【動画で学ぶ】爽やかな香りが魅力!スペアミントの植えかえ
爽やかな香りを振りまくスペアミント。暑さにも寒さにも強いため、とても育てやすいハーブです。しかも、使い方は多種多様。おうちで栽培すれば、ハーブとの付き合い方もぐんと“親密”になりますよ。今回はそんな魅力満載のハーブ、スペアミントの植えかえ方法をご紹介します。
ハーブティー、料理、アロマ…活用法はさまざま。
スペアミントはヨーロッパ原産のシソ科の多年草で、「スペア」は槍(やり)の意味。先の尖った花や葉の形が槍に似ていたことから、この名が付けられました。ペパーミントに比べて、清涼感はマイルドで、苦みがあるのが特徴です。生の葉、そして乾燥させた葉はハーブティーをはじめ、お菓子やサラダ、肉料理やお酒などに幅広く利用されています。また、ミントから抽出した精油は、アロマや食品などにも使われています。
繁殖力旺盛なスペアミントは単独での植えつけがおすすめ。
スペアミントは野生化するほど繁殖力も旺盛でミント同士で交雑するため、寄せ植えには不向き。植えかえる時は、こうした特性に注意しましょう。今回は、交雑の心配がない鉢に植えかえます。まずはスペアミントが1株入るほどの鉢に土を用意し、そこに土を入れていきます。土の量は、苗を入れる分を考えて調整しましょう。
鉢に植える前に根をしっかりとほぐしましょう。
スペアミントを植える前に、朽ちた葉はキレイに取り除きましょう。ポットからスペアミントを外して、ぎっしり詰まっている根をしっかりとほぐして開いていきます。スペアミントを鉢に入れたら、周りから土を足し、最後に鉢をトントンと床に軽く落とすようにして、土をならしてください。
肥料と活力液で生育旺盛なミントをサポート。
ミントをはじめとするハーブは生育旺盛ですので、ハーブの元気をサポートする追肥は大切な作業。そんなハーブの追肥にぴったりなのが、『今日から野菜 野菜を育てる肥料』。土の表面にパラパラとまくだけで、ゆっくり長く肥料効果が持続します。さらに、活力液『リキダス』を定期的に与えることで、よりパワーが長持ちします。水に薄めて使うリキダスは水やりの際、一緒に与えるのがおすすめです。水やりは鉢の底から水が流れるぐらい、たっぷりあげましょう。
ひと工夫でインテリア性もアップ!
ミントといってもペパーミントやアップルミントなどさまざまな種類があるため、ほかのハーブと混同しないためにも植えかえが終わったら名札を作っておくといいでしょう。また、スペアミントの葉は爽やかな印象を与えてくれますが、それだけだとちょっと殺風景になりがち。そこで、可愛いマグネットを鉢につけるなど、ひと工夫することでインテリア性もぐんとアップしますよ。
茎を切って、しっかりとした枝ぶりに育てましょう。
スペアミントを元気に育てるために、草が生長したら茎を切って新芽を育みましょう。少し大胆に切っても生育旺盛なので大丈夫。こうすることで、しっかりとした枝ぶりに育ちます。もちろん、切り取った葉はぜひ活用を。料理やハーブティーなど、ハーブのある暮らしを楽しんでくださいね。
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出演情報
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タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!