【動画で学ぶ】秋ナスを美味しく!夏のお手入れ方法
油との相性が良く、煮物、揚げ物、炒め物と幅広い料理に活躍してくれるナスは、家庭菜園の人気モノ! 初夏から秋までと長い期間、収穫できるのもナスの魅力ですが、秋まで美味しいナスを収穫するためには夏のお手入れが肝心です。今回は収穫時期を迎えたナスのせん定方法などをご紹介。美味しいナスを長〜く楽しんでください。
ナスは水と肥料が大好き!
最初にナスの育て方を簡単にご紹介します。ナスの根は深く伸びるため、大きめのプランターに1株を植え、日当たり、風通しの良い場所で育てます。「ナスは水で育つ」といわれるくらい、水が大好き。乾燥させないよう、こまめに水を与えましょう。また、ナスは肥料も大好きですので、元肥はもちろん、追肥も定期的にしっかりと行いましょう。
タイミングを逃さずに、美味しいナスを収穫。
初夏、ナスの果皮が濃い紫色になりツヤツヤとしてきたら収穫のタイミング。品種によって異なりますが、開花から約20〜25日後、一般的なナスは10〜15cmが収穫の目安です。収穫する際は、ナスのヘタの上から、ハサミで切りましょう。
下の葉を取り除いて、風通しを良くしましょう。
こうして立派に育ったナスを、より長く楽しむためにはちょっとしたひと手間が重要です。まずは、青々と茂った葉の下の方をはさみで取り除きます。こうすることで、風通しがよくなり、虫や病気を予防します。葉や茎にはトゲがあるので、切り落とす際はケガをしないように注意しましょう。
大胆にせん定することで元気を復活!
次に行う作業が「枝のせん定」です。ナスは6月ごろから実をつけるため、夏の盛りになると疲れが出てきます。せん定は、疲れたナスの元気を復活させ、秋ナスをおいしくいただくための重要な作業。せん定では、大きく生長したナスの枝の3分の1から2分の1ほどを切り取ります。ここは思い切って大胆に切ってしまいましょう。また、せん定した枝とのバランスを取るため、株元から10〜20cm離れた場所にスコップを入れて根も切りましょう。
長く収穫できるナスには欠かせない追肥。
せん定後、必ず行ってほしい作業が追肥です。肥料が大好きなナスに最適な追肥は「NeXCOTE 野菜・くだもの用」粒状の肥料をそのまま、プランターのふちに沿ってパラパラとまきます。「NeXCOTE」は2〜3ヶ月間、効果が持続するので、秋まで収穫するナスにはおすすめです。
夏のひと手間が美味しい秋ナスを育てます。
夏野菜のイメージがあるナスですが、秋ナスは夏とは違った美味しさがあります。水分を多く含んでみずみずしく、果肉が引き締まって旨味が凝縮している秋ナス。せっかく春から大切に育てているのですから、真夏のちょっとした手入れを加えて、美味しい秋ナスをたくさん収穫してくださいね!
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出演情報
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タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!