とっても簡単!栄養満点の「ナス」をプランターで育てよう。
炒め物やお浸し、漬物や麻婆ナスなど、さまざまな料理に使うことができる「ナス」。料理の幅を広げてくれるナスは、プランターで簡単に育てられるのです。そこで今回は、プランターで育てるナスの栽培方法についてご紹介します。
ナスはバランスのとれた健康野菜
約9割が水分と糖分でできているといわれているナスは、「栄養価の低い野菜」と思われがちです。でも、それは誤りです。ナスはビタミンやミネラル、食物繊維などをバランス良く含んでおり、ポリフェノール含有量も豊富な栄養価の高い野菜です。収穫時期が長いため、夏だけでなく秋ナスの収穫も楽しめる、優秀な食材なのです。
プランターを使ったナスの育て方
プランターを使ったナスの育て方をご紹介します。
【用意するもの】
苗……ナスは種から苗になるまでに約80日もかかります。そのため、種ではなく苗からの植付けがおすすめです。
プランター……ナスは根を深く張るため、プランターは深めのものを用意しましょう。
鉢底土……排水性や通気性を高めて、根腐れを防ぎます。
土……排水性や通気性に優れた“水はけの良い土”を選ぶようにしましょう。
支柱……2本~3本用意しましょう。
肥料・・・・元肥・追肥に適した『ハイポネックスいろいろな野菜用粒状肥料』がおすすめです。
【育て方】
1.プランターの底に鉢底土を敷き詰め、土を入れて、苗を植え付けます。
2.実の重みや風による枝への負担を減らすために、支柱を立てます。
3.植付けが完了したら、たっぷりの水を与えます。
4.一番花が咲いた後、その下についたわき芽を2つだけ残し、それ以外のわき芽はすべて摘み取ります。こうすることで、中心の枝に栄養がいきやすくなり、実つきが良くなります。一番花は、植付け後10日程度で咲きます。
5.植え付けてから3週間後に追肥『ハイポネックスいろいろな野菜用粒状肥料』を与えます。その後も1ヶ月に1回のペースで追肥を行います。
6.苗の植付けから30日程度で実がなります。収穫できるのは、植え付けてから40日程度が目安です。
【育て方のポイント】
水やり……ナスは乾燥に弱いため、水を切らさないことが重要です。土の表面が乾いたら、たっぷりの水を与えましょう。土の上にワラなどを敷いて保湿することも効果的です。保水性や、保肥性にも優れている、ハイポネックスの『野菜の培養土』がおすすめです。
日当たり……夏野菜でもあるナスは、日照と高温を好みます。日当たりの良い場所にプランターを置いて育てるようにしましょう。
害虫対策……しっかり観察し、適用登録のある薬剤を使用しましょう。
動画でわかりやすく!HYPONeX Smile
この記事で紹介された植物について
ナス
学名:Solanum melongena /科名:ナス科 /別名: /原産地:インド(推定) /分類:一年草 /耐寒性:弱/耐暑性:強
高温多湿に強く、収穫期間も長いので初心者でも比較的育てやすいナス。