【動画で学ぶ】オリーブを美しく育てる“コツのコツ”
常緑のオリーブは一年中鑑賞できる上、育てやすいとあってシンボルツリーや観葉植物などに大人気。実は管理もカンタンなので、初心者でも気軽に育てられます。今回はそんなオリーブを美しく育てる“コツのコツ”をご紹介。銀色に輝くオリーブで、自宅の庭やベランダをドレスアップしませんか?
独特の葉の色と形が人々を魅了するオリーブ。
オリーブの魅力は、なんといっても葉の形と色にあります。尖った葉は涼しげな印象を与え、表側の鮮やかな緑色、裏側の銀灰色の葉が風にそよいで独特の佇まいを見せてくれます。また、初夏には白い小さな花を咲かせ、秋には緑、紫と変化する果実を実らせるなど、一年を通して多彩な表情が楽しめます。
長く効く肥料を与えて、管理もカンタンに。
一見、管理が難しそうに思えるオリーブですが、意外とカンタンに育てられます。まずは鉢に植えたオリーブを用意しましょう。オリーブの植えつけについては、「【動画で学ぶ】美味しく!おしゃれに!オリーブの植えつけ」を参考にしてください。オリーブが用意できたら、最初に肥料を与えます。肥料はオリーブ専用の「錠剤肥料シリーズ オリーブ用」を使用。土にポンと置くだけなのでカンタンです。オリーブに必要な肥料成分と鉄などを配合した錠剤肥料シリーズは肥料効果が約2ヶ月間持続。においが少なく清潔なので、玄関やベランダで使っても気になりません。
美しくコンパクトな樹形を保つ枝のせん定・誘引は大切な作業。
シンボルツリーにもなるオリーブの木は、放って置くと大木になります。家庭で観葉植物として楽しむのであれば、大きくなりすぎないよう枝を剪定・誘引するなどして、コンパクトに育てる必要があります。また、病気や害虫の発生を予防し、理想の形に樹形を整える意味でもせん定・誘引は大切な工程です。
枝に紐をしっかり結んで枝を広げましょう。
それでは、実際に枝を誘引してみましょう。まずは鉢を一周するように紐を結わえてください。続いて、鉢周りの紐にもう1つの紐を通し、その紐を枝に引っ掛けるようにしてしっかり結んでください。この時、紐をぐっと下に引っ張るようにして、枝が広がるように意識してください。同様に、ほかの枝もすべて結びましょう。最初と比べて、全体の樹形が扇形に広がっているように見えればOKです。
すべての枝先を切って、樹形を整えましょう。
枝の誘引が終わったら、次は枝のせん定です。オリーブの枝は切れば切るほど刺激され、枝分かれするのが特徴。枝が放射状に伸びた時の様子も想像しながら、枝先を切って樹形を整えましょう。この時、すべての枝先を切るのがポイントです。
気品ある美しいオリーブを一年中楽しむために。
一年を通して楽しめ、家のどこに置いても絵になるオリーブ。定期的なせん定や誘引によって美しく樹形を整えることで、その気品ある美しい容姿を保つことができます。芽を出す力が強いオリーブは、枝を切りすぎても枯れることはほとんどありませんので、初めての人もぜひ、オリーブ栽培にチャレンジしてください。
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出演情報
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タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!
【動画で学ぶ】美味しく!おしゃれに!オリーブの植えつけ
思ったよりカンタンに育てられるオリーブ。その第一歩となるのが、購入したオリーブの鉢への植えつけです。その方法については、「【動画で学ぶ】美味しく!おしゃれに!オリーブの植えつけ」をご覧ください。