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クリスマスにぴったりの花8選|おすすめ植物の育て方や豆知識

クリスマスにぴったりの花8選|おすすめ植物の育て方や豆知識

クリスマスシーズンには、クリスマスカラーを持つ植物や花が素敵な雰囲気を演出します。

例えば、ホリーやポインセチア、シクラメンなど。これらの植物を育てることで、家やオフィスにクリスマスのムードを取り入れて、楽しい雰囲気を演出しませんか?

目次
クリスマスシーズン

街の雰囲気が華やかになり、ワクワクした気分で過ごせるクリスマスシーズン。

今回は、楽しい気分をさらに盛り上げるような、クリスマスにおすすめの植物を8種類ご紹介します。クリスマスに向けて、お気に入りの花や木を育てていきましょう。

クリスマスの植物にまつわる豆知識

クリスマスにぴったりのイメージを持つ花は、赤や緑、白、金(黄)などのクリスマスカラーを持つものが多く見られます。それぞれの色にはどういった意味があるのでしょうか。

また、クリスマスの飾りとして有名なリースやツリーにも、いくつかの意味があるといわれています。まずは、クリスマスの植物にまつわる豆知識をお伝えします。

クリスマスカラーの種類や意味

クリスマスの飾りは、赤や緑などのクリスマスカラーを持つものが多く見られます。

ここでは、一般的に使われることが多い4色の意味についてご紹介します。クリスマスを象徴する色には、どのような意味があるのかを確かめていきましょう。

赤色

クリスマスシーズンになると、ヒイラギの実やリンゴなどの飾りはもちろん、サンタクロースの服など、さまざまな場面で赤色のモチーフを見かけます。プレゼントとして赤い色の花を贈ることも珍しくありません。

キリスト教において、赤色はキリストの血を表すとされています。人々の罪を背負って流したといわれるキリストの血の色は、神やキリストの愛を意味するといわれているようです。

緑色

緑色は自然の恵みや希望などを意味します。クリスマスツリーやリースなどで常緑樹を飾りますが、冬になっても生き生きとした葉をつける様子から、力強さや永遠の命の象徴とされることもあるようです。

白色

クリスマスシーズンには雪が降ることがあります。イブや当日に雪が積もると、「ホワイトクリスマスになった!」と喜ぶ方も多いのではないでしょうか。

雪の白い色は、キリスト教では清らかさを意味するといわれています。罪や穢れのないキリストを象徴するような色ともとらえられるでしょう。

金色

クリスマスには、金色の飾りもよく見らます。ツリーのてっぺんに飾る「トップスター」が代表的です。そのほか、金色に塗られた木の実や枝などが飾りとして使われることもあります。

キリスト教において、金色は光や王権を意味すると考えられているようです。これは、キリスト誕生を知らせた星に由来しているといわれています。

上記のほかにも、クリスマスカラーには多くの意味が込められています。一つひとつの意味を知ることで、今までとは違った視点でクリスマスを楽しむことができるでしょう。

クリスマスリースやツリーの由来

ヒイラギなどを使って作られるクリスマスリース。元々、リースは古代ローマの飾りであり、後にキリスト教にも取り入れられるようになったとする説があります。

クリスマスリースの丸い形は永遠を意味し、素材となる常緑樹などは豊穣を意味するといわれています。

また、クリスマスツリーの由来にもいくつかの説があり、北ヨーロッパのゲルマン民族など、さまざまな文化の影響が見られると考えられています。

モミをはじめ、ヒイラギやマツ、ヤドリギなどの常緑樹を使うクリスマスツリーは、冬でも枯れることのない永遠の愛や命などを象徴するとの説もあるようです。

現在は、フェイクグリーンを使ったクリスマスツリーも珍しくありません。ただ、クリスマスを存分に楽しむために、本物の木を使ってみることもおすすめです。

クリスマスシーズンには、ご自宅で育てた木にオーナメントやイルミネーションなどを飾り付けてみてはいかがでしょう。

クリスマスにぴったりの花1:ポインセチア

ポインセチア

クリスマスシーズンにさまざまな場所で見られるポインセチア。

クリスマスカラーをまとい、星のような形をしており、切ったところから白い樹液が出るポインセチアは、「クリスマスフラワー」といわれることも。

原産地であるメキシコでは「クリスマスイブ」の意味である「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれているそうです。

