【動画で学ぶ】観葉植物にもぴったり。アボカドを植え替えて楽しもう!
独特な味わいや食感はもちろんのこと、栄養価の高さで注目される「アボカド」。アボカドを食べた後、大きなタネを捨てるのが「もったいない」って思ったことありませんか? アボカドはメキシコなどからの輸入が主流のため、日本で育てるのは難しいイメージがありますが、実は自宅でも手軽に育てられます。今回は水耕栽培で根を出したアボカドの次のステップとなる「植え替え」をご紹介します。
「森のバター」は健康を維持する栄養素が豊富。
アボカドはクスノキ科ワニナシ属の常緑高木になる果物。熱帯から亜熱帯で育ち、メキシコやブラジルなどで栽培されています。「森のバター」とも称されるアボカドの注目すべき点は、その栄養価。ギネスブックでも、「最も栄養価が高い果物」に登録されています。血管の健康を保つビタミンEや食物繊維、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあるといわれるオレイン酸など、さまざまな栄養素を含んだヘルシーな果実として人気を集めています。
水耕栽培で根が出たら、植え替えのサイン。
さて、アボカドの植え替えの前におさらいをしましょう。アボカドのタネにつまようじを差して透明の容器に入れ、タネの下の部分が浸かる程度、水を入れて世話をしていると、タネが割れて下から根が生えてきます。この根が生えてきたら、植え替えのサインです。アボカドが根を出すまでの水耕栽培の方法は【動画で学ぶ】自宅で挑戦!アボカドの水耕栽培!を参照してください。
植え替えのポイントは、元気に育つための土づくり。
それでは早速、植え替え開始です。深めの鉢を用意し、そこに鉢底ネットをセットしたら、鉢底石を入れます。続いて、土を準備しましょう。土1Lに対し「NeXCOTE 野菜・くだもの用」5gを良く混ぜます。植物を長く元気に育てるために、土づくりは大切なポイントです。
植え替えは根が折れないよう、優しく丁寧に!
用意した土を鉢に入れます。8分目ほどまで土を入れたら、アボカドをつまようじごと鉢に乗せ、残りの土を入れて根を土に埋めましょう。この時、根が折れないように、丁寧に土を入れていくのがポイントです。最後に土を抑えて、つまようじを丁寧に外します。
2ヶ月ごとの肥料とこまめな水やりで管理しましょう。
土を入れたら、たっぷりの水を与えて植え替えは終了です。この後は、土に置くだけの肥料「プロミック草花・鉢花用」を2ヶ月ごとに与え、土の表面が乾いたら、こまめに水を与えて世話をしましょう。
美しい立ち姿は観葉植物としてもおすすめです。
タネが割れて芽が出る様子、その芽がすくすくと伸びる様子。育っていく過程を見るだけでも楽しいアボカドですが、さらに成長して青々とした葉を茂らせるアボカドは、室内用の観葉植物として楽しむのもおすすめです。
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出演情報
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タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!
【動画で学ぶ】自宅で挑戦!アボカドの水耕栽培!
「植え替え」の前のステップとなるのが、市販されているアボカドのタネを活用した水耕栽培。誰でも手軽に楽しめるアボカドの水耕栽培の方法は、「【動画で学ぶ】自宅で挑戦!アボカドの水耕栽培!」をご覧ください。