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6月に咲く花5選| 梅雨を彩るおすすめ植物の育て方

6月に咲く花5選| 梅雨を彩るおすすめ植物の育て方

6月は雨の降る日が多くなり、気温も高くなりはじめます。お庭やベランダにきれいな花が咲いていると、雨で憂鬱な気分も吹き飛ばせるかもしれません。

夏の直前であるこの時期には、どのような花が咲くのでしょうか。今回は、6月に咲く花を5種類集め、特徴や育て方をご紹介します。ガーデニングで育てたい花をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

6月に咲く花1:アジサイ

アジサイ
アジサイ

6月の花といえばアジサイを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。梅雨に咲く花の代表的な存在で、この時期には日本各地でアジサイが咲き誇ります。

 

アジサイには多くの種類があります。よく見られる手まり咲きのタイプのほか、ガクアジサイやカシワバアジサイ、ヤマアジサイなどさまざまです。花の色は青系統や赤系統だけでなく、白色や緑色などのものもあります。お好みの花をつけるアジサイを見つけて、ご自宅で栽培してみましょう。

アジサイの育て方

アジサイの好む栽培環境

アジサイは乾燥に弱く、やや湿った土を好みます。花をきれいに咲かせるため、日当たりの良い場所へ植えると良いでしょう。

植えつけ

アジサイの苗木は12月~3月の落葉期に植えつけを行えます。ただし、寒さが厳しい真冬は作業を避けたほうが良いでしょう。また、花のついた鉢植えのアジサイを購入した場合は、花を一通り楽しんだ後に植え替えることがおすすめです。

土づくり

アジサイの花の色は土の性質によって変化します。青系統の花を咲かせたい場合は酸性、赤系統の花を咲かせたい場合はアルカリ性に傾けましょう。

 

ただし、白い花をつける品種をはじめ、土の酸度を変えても花の色に変化のないアジサイも見られます。購入する際、花の性質をチェックしておくと良いでしょう。

肥料

植えつけの際は、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を元肥として土に混ぜ込みます。

 

開花が近づいた5月頃に追肥しましょう。追肥には液体肥料ハイポネックス原液を1週間~10日に1回程度の頻度で与えましょう。

 

花後は6月、9月にお礼肥(追肥)を与えることで株を充実させることができます。

 

お礼肥(追肥)にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。

 

3月には寒肥を施しましょう。寒肥にはBrilliantGardenバラの有機肥料を施すことで「肥料」「土壌改良」の二つのすぐれた効果を発揮します。

水やり

アジサイを栽培するときは乾燥させすぎないように管理することがポイントです。水切れすると花つきが悪くなってしまうため気をつけましょう。鉢植えの場合は土の表面が乾いてから水をたくさんあげます。地植えは降雨に任せますが、雨が降らない日が続いたら水を与えましょう。土が乾きすぎないよう、マルチングすることもひとつの方法です。

花がら摘み

アジサイの花は、見頃が終わっても自然に落ちることなく、そのまま残り続けます。花後の7月~9月頃に剪定しておきましょう。秋になると翌年に向けて花芽ができ始めるため、夏の間に済ませておくことがおすすめです。

動画でわかりやすく!植物の育て方を解説!!

☘79:アジサイの育て方|土の性質によって花の色が変わるの?水やりや肥料の与え方などもご紹介

6月に咲く花2:クチナシ

クチナシ

しっとりとした梅雨の空気をまとい、白い花を咲かせるクチナシ。三大香木のひとつに数えられることもある、香りの良さが大きな特徴です。お庭に植えていれば、美しい花だけではなく、甘い芳香も堪能できます。

 

クチナシは樹高1mから2m程度に育つ低木ですが、鉢植えでも育てられます。樹高30cm程度のコンパクトな品種もあるため、栽培できるスペースに応じて選ぶと良いでしょう。

クチナシの育て方

クチナシの好む栽培環境

耐陰性がありますが、花をたくさん咲かせるためには日光の当たる場所に植えることがおすすめです。ただし、強い西日によって土が乾燥しやすいところは避けましょう。

植えつけ

クチナシの植えつけ時期は春もしくは秋です。鉢植えの場合は根鉢よりも一回りほど大きな鉢を準備して植えましょう。植えつけの際、根を傷めないように注意することも大切です。

肥料

植えつけ時に元肥を与えます。元肥には肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みます。

 

地植えのクチナシの場合、花後の7月頃にはお礼肥(追肥)を与えましょう。

 

お礼肥(追肥)にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。

 

冬になったら寒肥を施します。寒肥にはBrilliantGardenバラの有機肥料を施すことで「肥料」「土壌改良」の二つのすぐれた効果を発揮します。

 

鉢植えのクチナシには、生育期間の3月~10月には定期的に追肥することがおすすめです。追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。

 

