更新日:2024.04.05
【インテリアグリーン】乾燥に強い植物12選!育てやすい植物をご紹介します。
乾燥に強い植物を選べば、メンテナンスが簡単になり忙しい方にもおすすめです。
インテリアグリーンを置きたいけれど、「家を不在にすることがある」、「毎日の水やりは大変」と断念している方はぜひ「乾燥に強い」植物を選んでみてください。
今回は乾燥に強く育てやすいさまざまな植物を紹介します。
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サボテン類
学名 Cactaceae 科名 サボテン科 原産地 南北アメリカ 分類 多年草 耐寒性 強 耐暑性 強 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月生育期植えつけ・植えかえ施肥 -
金のなる木
学名 Crassula portulacea 科名 ベンケイソウ科 別名 成金草(なりきんそう)、花月(かげつ 原産地 南アフリカ 分類 多年草 耐寒性 弱 耐暑性 強 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月開花時期植えつけ・植えかえ施肥 -
ユッカ(青年の木)
学名 Yucca elephantipes 科名 キジカクシ科 別名 ユッカ・エレファンティぺス 原産地 北アメリカ大陸から中央アメリカ 分類 常緑低木 耐寒性 弱~中 耐暑性 強 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月開花時期植えつけ・植えかえ施肥
- 目次
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- 乾燥に強い植物とは?
- エアプランツ
- エアプランツの情報
- エアプランツを育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- エアプランツのお手入れ方法
- 多肉植物
- 多肉植物の情報
- 多肉植物を育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく!【 枝元政樹の園芸塾‼】
- 多肉植物のお手入れ方法
- サボテン
- サボテンの情報
- サボテンを育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- サボテンのお手入れ方法
- ローズマリー
- ローズマリーの情報
- ローズマリーを育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- ローズマリーのお手入れ方法
- アイビー(ヘデラ)
- アイビー(ヘデラ)の情報
- アイビー(ヘデラ)を育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- アイビー(ヘデラ)のお手入れ方法
- 金のなる木
- 金のなる木の情報
- 金のなる木を育てる最適な環境
- 金のなる木のお手入れ方法
- ガジュマル
- ガジュマルの情報
- ガジュマルを育てる最適な環境
- ガジュマルのお手入れ方法
- パキラ
- パキラの情報
- パキラを育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- パキラのお手入れ方法
- サンスベリア
- サンスベリアの情報
- サンスベリアを育てる最適な環境
- サンスベリアのお手入れ方法
- ユッカ
- ユッカの情報
- ユッカを育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- ユッカのお手入れ方法
- クワズイモ
- クワズイモの情報
- クワズイモを育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- クワズイモのお手入れ方法
- カポック(シェフレラ)
- カポック(シェフレラ)の情報
- カポック(シェフレラ)を育てる最適な環境
- 動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
- カポック(シェフレラ)のお手入れ方法
- まとめ
乾燥に強い植物とは?
植物はもともと自生している環境が異なるため、日当たりや水やり、土の状態などの好みもさまざまです。
たとえば、強い日差しを好むものや半日陰を好む植物、寒さに強いものや暑さに強い植物など特性は異なります。
とくに水やりの頻度は日々のメンテナンスに大きく影響するため、水切れを起こさないよう1日2回の水やりや腰水、葉水が必要な植物もあります