鮮やかな色の部分は花ではなく、苞(ほう)というものです。花は苞の中心部分にあります。開花時期は12月から2月にかけてです。

苞の色は真っ赤なものが有名ですが、ピンク色や白色、黄色などの苞をつける品種も登場しています。色とりどりのポインセチアを育てて楽しむこともおすすめです。

ポインセチアの育て方

ポインセチアは耐寒性が弱いため、10℃以上の環境で管理することがおすすめです。よく日の当たる室内へ鉢を置きましょう。ただし、暖房の風が直接当たってしまうところは避けます。

冬に鉢植えを購入したらそのまま育てることが基本です。家の中で観賞を楽しんだ後、暖かくなってきた5月頃には屋外に出して管理します。

植えかえたい場合は3月~5月まで待つと良いでしょう。切り戻しもこの時期に済ませます。秋まで屋外で育て、寒くなってきたら室内に取り込みましょう。

水やりは基本的に土が乾いてから行います。冬の間は控えめを意識しましょう。過湿で根腐れしてしまうこともあるため注意が必要です。

肥料は5月~10月の間に与えます。5月~7月にかけては速効性の液体肥料『ハイポネックス原液』1週間~10日に1回程度の頻度でをあたえます。

8月~10月にかけては置くだけで肥料効果が約2カ月間持続する緩効性肥料『プロミックいろいろな植物用』がおすすめです。

また、クリスマスシーズンに苞の色をしっかりと出したい場合は、短日処理をすることがおすすめです。

クリスマスの2カ月ほど前から、17時~翌朝の8時頃にかけて覆いをかぶせておきましょう。

苞がすべて色づいたら短日処理はストップしてかまいません。

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クリスマスにぴったりの花2:セイヨウヒイラギ

セイヨウヒイラギ

クリスマスホーリーの別名を持つセイヨウヒイラギ。常緑性高木で、4月~5月にかけて開花し、11月頃から実が赤くなります。クリスマスリースの素材としても人気の植物です。

セイヨウヒイラギ(西洋柊)と混同されやすいのがヒイラギ(柊)です。

どちらもギザギザとした鋸歯が特徴で、白い小さな花を咲かせます。また、両者ともに魔除けの力を持つ植物として親しまれてきました。

ただし、セイヨウヒイラギはモチノキ科モチノキ属の植物ですが、ヒイラギはモクセイ科モクセイ属の植物です。

セイヨウヒイラギが赤い実をつける一方、ヒイラギは黒っぽい色の実をつける点も異なります。

よく似た植物ではありますが、クリスマスらしさを演出するならセイヨウヒイラギのほうがおすすめといえるでしょう。

セイヨウヒイラギの育て方

セイヨウヒイラギは鉢植えでも地植えでも育てられます。植えつけ時期は4月~6月です。鉢植えにした場合は2年~3年に1回の頻度で植えかえましょう。

ずっと同じ鉢に植えたままにしていると、根詰まりの原因になることがあるため注意が必要です。

半日陰でも育てられますが、日当たりの良い場所に植えることで実つきが良くなります。ただし、乾燥しやすい場所は避けたほうが良いでしょう。

庭植えにした場合は、特に水やりせず降雨に任せて問題ありません。ただし、乾燥した日が続いた場合は水をあげたほうが良いでしょう。

鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水やりします。夏の間は水切れに気をつけましょう。

年に1回は剪定をして、樹形を整えていきます。生け垣として植えた場合は年2回、3月~4月と9月頃に剪定したほうが良いでしょう。

基本的に強剪定は行わず、飛び出た部分を切る程度にとどめます。

また、セイヨウヒイラギは挿し木で増やすことができます。3月~5月に行う場合は前年に伸びた枝を、6月~7月、8月に行う場合は今年伸びた枝を挿し穂にしましょう。

クリスマスにぴったりの花3:チェッカーベリー

チェッカーベリー

チェッカーベリーは可愛らしい赤い実をつける低木です。冬の間は緑の葉と赤い実のコントラストを楽しめるため、クリスマス気分を盛り上げてくれるでしょう。

クリスマスが終わった後のお正月用の飾りとしてもおすすめできます。

チェッカーベリーの樹高は10cm~20cmと低く、こんもりと茂ります。鉢植えはもちろん、寄せ植えやお庭のグラウンドカバーなど、幅広い楽しみ方ができるのも魅力です。