ただし、真夏は株が弱りやすいため施肥はいったんストップしましょう。

水やり

クチナシは湿り気のある腐植質な土を好みます。乾燥を嫌うため、水の管理には気を配りましょう。基本的に、土の表面が乾いていたら水をたくさん与えることがポイントです。鉢植えの場合、夏場には朝と夕方の2回にわたって水やりが必要になることもあります。

アブラムシ対策

クチナシにはアブラムシが発生することがあります。見つけ次第、すぐに駆除しましょう。大量発生することも珍しくないため、薬剤を使って防除することもおすすめです。アブラムシを見つけたらアブラムシ退治と肥料やりが同時にできるハイポネックス原液殺虫剤入りがおすすめです。

剪定

クチナシの剪定適期は花後です。花後に伸びてきた枝に花芽がつくため、早めに剪定を済ませましょう。あまり強い剪定をせず、枝を整理する程度にとどめておくことがおすすめです。

冬越し

クチナシは耐寒性がやや弱いため、お住まいの場所によっては防寒対策が必要になります。鉢植えの場合は日光の差し込む室内へ移動しても良いでしょう。乾燥を防ぐため、エアコンの風が当たる位置は避けて配置します。地植えの場合は寒冷紗などで覆うことで寒さから木を守れます。

植え替え

根詰まりを防ぐため、鉢植えのクチナシは2年から3年に1回は植え替えましょう。植え替えの際、傷んでいる根があったら切り落とします。用土は古いものを使い回さず、新しい土へ交換しましょう。

6月に咲く花3:花菖蒲(ハナショウブ)

花菖蒲(ハナショウブ)

花菖蒲(ハナショウブ)は6月~7月にかけて見頃を迎えます。古くから園芸で人気の花で、大変多くの品種がつくられてきました。花の色は紫や青、白、ピンク、黄などさまざまです。草丈は高めで大ぶりの花を咲かせるため、ひとつ植えるだけでもとても華やかな印象になるでしょう。

花菖蒲(ハナショウブ)の育て方

花菖蒲(ハナショウブ)の好む栽培環境

花菖蒲は湿り気のある土に自生しています。ほかの花なら栽培が難しい湿った場所に植えても、花菖蒲なら問題なく花を咲かせることがあります。ただ、株元がずっと水に浸されているような環境は避けましょう。

 

あえて湿った環境をつくらず、一般的な鉢などに植えても元気に生長します。用土は市販されている草花用培養土で問題ありません。

 

また、花菖蒲は日光を好むため、日陰は避けたほうが無難です。日なたや半日陰へ植えてあげましょう。

植えつけ

花菖蒲の苗の植えつけ時期は春から初夏、もしくは秋です。作業の際は根鉢を崩さないようにしながら苗を取り出しましょう。

肥料

植えつけ時には元肥として緩効性肥料マグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。

 

元肥の量は少なめにして、追肥を続けていくことがポイントです。

 

発芽の時期には芽出し肥(追肥)を、花後にはお礼肥(追肥)を与えましょう。

 

9月から10月に施肥をして株を充実させることも大切です。追肥にはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。

水やり

花菖蒲は極端な乾燥を嫌います。植えつけからしばらくの間は水切れに注意しながら管理しましょう。また、蕾が出てから開花までの時期に水が不足すると、花がきれいに咲かないため注意が必要です。

植え替え

花菖蒲を何年も植えっぱなしにしていると、生育が停滞してくることがあります。鉢植えの場合は毎年、地植えの場合も数年に1回は植え替えてあげましょう。適期は開花直後です。

株分け

植え替えるついでに株分けを行うと効率的です。花菖蒲を掘り上げたら、葉を15cm~30cmほど残して切り落とし、根についた土を落としましょう。根はあまり小さく割りすぎず、2分割程度にとどめてもかまいません。

冬越し

花菖蒲は冬になると葉を枯らし、休眠期に入ります。地上部が枯れたらカットしておきましょう。冬の間も乾きすぎないよう、水の管理をすることが大切です。

6月に咲く花4:アガパンサス

アガパンサス

5月下旬頃から8月にかけて、青紫や白などの花を咲かせるアガパンサス。すっきりと伸びた茎に、小さな花をつける姿が特徴です。原産地は南アフリカで、ムラサキクンシラン(紫君子蘭)の和名を持ちます。草丈は品種によってさまざまです。1mを超える高性種もあれば、30cm程度の矮性種も見られます。

アガパンサスの育て方

アガパンサスの好む栽培環境

アガパンサスは幅広い場所で育てることができます。ただ、花をきれいに咲かせるためには、日当たりと水はけの良い環境を整えることがポイントです。日陰に植えると花が咲きにくくなるため気をつけましょう。

植えつけ

アガパンサスの植えつけ適期は3月~4月、9月~10月です。苗を購入したら、お好きな鉢や花壇などへ植えましょう。

土づくり

アガパンサスは過湿を嫌うため、水はけの良い場所へ植えましょう。地植えする場合は事前に腐葉土や堆肥を混ぜて耕しておきます。排水性を高めたい場合は鹿沼土や軽石などを加えると良いでしょう。鉢植えの場合は草花用培養土を活用することがおすすめです。ハイポネックス培養土 鉢・プランター用は、元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されたプランター栽培に最適な培養土です。

