夏らしさ満開!ベランダでハイビスカスを育ててみよう
「ハイビスカスって南国じゃなくても育てられるの?」と思う方もいるかもしれませんが、温度管理や日照管理さえしっかり行えば、ハイビスカスは簡単に育てられる植物です。今年の夏は、おうちでハイビスカスを育ててみませんか?
-
ハイビスカス
学名 Hibiscus 科名 アオイ科 別名 ブッソウゲ(仏桑花) 原産地 ハワイ諸島、モーリシャス島 分類 常緑低木 耐寒性 弱 耐暑性 コーラル系:強、在来系:中、ハワイアン系:やや弱 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月開花時期植えつけ・植えかえ施肥
ハイビスカスってどんな花?
ハイビスカスは、アオイ科フヨウ属の植物です。フヨウ属の原種は世界の熱帯・亜熱帯地域に約250種存在するといわれており、ハイビスカスはこれらのかけ合わせによって作られました。現在では、10,000種以上の品種があるといわれています。このうち、日本の気候で栽培するのに適しているのは、ブッソウゲと呼ばれる園芸品種です。赤やピンク、オレンジ、黄色など、カラフルで鮮やかな花をつけます。
育て方のポイントは?
ハイビスカスは、熱帯・亜熱帯地域を原産とすることから、夏の暑さや日光にとても強い植物です。夏前に植付けをすると、11月半ばまでカラフルな花を咲かせます。育て方は簡単ですが、鮮やかな花を長く咲かせるためには、いくつか育て方のコツがあります。
・日当たり
日光が足りないと、ツボミがつかなくなってしまいます。春から秋にかけては、屋外の日当たりが良い場所で育てましょう。直射日光が当たっても問題ありません。
・温度
ハイビスカスは、暑さに強い植物です。しかし、30℃を超える高温が続くと、株は弱り花もあまり咲かなくなってしまいます。真夏の特に暑い日には、なるべく風通しの良い涼しい場所に移動させるようにしましょう。なお、越冬させる場合は、気温が10℃以下にならないよう注意を。
・水やり
ハイビスカスは、水をたくさん必要とする植物です。土が乾いていたらたっぷり水をあげてください。特に、開花時期の水切れには要注意。ツボミが開く前に落ちてしまい、その後も花が咲かなくなってしまいます。
・肥料
ハイビスカスの花は、朝に咲きその日のうちにしぼみます。毎日花を咲かせるためには、液体肥料が欠かせません。開花時期には、1週間に1度程度、ハイポネックス原液を与えるようにしましょう。
・植え替え(鉢増し)
店頭で売られているハイビスカスは根詰まり気味になっている場合が多いため、そのままだと水切れを起こしやすくなります。ハイビスカスの苗を買ってきたら、できるだけ植え替え(鉢増し)をしましょう。生育期の植え替えは根を崩さないように鉢増しをすることが重要です。
大きめの鉢に植え替えるだけで、根の生育がスムーズになり、花の咲きも良くなります。
今年はお庭やベランダでハイビスカスを育てて、鮮やかな夏を楽しんでくださいね。
動画でわかりやすく!HYPONeX Smile
『ミニトマトのお手入れ』
HYPONeXのYouTubeチャンネルは植物の楽しみ方が充実しています。
是非、ご覧ください。
https://www.youtube.com/user/HYPONeXJAPAN
関連記事