開花時期は6月~7月で、白く小さな花を咲かせます。11月頃から赤い実をつけ始め、3月頃まで長く観賞できます。

実の大きさは直径1cm~1.5cm程度です。食用はできないため、間違って食べてしまわないよう気をつけましょう。

チェッカーベリーの育て方

チェッカーベリーは耐寒性が強い一方で、夏の高温多湿や強い直射日光などは苦手です。

ただし、ずっと日陰になるような場所に植えてしまうと実つきが悪くなることも。半日陰程度の場所で管理することがおすすめです。

植えつけ時期は春と秋です。冬に鉢植えのチェッカーベリーを購入した場合は、春まで植えかえを待ちましょう。

用土は水はけが良く、弱酸性のものを好みます。赤玉土と鹿沼土、ピートモスを4:4:2程度で混ぜたものなどがおすすめです。

水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥を嫌うため、水が切れないように気をつけましょう。

ただし、つねに湿っているような状態は根腐れしやすくなります。土が湿っているうちは水やりを控えましょう。

肥料は4月~5月に緩効性肥料を施します。追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続する『プランティア花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。

秋になり、気温が下がってきた頃にも与えておきましょう。

チェッカーベリーはお手入れの手間がかかりにくく、こまめな剪定も必要ありません。ただ、枝が混雑してきたら古い枝などをカットしておくと風通しが良くなります。

また、実は長く楽しめますが、観賞期が終わると傷んできます。見た目が悪くなったものから摘み取っておきましょう。

株を増やしたい場合は、実から種をとってまく方法もありますが、難易度は高めです。6月頃に枝を切って挿し木を行うか、植えかえの際に株分けしたほうが良いでしょう。

クリスマスにぴったりの花4:ヒペリカム

ヒペリカム

ヒペリカムはつやつやとした実をつけるオトギリソウ科オトギリソウ属の植物です。

実の色は品種によって異なり、ピンク色や赤色、緑色、白色などがあります。クリスマスカラーの実をつける品種を選び、冬に向けて育ててみましょう。

開花時期は6月~7月の初夏の時期です。鮮やかな黄色い花を咲かせます。実がついたらそのまま観賞しても良いですが、切り取って花瓶に生け、お部屋の中で楽しむこともおすすめです。

ヒペリカムの育て方

ヒペリカムの実をたくさん楽しむためには、日にしっかりと当てることが大切です。日陰では花つき・実つきが悪くなってしまします。

ただし、夏場の直射日光に当て続けるのは避けたほうが無難です。夏は午前中が日なた、午後に日陰になるような半日陰での管理が適しています。

植えつけ時期は春と秋です。3月~4月、9月~10月を目安に植えつけを行いましょう。

ヒペリカムは生育旺盛で、枝をぐんぐん伸ばしていきます。大きく育ちやすいため、地植えする場合は広めのスペースを確保しましょう。

植え穴は根鉢よりも一回り大きく掘ります。土には腐葉土や堆肥などを混ぜておきまましょう。

植えつけの際には元肥として肥料効果が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。植え穴に苗を入れたら土を戻し、水をたっぷりと与えます。

地植えした場合、日頃の水やりは特に必要ありません。ただし、乾燥しやすい夏の時期は水を与えたほうが良いでしょう。

水やりの時間帯は朝か夕方が基本です。肥料は生育期間がスタートする前の3月と、開花が終わって気温が下がってきた9月~10月頃に与えます。

3月頃には剪定を行います。春には枝を伸ばして花芽をつくり始めるため、早めに済ませておきましょう。株をコンパクトに育てたい場合は、地面から20cm~30cmの高さで枝をカットします。

大きく育てたい場合は、伸びすぎた部分を切って樹形を整える程度にとどめましょう。枯れた枝や、古い枝なども切っておきます。

また、ヒペリカムは挿し木や株分けで増やせます。挿し木の適期は5月~6月です。株分けは新芽が伸び始める前の3月頃がおすすめです。

クリスマスにぴったりの花5:シロタエギク

シロタエギク

クリスマスカラーの寄せ植えや飾りをつくりたいときに活躍するのがシロタエギク(白妙菊)です。

シロタエギクは、一般的にセネシオ・シネラリアという種類を指します。ダスティミラーという英名で呼ばれることも多いため、そちらのほうが馴染み深いという方も多いかもしれません。