仕事で帰宅が遅い、不在にすることが多いという忙しい方にとってはメンテナンスが心配になってしまうでしょう。
一方、乾燥に強い植物は砂漠など水分の少ない環境でも生育できるように、葉に水分を溜め込んでおいたり葉から水分を吸収したりできる特徴があります。
そのため、頻繁に水やりをしなくても元気に育ってくれるため、忙しい方は乾燥の強さをポイントにして植物を選ぶことをおすすめします。
植物を地植えにする場合は、基本的に降雨のみで育ちます。そのため、夏場の日照りが続かない限り水やりはほとんど必要としません。
鉢植えでも土が乾燥してから水やりすればよく、頻繁に水やりせずにすむ植物ばかりです。
エアプランツ
エアプランツはあまり水を必要としません。根があまり発達しておらず、空気中の水分を葉から取り込む性質を持っています。
園芸品種を含めて2,000種ほどがあり形状もさまざまで、壁掛けにしたり天井から吊したり、流木に飾ったりもできるインテリア性の高さが特徴です。
エアプランツの情報
【原産地】
エアプランツは北アメリカ〜中南米が原産です。
【樹高・草丈】
10cm〜1mほどです。
エアプランツを育てる最適な環境
【日当たり】
エアプランツは明るい日陰がベスト、室内のレースカーテン越しで育てます。屋外の場合は、直射日光が当たらない場所に置きましょう。
【温度】
20〜30度が適温です。寒さに弱く5度以下になると枯れる恐れがあるため、屋外で育てる場合は、10度を下回ったら屋内に移動させましょう。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
エアプランツのお手入れ方法
【水やり】
1週間に1〜2回ほど霧吹きでスプレーして、葉がしっかり湿るようにたっぷり与えます。夏場は夕方以降の涼しい時間、冬場は昼間の暖かい時間にあげましょう。
週に1〜2回の水やりが難しい場合は、月に1回容器に水を溜め、エアプランツを2〜5時間ほど水に浸ける方法でも健康に育ちます。
水につけたあとは風に当て、しっかりと乾かしてあげるのがポイントです。
【肥料】
春と秋に液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると、大きな株に成長し葉のツヤも出ます。液体肥料は2000倍に薄め、水やりの際に吸収させるとよいです。
多肉植物
多肉植物は葉に水を溜め込むのが特徴で、ぷっくりしたフォルムが印象的な植物です。
多肉植物は1万以上の原種があるといわれており、園芸品種を含めるとさらに豊富な種類があるため、好みのものがきっと見つかります。
カラフルな石のような見た目をしている「リトープス」や「コノフィツム」、プチプチっと小さい葉がたくさん集まった「パキフィツム」や「セネキオ」、バラのように葉が広がった「ハオルチア」や「アガベ」などが人気です。
異なる種類の多肉植物を寄せ植えして、自分だけのアレンジを楽しむのもおすすめです。
多肉植物の情報
【原産地】
南アフリカや中央アメリカ、メキシコ、マダガスカルなどの乾燥地帯が原産地です。
【樹高・草丈】
10cmほどの小ぶりな品種や、数mほどの大きさに生育する品種があります。
多肉植物を育てる最適な環境
【日当たり】
多肉植物は、日当たりのよい場所を好みます。ずっと日陰の場所に置いておくと、葉が色あせたり徒長したりすることがあるため、直射日光を避けた日当たりのよい場所を選びましょう。
【温度】
多肉植物は品種により、適温が異なります。屋外の場合は冬越しが心配ですが、品種によっては高地原産の寒さに強い植物もあります。
動画でわかりやすく!【 枝元政樹の園芸塾‼】
多肉植物のお手入れ方法
【水やり】
多肉植物の水やりは2週間〜1ヵ月に1回が目安で、土が全体的にしっかりと乾いてからあげるのがポイントです。
葉にしっかりと水分を溜め込むため、高温多湿を嫌います。とくに夏場は湿度が高くなるため、株が傷みやすくなる季節です。
春になり暖かくなったら水やりを控えていきます。
【肥料】
多肉植物は生育のスピードがゆっくりです。大きく育てたい場合や葉挿しなどの方法で増やしたい場合は、定期的に肥料を与えます。
液体肥料『ハイポネックス原液』を2,000倍に薄め10日から1週間の頻度で与えます。
サボテン
サボテンはトゲが特徴的な植物で、乾燥した砂漠地帯で自生するまさに乾燥に強い植物の代表格です。
実は多肉植物の仲間で、過酷な環境でも耐えられるよう葉や茎、根に水を蓄える性質があります。
サボテンの情報
【原産地】
南米、アメリカ、メキシコが原産で、砂漠などの乾燥地や高地など、他の植物が育たない場所で自生しています。
【樹高・草丈】
