Labyrinth バラの迷宮 pickup210『タフタ』

NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作型 | 日本 河本バラ園 ローズ ドゥ メルスリー |
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花色 | ベージュがかるピンク |
花径 | 中輪 |
花型 | 丸弁咲き |
開花特性 | 四季咲き |
香質 | ティーの中香 |
樹形 | 高さ0.8~1.0mのシュラブ |
ニュアンスのあるベージュがかるピンク色。丸弁咲き中輪。四季咲き。甘いティーの中香。
枝にはトゲが少なく、樹は高さ0.8~1.0mのシュラブでやや横張り性。耐病性が高い。
花名は花にドレープ感があり、密度の高いドレス生地「タフタ」のようで命名される。
2024年秋発表のローズ ドゥ メルスリー。
ローズ ドゥ メルスリーのくすみカラー品種の一つ。紫味の強い‘レヴリ’と黄色味の強い‘パニエ’の中間くらいの花色。
同時発表に‘ル ソワール’があるが、同品種の花色表現が「グレイッシュなくすみピンク」に対して、「ピンクベージュ」。
花は少し大きめで「中輪」表示だが「中大輪」と言ってもよいくらい。雰囲気はよりおおらか。

くすみカラーのおおらかな花(写真:河本バラ園)

樹は耐病性が高い。草花との混植にも(同)
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#タフタ #バラの育て方 #特集
玉置一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。