肥料

アガパンサスは少量の肥料で元気に育ちます。与えすぎないよう、適量を守ることが大切です。地植えの場合、春と秋に追肥を行います。鉢植えの場合、4月~6月、9月~10月に追肥しましょう。緩効性肥料で管理する場合は、バラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続するプランティア花と野菜と果実の肥料がおすすめです。

 

速効性の液体肥料で管理する場合は1週間~10日に1回の頻度でハイポネックス原液をあたえます。

水やり

アガパンサスは乾燥に強いため、地植えの場合はほとんど水やりの必要がありません。雨が降らない日が続き、土が乾燥していたときは水をあげましょう。鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと水やりを行います。

花がら摘み

アガパンサスの花が咲き終わったら花茎ごと切っておきましょう。ただし、種をとりたい場合や、莢(さや)を観賞したい場合はそのままにしておきます。

冬越し

アガパンサスのなかでも常緑性の品種は耐寒性が弱めです。株元は藁などで覆っておくと凍結を防ぎやすくなります。寒さの厳しい地域で育てる場合、鉢植えにして室内に移動させたほうが良いでしょう。

植え替え

地植えのアガパンサスは、何年も植えっぱなしのまま育てることができます。鉢植えの場合は3年ほど経つと根詰まりしやすくなるため、植え替えてあげましょう。

株分け

アガパンサスの根が混雑してきたら、植え替えのついでに株分けを行うことがおすすめです。根を掘り上げたら土を優しく落とし、株を分割しましょう。小さく分けると再び花がつくまでに長い期間が必要になります。無理せず大きめに分けることがコツです。

動画でわかりやすく!植物の育て方を解説!!

🌱054:アガパンサスの寄せ植え|#ハイポネックススマイル

6月に咲く花5:ヤマボウシ

ヤマボウシ

6月から7月にかけて開花するヤマボウシ。花びらに見えるのは総苞片と呼ばれる部分です。

 

よく似た花にハナミズキがあり、ひとめ見ただけでは見分けがつかないこともあります。その際は、総苞片の先端をチェックしてみることがポイントです。

 

総苞片の先がとがっているほうがヤマボウシ、くぼみのあるほうがハナミズキとなります。ヤマボウシは葉をつけた後に開花するのに対し、ハナミズキは開花後に葉をつける点も違いです。

 

加えて、ヤマボウシの実は甘く、食用できることが特徴です。ハナミズキの実は食べられないため気をつけましょう。

 

また、ヤマボウシは基本的に落葉しますが、常緑の品種も登場しています。お好きな品種を選んで育ててみましょう。

ヤマボウシの育て方

ヤマボウシの好む栽培環境

ヤマボウシは水はけの悪い環境を苦手とします。排水性の良い場所へ植えましょう。花をきれいに咲かせるためには日光が必要ですが、強い西日を避けられる場所がおすすめです。

植えつけ

ヤマボウシの苗木の植えつけは、12月~3月の間に済ませます。元肥を施した用土に植え、水をたくさん与えましょう。鉢植えの場合は小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたものなどがおすすめです。

肥料

ヤマボウシはそれほど頻繁に肥料を与えなくても元気に育ちます。毎年、冬から早春の間に寒肥を施しましょう。鉢植えの場合、花後にお礼肥を与えることもおすすめです。追肥にはPlantia (プランティア)花と野菜と果実の肥料がおすすめです。

 

Plantia 花と野菜と果実の肥料は、元肥・追肥に使用することができ、植物の生育に必要な成分をバランス良く配合した有機入り緩効性肥料です。

水やり

地植えの場合はほとんど水やりしなくても問題ありません。ただし、植えつけ直後はまだ根がしっかりと張っていないため、土が乾いていたら水をあげましょう。乾燥が続いた時期も同様に水やりします。鉢植えの場合は、鉢土が乾いていたらたっぷりと水をあげましょう。

剪定

ヤマボウシの樹形は自然と整うため、大がかりな剪定はほとんど行いません。不要な枝をカットしたい場合は、12月~3月のタイミングで済ませましょう。また、花後の時期にも軽い剪定が行えます。

おわりに

6月の梅雨の時期にも、花を咲かせる植物はたくさんあります。湿気に強いものもあれば乾燥を好むものもあり、性質はそれぞれ異なります。

 

ご自宅の環境も考慮し、育てやすい特徴を持つ植物を選びましょう。ぜひ、今回ご紹介した内容も参考にしながら6月に咲く花を育て、ご自宅でさまざまな花の観賞を楽しんでください。

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ハイポネックス原液

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プランティア 花と野菜と果実の肥料

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元肥マグァンプKを配合!鉢やプランターにそのまま使える培養土

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