肥・追肥どちらにも使用でき、300gと少量なので気軽に試せます。

上記の肥料に加えて、野菜を栽培する際には、活力液『リキダス』の併用がおすすめです。特に、『ハイポネックス原液』との相性がよく肥料吸収を高めます。

『リキダス』は根の活力アップに加え、野菜のカルシウム欠乏症(特にトマトの尻腐れ症)の予防に有効です。

虫の被害から野菜を守るポイント

毎日こまめに野菜の状態を観察し、害虫の早期発見や生育状況の確認を行いましょう。

株元はもちろん、葉の裏など細かいところまで観察して、異常がないかどうかチェックしておきましょう。早期発見は、被害の拡大を防ぐためにとても重要です。

野菜は日光を浴びて光合成を行うことで、生育が促進され、病害虫への抵抗力も高まるので、日当たりの良い場所を選んで栽培しましょう。

また、風通しを良くすることで、病気の予防や害虫の発生を抑える効果が期待できます。高温多湿を避けるために、水はけの良いプランターを使用しましょう。

毎日こまめに野菜の状態を観察し、害虫の早期発見や生育状況の確認を行いましょう。早期発見は、被害の拡大を防ぐためにとても重要です。

防虫ネットは物理的に害虫の侵入を防ぎ、農薬は害虫を駆除する効果があります。

農薬を使用する場合は、適用作物、使用量、使用回数を必ず守りを守りましょう。

これらの対策を組み合わせることで、効果的に害虫から野菜を守り、健康な生育を促すことができます。

野菜の病気を防ぐためのポイント

湿気の多い場所や風通しの悪い場所で野菜を育てると、病気の原因となります。野菜が重なって育ったら間引きをしたり、葉が茂りすぎたら剪定したりするなどして風通しをよくしてあげましょう。

また、泥ハネも病気の原因になります。株元にマルチや敷きわらを敷いて泥ハネ対策もしておきましょう。

水やりのコツ

ベランダ菜園では、水やりのしすぎに注意が必要です。水やりは土の表面が乾いてから行いましょう。頻繁に水を与えてしまうとプランターの中で酸欠状態になったりして根腐れの原因となります。

水の量はプランターの排水口から水がたっぷり流れ出るまで与えてください。水をしっかり与えることで土の中の不要な物を洗い流します。また、プランターの下に敷いてあるスノコの古い水は排出しましょう。

ベランダ菜園をする際の、マナーと注意点

マンションのベランダは共有部分です。ベランダ菜園を行う場合は事前に利用規定を確認しておきましょう。

また、戸建ての場合でも、ごみや臭いなどで近隣に迷惑をかけないように注意してください。ここでは、ベランダ菜園をするときに気を付けたいマナーや注意点を紹介します。

近隣への配慮と対策

ベランダ菜園をする際は、近隣に迷惑をかけないように細心の注意を払いましょう。たとえば臭いの強い有機肥料は使わず、臭いの少ない化成肥料を使用しましょう。

アブラムシや害虫が発生すると、ベランダを超えて近隣にまで繁殖する恐れがあります。野菜の状態をチェックし、殺虫剤を使用するなどこまめに害虫対策をしましょう。殺虫剤をまくときは、時間帯や風向きに気を付けてください。

『虫を予防するマグァンプD』は肥料やりと害虫の予防・退治が同時にできるだけでなく、トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、キュウリなど家庭菜園で人気の作物に登録があります。

安全な菜園作りのためのポイント

マンションでベランダ菜園をする場合、隣家との仕切りになっているパネルの前にプランターを置いてはいけません。パネルは緊急時の避難口です。棚など簡単に動かせないものは置かないようにしましょう。

同様に階下に避難するための避難ハッチにも物を置いてはいけません。緊急時の避難経路を事前に確認し、妨げにならないようにしましょう。

また、台風など風が強い日には、プランターをひもで縛るなどの強風対策も忘れてはいけません。棚など高い場所にプランターを置くと不安定になってしまうため注意しましょう。

マンションのベランダの耐荷重は1平方メートルあたり180kgと定められています。重たい花壇や土を置いて耐荷重を超えないように、しっかり事前に栽培計画を立てておきましょう。

排水対策と漏水防止方法

ベランダ菜園はどうしても乾燥しやすい環境のため、水やりの回数が多くなります。水漏れで階下の人に迷惑をかけないようにしましょう。マンションのベランダは防水対策がとられていないこともあるため、プランターの下に受け皿を置くなどしてください。

また、排水溝に枯葉や土がたまると水漏れの原因になるため、こまめに掃除をしておきましょう。

まとめ

ベランダ菜園は少ないスペースですぐに始められるのが魅力です。また、自分の手で収穫した野菜を新鮮なうちに美味しく味わえるのはとても嬉しいものです。

ベランダ菜園におすすめの育てやすい野菜はたくさんあるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

マンションでベランダ菜園をする場合は、臭い対策や害虫対策などを万全にして、近隣の人に迷惑をかけないように、安心・安全に野菜作りを楽しみましょう。

#ベランダ菜園 #野菜の育て方 #特集

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