Labyrinth バラの迷宮 pickup166 『ディコン』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
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花色 | 黄色 |
花径 | 中輪 |
花型 | おおらかなロゼット咲き |
香質 | ティー系の中香 |
樹形 | 高さ1.2×幅1.0mの木立性 |
はっきりした明るい黄色の花のおおらかなロゼット咲き中輪。房咲き。四季咲きでよく繰り返し開花。ティーの中香。
樹は樹高さ1.2×幅1.0mの木立性。樹勢が強く、うどんこ病・黒星病・べと病にとても強い。
殺菌剤散布は冬剪定後と夏剪定後の年に二回で葉をきれいに保つバラの家のタイプ0。高温多湿に強く、寒冷地でも良く育つ。
ロサオリエンティス プログレッシオの中でも、とくに育てやすい「パワースタイル」。2023年春発表。
黄色の花が健康的な葉の上に株全体に元気いっぱいに咲き、パワフル。
一般に耐病性がなく、枝が劣化しやすく、耐寒性がない従来の黄色のバラの欠点をすべて克服し、魅力的な花にすることを育種目標として実現された、完成度の高い黄色のバラ。
花名は小説『秘密の花園』の、天真爛漫で元気な野生児のような男の子の名から。
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。