更新日:2017.07.06
室内で植物を育てたい方におすすめ。インテリアにもなるサボテン品種3選
気軽な園芸として人気のサボテン栽培。しかし、いざ園芸店に行っても、種類がたくさんあってどれがいいのかわからないという方は多いかもしれません。そこで今回は、室内で育てるのに適した大きさや形で、なおかつ愛らしいルックスの品種をピックアップしてみました。あわせて、サボテンの上手な育て方のコツについてもご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
インテリアにも♡室内で育てたい人におすすめ品種
・白鳥(ハクチョウ)
白鳥は、タンポポの綿毛のように白くホワホワとしたトゲが特徴的なサボテンです。子株をつけて群生する性質があり、コロンとした丸いサボテンがいくつも集まっている様子はとってもキュート。鮮やかなピンク色の花も、とてもきれいです。育て方も簡単ですので、サボテンを初めて育てるという方にもおすすめできます。
・金冠竜(キンカンリュウ)
金冠竜は、球体の茎を覆うように生えた金色のトゲが非常に美しいサボテンです。どこか気品ある佇まいは、スタイリッシュな雰囲気のお部屋のインテリアにぴったりなのではないでしょうか。
育て方の注意点として、湿気の多い場に置いているとトゲが汚くなることがありますので、風通しに気をつけましょう。
・緋牡丹(ヒボタン)
緋牡丹は、赤やピンク、黄色、オレンジの鮮やかな花をつけるサボテンです。火が灯っているようなそのルックスから、キャンドルサボテンとも呼ばれています。とてもアーティスティックなルックスですが、緋牡丹は一般的なサボテンとは異なる不思議な性質を持っています。というのも、緋牡丹には茎部分がなく、他のサボテンを台木にしてその先端に花を接ぎ木して育てる品種なのです。このような性質から、長期間栽培するのは難しいため、切り花のような感覚で楽しむのに向いています。
室内でサボテンを育てるコツは?
室内でサボテンを育てる際に最も気をつけたいのは、「置き場所」です。サボテンは、一般的な植物に比べて生命力が強く、厳しい環境でも生育しますが、湿気や直射日光は苦手です。レースのカーテン越しの明るい窓辺や、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
また、水のやりすぎ・やらなさすぎはNG。春と秋の生育期には1~2週間に1度程度、夏と冬の休眠期には1カ月に1度程度を目安に、サボテンの状態を見ながら調整してください。
サボテンといっても、さまざまな品種があります。今回は、3種類のサボテンをご紹介しましたが、ほかにも魅力的な品種はたくさん。ぜひいろいろなサボテンを見て、お気に入りのものを探してくださいね。
この記事で紹介された植物について
サボテン類
学名:Cactaceae /科名:サボテン科 /原産地:南北アメリカ /分類:多年草 /耐寒性:強/耐暑性:強
独特のフォルムと雰囲気で、変わらぬ人気があります。茎は筒型または球型になり、小さな葉は針状もしくは退化しています。水やりや施肥などの手間が少なく、生長スピードがゆっくりで長く楽しめるのも魅力です。