品種によってさまざまで、数cmサイズの小ぶりなものだと100円ショップなどでも販売されています。
サボテンを育てる最適な環境
【日当たり】
サボテンは日当たりのよい場所で育てますが、直射日光は葉焼けを起こす恐れがあるため、日差しが強い場所は避けます。過湿は苦手なため、風通しのよい場所がおすすめです。
【温度】
暑さに強いですが、寒さにはそこまで強くありません。温度が5度を下回るようであれば、屋内に取り込んで管理します。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
サボテンのお手入れ方法
【水やり】
春と秋は土が乾いてから2〜3日後の午前中に、鉢底から流れるくらいたっぷりと水やりします。
夏場は土が乾いてから5〜7日後、夕方から夜にかけてのタイミングで与え、冬場は断水します。
【肥料】
植え替かえの際に、緩効性肥料『BotaNice ボタナイス 置くだけ!カンタン錠剤肥料』を少量与えます。
また株を大きくし花を咲かせたい場合は、生育期に肥料を施します。
緩効性の置肥『BotaNice ボタナイス 置くだけ!カンタン錠剤肥料』を月に1回、または即効性の液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間〜10日に1回の目安で与えます。
ローズマリー
ローズマリーは、香り高い人気のハーブです。常緑性でグリーンを1年中楽しめ、春から初夏にかけては花を咲かせます。
インテリアグリーンとしても楽しめ、香りの良さが引き立つため料理のアクセントとしても活用できる万能な植物です。
上に真っ直ぐ伸びる木立性(こだちせい)と、地を這うように伸びる匍匐性(ほふくせい)の品種があります。
品種によって見た目は異なりますが、ハーブとしての香りのよさは同じです。
ローズマリーの情報
【原産地】
ローズマリーは地中海沿岸部が原産です。
【樹高・草丈】
ローズマリーは基本的に低木ですが、品種によって30cm〜2mほどになるものもあります。
ローズマリーを育てる最適な環境
【日当たり】
日当たりのよい場所を好み、真夏の日差しにも強いのが特徴です。日当たりが少ないとあまり花を咲かせなくなります。
【温度】
日本の気候でも育てやすいですが、寒冷地は防寒してあげるとよいでしょう。夏の高温多湿の環境は苦手なため、風通しをよくしてあげます。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
ローズマリーのお手入れ方法
【水やり】
鉢植えの場合は土の表面が乾いてから2〜3日後にたっぷりと与え、地植えの場合は基本的に降雨のみで育ちます。
ローズマリーは葉が固くしっかりとして萎れにくいため、水切れに気づきにくい点に注意が必要です。
【肥料】
ローズマリーを植えつける際は、土に腐葉土や堆肥を施します。
さらに花つきをよくして耐寒性を高めるために、10〜11月ごろの追肥にはばらまくだけで肥料効果が約2カ月間持続する『Plantia(プランティア)花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。
アイビー(ヘデラ)
アイビー(ヘデラ)は、楓のような形の葉が可愛らしいつる性の植物です。
品種によって葉の模様や形状はさまざまあり、年間を通して葉をつけるため庭のグランドカバーや寄せ植えなどにもよく用いられています。
生育が盛んで、簡単な手入れでとてもよく育ってくれます。垂れ下がるようにつるが伸びていくため、ハンギングにするのもおすすめです。
アイビー(ヘデラ)の情報
【原産地】
北アフリカ、ヨーロッパ、アジアなどの乾燥した地域が原産です。
【樹高・草丈】
つるの長さが10mを超えて生育することもあります。
アイビー(ヘデラ)を育てる最適な環境
【日当たり】
アイビー(ヘデラ)は日当たりを好みますが、斑入り品種は直射日光に当てると葉焼けを起こす場合があります。
レースカーテン越しの日差しがよいため、カーテンレールにハンギングして飾る方法がおすすめです。
【温度】
霜に当たると葉の色が悪くなることがあるため、3度以上をキープできる場所に置きます。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
アイビー(ヘデラ)のお手入れ方法
【水やり】
土の表面が乾燥したらたっぷりと水やりします。
【肥料】
植えつけの際に緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込みす。
4〜10月にかけては、液体肥料『ハイポネックス原液』を少しずつ与えるか、安定した肥料効果が2か月間持続する『プロミック 観葉植物用』錠剤肥料を与えます。
金のなる木