シロタエギクはシルバーリーフで、白っぽい葉をつけることが特徴です。細かい毛がびっしりと生えているため、一度触ってみて独特の感触を味わってみることもおすすめです。

開花時期は6月~7月で、黄色い花を咲かせます。この時期は、素朴な可愛らしい花の観賞も楽しめるでしょう。

シロタエギクの育て方

シロタエギクは日当たりの良い場所へ植えつけて育てます。日光が不足することで、葉が緑色になってしまうため気をつけましょう。

用土は水はけの良いものを使用します。市販されている草花用の培養土で問題ありません。基本的に、苗が流通している時期であれば、いつでも植えつけ可能です。

植えつけ時にもっとも伸びている芽を摘心しておくと、脇芽が増えてこんもりとした形になるでしょう。

シロタエギクは多湿を嫌うため、乾かし気味に管理します。鉢植えの場合、土が乾いてからたっぷりと水を与えるようにしましょう。

肥料は植えつけ時に緩効性肥料を施します。生育期には、2カ月に1回を目安に追肥を行いましょう。ほかの植物と寄せ植えしている場合は、そちらの施肥の時期に合わせることもできます。

春から秋にかけてはアブラムシが発生することがあります。数が少ないうちにできるだけ駆除しておくことが大切です。

ただし、頑張っても駆除が追い付かないほど増えてしまうことがあります。薬剤を使って防除することがおすすめです。

アブラムシを見つけたらアブラムシ退治と肥料やりが同時にできる『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。

生長して伸びすぎた場合はお好きな部分で切り戻しましょう。また、初夏に開花しますが、花が咲くことで株が弱ってしまうことがあります。

花を観賞しない場合は、つぼみができた時点で花茎を切っておくと良いでしょう。

クリスマスにぴったりの花6:クリスマスローズ

クリスマスローズ

クリスマスの花といえば、名前に「クリスマス」を冠した「クリスマスローズ」を思い浮かべる方も多いかもしれません。

この名前は、クリスマスの時期に開花することに由来しています。ただし、日本の気候では、多くの品種が1月~3月あたりに花を咲かせます。

クリスマスローズには数多くの品種があり、主に茎のない無茎種と、茎を伸ばす有茎種に分けられます。

無茎種は、根茎から花柄と葉柄を別々に伸ばすことが特徴です。有茎種は茎を伸ばして葉をつけ、先端に花を咲かせます。

ちなみに、日本ではヘレボルス属の花を指してクリスマスローズと呼びますが、本来はヘレボルス・ニゲルという種類のみをクリスマスローズと呼びます。

ヘレボルス・ニゲルは白い花をつけますが、徐々にピンク色を帯びてくることが特徴です。そのほかにもさまざまな色や形の品種があるため、ぜひお好みのものがないか調べてみましょう。

クリスマスローズの育て方

基本的に、クリスマスローズは日当たりと風通しが良い場所を好みます。特に、秋から春にかけては日光が当たり、夏は日差しを防げるところが適しています。

そのため、落葉樹の下に植えると、クリスマスローズの好む栽培環境を整えやすくなるでしょう。植えつけ適期は10月から12月にかけてです。鉢植えにした場合は1年に1回は植えかえましょう。

クリスマスローズは過湿を嫌います。地植えした場合は特に水やりしなくてもかまいません。暑く乾燥した日が続いた場合は水をあげましょう。鉢植えの場合は土の表面が乾いてから水やりします。

地植えのクリスマスローズには10月頃に緩効性肥料『プロミックいろいろな植物用』を置肥します。

鉢植えにした場合は10月と12月、2月頃に『プロミックいろいろな植物用』を施しましょう。プロミックいろいろな植物用』は、置くだけで肥料効果が約2カ月間持続するのでおすすめです。

液体肥料で管理される場合は、10月~4月にかけて、1週間~10日に1回程度の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。

花が終わり、見た目が悪くなってきたら花柄をカットします。また、秋になって新芽が出てきたら、11月~12月に古くなった葉を切り取っておきましょう。

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クリスマスにぴったりの花7:モミ

モミ

モミ(モミノキ、もみの木)はマツ科モミ属の常緑針葉樹です。クリスマスツリーの木として認識している方も多いかもしれません。

モミがクリスマスツリーとして用いられるようになったのは、三角錐のような樹形が理由であるとする説があります。

この形がキリスト教の三位一体を表しているとされ、クリスマスに飾られるようになったといわれているようです。

日本でクリスマスツリーとして売られていることが多いのは「ウラジロモミ」という品種です。ヨーロッパの場合は「ドイツトウヒ」や「ヨーロッパモミ」などがよく使われています。

