オレガノ
- 分類:シソ科/多年草
- 原産地:地中海沿岸
- 草丈:50~80cm
- 使用部分:葉、花
- 用途:料理、お茶、美容健康、クラフトなど
- 効能:発汗、殺菌、老化防止、消化促進など
about オレガノ
古代ギリシア語では「山の喜び」と言う意味の「オロス・ガノス」が語源の由来とされているオレガノ。
幸せを呼ぶハーブとして婚礼で使われることもあったそうです。
また、和名は「ハナハッカ」とついており、花も楽しめる多年草です。小さな赤紫色の花が球のように集まって咲くため、とてもかわいらしい花です。
オレガノの作用
オレガノに含まれるカルバクロールという成分は抗酸化作用があります。
免疫力を高めたり、老化防止などにも役立ちます。また、ビタミンも豊富に含まれており、中でもビタミンEが多く含まれます。
ビタミンEも強い抗酸化作用があります。これによって細胞の酸化を防ぎ、老化を抑えてくれるのです。ダメージを受けた細胞を修復してくれる作用もあるため、動脈硬化やがんの予防にも役立ちます。
栽培
寒さと乾燥には強いので、丈夫で育てやすいハーブのオレガノ。ですが、高い湿度は苦手です。梅雨や夏場は刈り込んで風通しを良くすると安心です。
しっかり根が張るため、鉢植えで育てると根がぎっしりと詰まってきます。毎年春に植え替えて、根を少し刈ってあげると良いですね。
オレガノも挿し木で増やすことが可能です。
活用法
イタリア料理には欠かせないと言われるオレガノ。ピザにとっても合うといわれているのは、トマトソースとの相性の良さからでしょう。「ピザ・ハーブ」なんて呼ばれることもあるそうです。
イタリア料理だけでなく、メキシコ料理で使用されるチリパウダーにもオレガノをパウダー状にしたものが含まれているそうです。
タイムと同じように、シソ科の植物が持つ清涼感が肉や魚の臭みを消してくれます。煮込み料理などで使われるハーブの束「ブーケガルニ」にも使えます。
じつはオレガノは、ハーブティとしても楽しめるのです。乾燥させたオレガノの葉でハーブティを淹れると、咳を鎮めるなどの作用もあります。
この記事で紹介された植物について
- 分類:シソ科/多年草
- 原産地:地中海沿岸
- 草丈:50~80cm
- 使用部分:葉、花
- 用途:料理、お茶、美容健康、クラフトなど
- 効能:発汗、殺菌、老化防止、消化促進など