金のなる木は丸くて肉厚な葉が特徴で、名前のとおり枝にお金がなっているかのように見える植物です。
葉や茎に水分を溜め込んでおけるため乾燥に強く、11〜2月の冬シーズンに花を咲かせてくれる観賞度の高さもあります。
大きく育たないと開花しない品種もあるため、花を楽しみたい場合は小さい株でも花をつける品種がおすすめです。
金のなる木の情報
【原産地】
南アフリカが原産です。
【樹高・草丈】
50cm〜3mほどです。
金のなる木を育てる最適な環境
【日当たり】
日当たりのよい場所が適しています。日照不足になると、株が弱まったり花付きが悪くなったりします。
【温度】
耐寒性にも優れますが、基本的には暖かい場所を好むため5度以上をキープできる場所に置きます。
金のなる木のお手入れ方法
【水やり】
春〜夏にかけて土の表面が乾いてから数日あけて水やりし、冬場は月に1〜2回ほどに控えます。
【肥料】
春から夏は安定した肥料効果が2か月間持続する『プロミック 観葉植物用』を与えるか10日から1週間に1回の頻度でうすめた液体肥料『ハイポネックス原液』を水やりの代わりに与えます。
ガジュマル
ガジュマルはぷっくりとした太い幹が特徴で、幹の途中から出る気根は岩などに絡みつきながら伸びて生育します。
気根は人の脚にも見え、愛着がわきやすい観葉植物です。生命力も強く、コンクリートや建物を突き破るほどの強さがあるとされています。
ガジュマルの情報
【原産地】
沖縄や屋久島、東南アジアなど熱帯地域〜亜熱帯地域に分布しています。
【樹高・草丈】
ガジュマルの生育スピードは早く、数年で1〜2mほどに生育し、大型のものは20mを超えることもあります。卓上サイズのコンパクトに育てられるものもあります。
ガジュマルを育てる最適な環境
【日当たり】
日当たりのよい場所を好みますが、夏場の直射日光は葉焼けを起こすことがあるため、夏場は直射日光が当たらない場所に移動させてください。
耐陰性もあるため、日差しが入る場所であれば屋内でも育てられます。
【温度】
ガジュマルは暑さに強いですが、寒さは弱いです。最低気温5度以上を保てるよう、冬場は屋内で育てるのがおすすめです。
ガジュマルのお手入れ方法
【水やり】
春から秋の気温が高いときは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりしてください。
気温が低くなってきたら水やりの頻度を減らし、土の表面が乾いて2〜3日空けてから水やりします。
【肥料】
春から秋にかけて液体肥料『ハイポネックス原液』を10日から1週間に1回、または緩効性の置肥『プロミック 観葉植物用』を与えます。
パキラ
パキラは5〜9枚の広がった葉としっかりとした幹が特徴で、長く親しまれている観葉植物です。
幹が膨らんだものや2〜3株の幹を編み込んだものなど、見た目が工夫されたものがたくさん市販されています。
パキラの情報
【原産地】
パキラは中南米が原産です。
【樹高・草丈】
10cm〜2mほどですが、本来は20mくらいまで育つ大型の植物です。
パキラを育てる最適な環境
【日当たり】
室内に置く場合は、日差しの入る窓辺に置きます。耐陰性があるため室内でも問題なく育ちますが、暗い場所だと徒長しやすくなるため、週に2〜3日ほど外で日光浴をさせるとよいです。
【温度】
寒さには弱いため、室内で育てるのがおすすめです。最低10度以上をキープします。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
パキラのお手入れ方法
【水やり】
土の表面が乾燥したら、たっぷりと水やりします。冬場に寒さで葉が落ちている場合は、2週間〜1か月に1回程度の水やりでかまいません。
【肥料】
春から秋にかけて液体肥料『ハイポネックス原液』を10日から1週間に1回、または緩効性肥料置肥『プロミック 観葉植物用』を2か月に1回与えます。
サンスベリア
サンスベリアは、艶やかなグリーンカラーと流線形をした肉厚の葉が特徴です。
葉色は単色タイプや横縞などの模様が入るタイプがありますが、どの品種も部屋に合わせやすくインテリア性を高めてくれます。
丈夫で枯れにくく、管理に手のかからない育てやすい植物です。
サンスベリアの情報
【原産地】
サンセベリアは熱帯アフリカや南アフリカ、マダガスカルなどの、熱帯地方や乾燥地帯が原産です。
【樹高・草丈】
5cm〜1mほどです。
サンスベリアを育てる最適な環境
【日当たり】
サンスベリアは日光を好みますが、耐陰性もあるため室内でも十分に育てられます。長時間の直射日光は葉焼けを起こすため、レースカーテン越しの日当たりが望ましいです。
【温度】
適温は20〜25度、最低気温は10度以上をキープする必要があるため、鉢植えで育てるのがおすすめです。
