更新日:2017.08.25
産毛が可愛い『セトーサ』
ベンケイソウ科エケベリア属の『セトーサ』。多肉植物の中でも種類が多いエケベリア属ですが、その中でもちょっと特徴的な、白いモサモサとした毛を生やします。
エケベリア属ならではの葉数の多さとコロンとした形に、さらに産毛を生やすので見た目が可愛らしく、育てている方はもう溺愛です。育て方は少し気を遣いますが、愛着が湧いて来ますよ。
今回は、エケベリア属の中から『セトーサ』をご紹介します。
白い産毛がキュート、なおかつ華やかな存在感も
葉色は綺麗なグリーンで葉数が多く、白い産毛を生やした『セトーサ』。まるで赤ちゃんの産毛みたいですね。葉がみっちりと密集していてとても可愛らしい多肉植物です。
他の多肉植物と合わせて寄せ植えをしてみても、綺麗なグリーンでしっかりまとまり感を出しつつも、花のような葉数の多さが華やかさを引き出してくれますね。
温度管理は低めに、夏場は注意
エケベリア属の中でも『セトーサ』は、特に標高の高いところで生息する種類で、温度管理には少し注意しましょう。日本の高温には耐え難いそうです。夏場の直射日光に当ててしまうと、葉焼けを起こしやすいので室内の涼しいところやエアコンの冷気が当たるところで管理するのが◎。
白い毛は寒さに耐えられるように生えたのかもしれませんね。
色鮮やかな暖色系の花
『セトーサ』は初夏頃になると茎を伸ばし、黄色と赤のグラデーションの花を咲かせます。まるで別の植物のような色鮮やかさが特徴です。
あまり水をあげすぎると、葉があまり密集せず縦にスカスカの状態で伸びてしまうので、乾燥気味で大丈夫なので少しづつ水をあげましょう。
この記事で紹介された植物について
セトーサ
学名:Echeveria setosa 科・属名:ベンケイソウ科・エケベリア属 原産地:メキシコ