更新日：2017.03.15

Labyrinth バラの迷宮 pickup2『ラレーヌドゥラニュイ La reine de la nuit』

NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”

目次

DATA
著者紹介

DATA

作出	フランス　デルバール
花色	濃赤色～ピンク色に赤茶色の絞り
花径	中輪
花形	波状弁抱え咲き
香質	微香
開花	四季咲き
樹形	半横張性シュラブ
樹高	1.5ｍ×幅1.0m

バラのモード最前線。先端層注目の斬新な花色はいかにもデルバールのバラ。

トゲの少ない枝先をしなやかに伸ばして、春は大房咲きとなりブーケのよう。

葉は小さめで耐病性はとても高い。デルバールの試作圃場に長く作られ、2015年日本独自発表。

玉置の命名案が採用された花名「夜の女王」は、モーツァルトの歌劇『魔笛（まてき）』に登場。

ソプラノ歌手が唄うコロラトゥーラ（高音をトリルなど技巧的な装飾の華やかな旋律でいろどる）のアリアは著名。

著者紹介

玉置一裕

バラの専門誌『New Roses』編集長。

『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやＰＲプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。