サンスベリアのお手入れ方法
【水やり】
春と秋は鉢の土が乾燥してから2〜3日後、夏は鉢の土が乾燥してから5日後に水やりします。冬場の水やりは、月1回くらいの頻度に控えます。
【肥料】
5〜10月ごろの生育期は、緩効性置肥『プロミック 観葉植物用』を2か月に1回、またはうすめた液体肥料『ハイポネックス原液』を10日から1週間に1回の頻度で与えます。
ユッカ
ユッカはシャープな葉先と太い幹が特徴で、スタイリッシュな雰囲気のある観葉植物です。乾燥に強いため育てやすく人気があります。
ユッカの情報
【原産地】
北アメリカから中央アメリカが原産です。
【樹高・草丈】
30cm~1.5mほどです。
ユッカを育てる最適な環境
【日当たり】
日当たりのよい場所が適しています。
【温度】
25度が適温、3度以上をキープできる場所に置きます。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
ユッカのお手入れ方法
【水やり】
土が乾いたらたっぷりと水やりします。冬場は土が乾燥してから4日ほどあけて水やりします。
【肥料】
春から秋にかけて液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間〜10日に1回、もしくは安定した肥料効果が2か月間続く緩効性肥料置肥『プロミック 観葉植物用』を与えます。
クワズイモ
クワズイモはサトイモの仲間で、大きなハート型の葉をしています。食べられないため「食わず芋」と呼ばれるようになりました。
クワズイモの情報
【原産地】
東南アジア〜中国、日本南部、オーストラリアなど世界中で自生している植物です。
【樹高・草丈】
10cm~2m
クワズイモを育てる最適な環境
【日当たり】
クワズイモは耐陰性も少しあり明るい日陰でも育つため、室内の日当たりのよい場所がおすすめです。ただし、あまりに暗い場所は株が弱まったり葉色が薄くなったりします。
【温度】
適温は25度前後、10度以上をキープできる場所が適しています。冬場は室内に取り込み、窓際も冷え込むことがあるため窓から離した場所に置きましょう。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
クワズイモのお手入れ方法
【水やり】
春夏は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷり水やりします。秋ごろから徐々に水やりを控え、冬場は土の表面が乾いてから2〜3日後に水やりします。
【肥料】
植えかえの際に土に緩効性肥料『マグァンプK中粒』を混ぜ合わせ、5〜10月の生育期は液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると、株や葉を大きく育てられます。
カポック(シェフレラ)
カポック(シェフレラ)は手の平のように葉を広げて生育し、お部屋のアクセントになる観葉植物です。日当たりや温度、湿度を苦手とせず、どのような環境でも比較的育てやすいです。
カポック(シェフレラ)の情報
【原産地】
カポック(シェフレラ)は、中国南部や台湾が原産です。
【樹高・草丈】
15cm~1.5mほど
カポック(シェフレラ)を育てる最適な環境
【日当たり】
窓の近くなど、明るい場所に置くのがベストです。日当たりと風通しのよい場所を好みますが、光が差し込む場所であれば、ある程度どの場所でも育ってくれます。
あまりに暗い場所は徒長したり、葉が枯れたりすることがあります。
【温度】
カポック(シェフレラ)は0度までの耐寒性があり、暖かい地域であれば屋外でも育てられます。
ただし、霜がつくような寒さでは傷んでしまうため、霜がおりない場所に移動させる必要があります。
動画でわかりやすく植物の育て方を紹介する【PlantiaQ&A】
カポック(シェフレラ)のお手入れ方法
【水やり】
カポック(シェフレラ)は、4〜10月にかけて鉢の土が乾いたらたっぷりと水やりします。
夏場は毎日水やりをしてください。冬場は水やりを控えて、土が乾いてから2〜3日ほどあけて水やりします。
【肥料】
4〜10月にかけて液体肥料『ハイポネックス原液』を10日〜2週間に1回、もしくは緩効性肥料を置肥『プロミック 観葉植物用』与えます。
2か月に1回与えます。
まとめ
水やりを頻繁にしなくてすむ乾燥に強い植物であれば、忙しい日々を過ごしている方もおすすめです。
観葉植物として人気の植物や多肉植物、エアプランツ、ハーブ、花を咲かせる植物までさまざまなタイプがあります。
置き場所の条件やインテリアに合う植物を選び、グリーンのある暮らしをぜひお過ごしください。