モミは雄花と雌花が同じ株に咲くため、一本植えているだけでも球果をつけるのが基本です。

球果はいわゆる「松ぼっくり」のことで、モミの場合は細長い形をしています。4月~6月には開花し、その後に実をつけ始めます。

また、モミは高木で、場合によっては樹高40m以上になることがあります。地植えするとかなり大きくなる可能性を想定しておきましょう。

ご家庭でクリスマスツリーとして楽しみたい場合は鉢植えがおすすめです。

モミの育て方

クリスマスツリーとしてモミを購入した場合、シーズン中は飾り付けして室内に置いておくことも多いでしょう。

ただし、基本的にモミノキは屋外で管理することが適しています。クリスマス以外はお庭やベランダなどに出し、日光に当ててあげましょう。

モミは日なたを好みますが、高温は苦手です。日差しが強すぎる場所へ植えつけた場合、夏の間は寒冷紗などで遮光しておくと良いでしょう。風通しの良い状態を保つことも大切です。

鉢植えは根詰まりする可能性があるため、数年に1回は植えかえましょう。用土は市販の培養土で問題ありません。

土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。水切れを起こしてしまうと、枯れてしまうこともあるため気をつけましょう。特に夏場は乾燥しやすいため注意が必要です。

また、モミはそれほど多くの肥料は必要としません。春に芽が出る頃、追肥としてバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続する『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施しましょう。

クリスマスにぴったりの花8:バラ

バラ

クリスマスはプレゼントを贈り合う時期でもあります。

クリスマスギフトが一般的になった理由は諸説ありますが、キリストの誕生時に東方の三賢者が贈り物をしたことから、この習慣ができたとする説が有名です。

クリスマスの贈り物にはさまざまな種類がありますが、ポピュラーなもののひとつが花束ではないでしょうか。

なかでも、ゴージャスなバラの花束は、特別な相手への贈り物としても好まれています。

バラの開花時期は基本的に春~初夏と秋のため、自分で育てたバラの生花をクリスマスプレゼントにするのは難しいでしょう。

ドライフラワーなどに加工しておいて後から贈る方法もあるため、ハンドメイドがお好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

バラの育て方

バラは暖かく日当たりの良い場所を好みます。うどんこ病を防ぐため、風通しが良い場所を選ぶことも重要です。

バラの苗には、大苗や新苗などの種類があります。大苗は前年の秋~冬に接ぎ木してから1年ほど育てたもの、新苗は接ぎ木から半年ほど育てたものを指すことが一般的です。

大苗の植えつけ適期は11月~2月、新苗の植えつけ適期は5月~6月です。

土は排水性が高く、有機質に富むものを好みます。市販されているバラ専用培養土を使うと手軽です。

鉢植えの場合は土が乾いてから水をたくさんあげます。地植えの場合は雨が降らない日が続いたら水やりしましょう。

植えつけ時に元肥として肥料効果が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒 』を土に混ぜ込みます。

生育期間中に追肥を行います。追肥には、微量要素やアミノ酸を含み、花・葉色を色艶良く仕上げる効果がある『BrilliantGarden バラのまくだけ肥料』がおすすめです。

地植えのバラには冬の間に寒肥を与えましょう。寒肥として、『BrilliantGardenバラの有機肥料』を施すことで「肥料」「土壌改良」の二つのすぐれた効果を発揮します。

肥料にはいくつもの種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまうこともあるかもしれません。

迷ったときはぜひ、『ハイポネックスのバラ専用商品BrilliantGarden(ブリリアントガーデン)シリーズ』をご活用ください。バラに必要な成分をしっかりと与えることができます。

また、バラは夏や冬に剪定を行うことも重要です。品種によって剪定の時期は異なります。

例えば、四季咲きの木立ち性バラの場合、夏の終わりと冬の休眠中に剪定が必要です。品種ごとに管理方法が異なるため、栽培を始めるときに詳しく調べておきましょう。

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☘48|バラの育て方|きれいに咲かせるにはどうすればいいの?枯れる原因は?

おわりに

クリスマスの時期には、クリスマスカラーを持つ花や木がぴったりです。

ご紹介したもののなかに気になる植物があったら、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。クリスマスのムードを盛り上げる存在として大活躍してくれるでしょう。

 

 

公開:2022年12月2日

更新:2023年12月12日

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