Labyrinth バラの迷宮 pickup162 『ディジリー』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 独 タンタウ |
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花色 | ピンク |
花径 | 大輪 |
花型 | カップ咲き |
香質 | ダマスクとフルーツの強香 |
樹形 | 高さ0.8~1.2m木立性 |
ピンク色のカップ咲きの大輪。花径8~10㎝。
咲き始めはモーヴ色のトーンを感じる濃いピンク、次第にピンクとなる。四季咲き。ダマスクとフルーツの強香。
樹は高さ0.8~1.2mの直立性。シュートが勢いよく伸びる。
濃緑の照り葉で耐病性が高く国際コンクールで連続受賞。
2018年ADR認証、同年リヨンArmand zinsch賞とサヴェルヌ入賞、2020年ボローニャHT部門銀賞。
花名は「望む・待望の」の意味。2019年発表、日本で2023年に紹介。
耐病性が高い強健なHTタイプ。大輪系品種は一般に耐病性が劣る分を枝の伸長力など樹勢で補うが、この品種は高い耐病性を実現。
ADR認証品種の中でも、数少ない大輪系品種となっている。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。