Labyrinth バラの迷宮 pickup172『コリン クレイヴン』
NewRoses玉置編集が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
---|---|
花色 | 藤色 |
花径 | 中輪 |
花型 | ロゼット咲き |
香質 | ティーとハーブの中香 |
樹形 | 高さ1.3×幅1.1mの木立性 |
落ち着いた藤色の中輪が上を向いて咲く。宝珠弁を多く重ねるロゼット咲き。房咲きで春はとくに大きな房に。
花保ちが良い。四季咲き。ティーとハーブの中香。樹は木立性で高さ1.3×幅1.1m 。
ややや大きめの葉は深みのある色で花とのバランスが良く、耐病性が高い。花は上を向いて咲く。2021年発表のロサ オリエンティス プログレッシオ。
花名は小説『秘密の花園』で、病弱なメアリー・レノックスと一緒に母の死後荒れ放題だった秘密の花園を蘇らせ、自らも健康になった男の子の名。
うどんこ病、黒星病に強く、月に一度の殺菌剤散布で一年間きれいに葉を維持。バラの家の殺菌剤散布のめやす区分のタイプ1。樹勢もある。
通常の木立性バラのように育てられ、初心者にも。
著者紹介
関連記事
関連記事
玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。